ダンスも国際協力も。多彩な経験が教えてくれた「自分らしい働き方」
学生時代は、ダンスサークル、NPO・国連フォーラム、文化祭での語劇と、さまざまな活動に注力していました。その中でも特に印象深いのは、ダンスサークルでの経験です。友人とチームを結成して様々なコンテストに励む中で、目標に向かって努力することの大切さ、そしてメンバーに対してしっかり思いを伝えることの重要性を学びました。
また、NPO活動ではルワンダで働く女性を支援するため、彼女たちが手作りしたバッグを日本で販売し、資金を現地に送金する活動に携わりました。国連フォーラムでは、1年間のプロジェクトに参加し、社会人や大学生が混じる環境で、スリランカの内戦後復興における国連活動を学びました。実際に国連機関を訪問したり、現地の学校などでインタビューをしたりして、現地で本当に求められていることを肌で感じることができました。文化祭の語劇では、リーダーとしてストーリー、配役、大道具、小道具など全体指揮に関わり、ゴールに向けた準備について学ぶことができました。
こうした経験を通じて、就職活動では明確な軸を持つようになりました。大切にしていたのは、自らが中心となって物事を動かせること、海外で活躍できること、そして若手の内から裁量をもって仕事ができることです。業種は特に絞っていませんでしたが、NPOでの活動や国連フォーラムでの経験から、民間企業でまずはビジネスの基礎を学びたいという思いがありました。
豊田通商については、5大商社に次ぐ総合商社であり、アフリカ地域という特異な地域へ足を踏み入れている面白い企業というイメージを持っていました。入社の決め手となったのは、就職活動中に一番最初に内定をいただいたこと、大学時代専攻していたスワヒリ語が生かせること、そして海外で比較的若手の内から活躍できることでした。学生時代の多様な経験すべてが、自分らしいキャリアの選択につながったと感じています。
経理からアフリカ事業へ。フランス語研修を経て挑んだCFAO実習の2年間
入社後は営業経理部に配属され、主に自動車経理とアフリカ経理を担当しました。3年間、経理業務の基礎から税務対応、さらには代理店立ち上げ時の営業サポートなど、幅広い業務を経験することができました。この期間は、会社の事業を財務面から支える役割の重要性を学ぶとともに、アフリカビジネスへの理解を深める貴重な時間となりました。
4年目には、アフリカ本部の営業部へ本部間異動となり、企画販促グループでSDGsのプロジェクトを考えたり、部の横断プロジェクトの管理を担当しました。5年目にはバリューチェーングループへ異動し、セカンドチャネル販売店舗の立ち上げや、ケニアへの中古車販売立ち上げに携わりました。6年目には再び企画販促グループでSDGs関連業務を行い、夏からはフランス語研修のためフランスのトゥールへ派遣されました。そして、その後CFAOでの実習へと至ったのです。
CFAOでの実習・駐在は2年間にわたりました。マーケティンググループでは代理店の販売実績管理ツールの管理を担当し、商品・価格グループでは特価サポートや架装の価格設定、架装会社への連携業務を実施しました。
入社後に感じたギャップについてですが、私は特に人の良さという点で豊田通商に惹かれて入社を決めました。実際に入社してからも、その印象にギャップはありませんでした。社員の人柄の良さは期待通りで、安心して働ける環境だったことを覚えています。
ホルムズ封鎖との闘い。物流課題に挑む、アフリカモビリティ営業の日々
私は現在、アフリカモビリティ部営業業務グループに所属しています。私たちの部署のミッションは、アフリカ34か国にて日野トラックの年間販売計画を達成すること、そしてアフリカ51か国におけるスズキ四輪の販売サポートを行うことです。
営業業務グループでの私の担当は、スーダン・CPSへの日野トラック販売です。主任という立場で、代理店とのオーダー会議に臨んだり、派遣社員の方とチームを組んで日々の出荷サポートを実施したりしています。また、メーカーに対する販売連絡のとりまとめも私の役割です。スーダン市場は中国メーカーや欧州メーカーと戦う必要がある市場で、販売を伸ばすことと代理店の販売サポートのために配分獲得やメーカーとの特価交渉などを行っています。
今年の4月に異動してきたばかりで経験は浅いのですが、すでに大きな課題に直面しています。直近の中東情勢による物流課題、そしてメーカーの商品値上げによる競争力の低下とどのように戦っていくかが目下の課題です。特にホルムズ封鎖による影響で航路確保に苦労しています。
こうした困難な状況ではありますが、現在の中東情勢における物流の課題を、日々物流部や代理店と連携をとりながら解決策を探っていくことに大きなやりがいを感じています。また、特定の商談に関する特価取り付けの交渉も難しいのですが、特価獲得に向けて取り組むことにやりがいを感じます。異動したばかりで日々が挑戦の連続ですが、こうした課題を一つひとつクリアしていくことで、自分自身の成長を実感しています。
「1000台超え」と代理店サポート強化。素直さを持った仲間と共に挑む未来
数年の短期目標として、4月からの新しい仕事で「スーダン・CPSで日野販売を伸ばし、汎アフリカで昨年の1000台を超える」ということを掲げています。昨年は1000台という実績がありましたが、それを超えていくことが私たちのミッションです。そのために、代理店訪問で現地現物をして、統合後の新生日野自動車とともに代理店サポートを強化していきたいと考えています。現地に足を運び、実際の状況を自分の目で見て、代理店の方々と直接対話することで、本当に必要なサポートが何かを把握し、共に成長していきたいと思っています。
中長期的には、まだ見えていない部分もありますが、私生活では家庭をもちつつ、できる限りキャリアも積んでいきたいと考えています。今まではプレーヤーとして業務をすることがほとんどでしたが、これからはマネージャーに向けて意識を変えていきたいと思っています。自分が動くだけでなく、チームを率いて目標を達成していく立場へと成長していくことが、今後の私の課題です。
最後に、採用候補者の皆さんにメッセージをお伝えしたいと思います。この会社の最も魅力的なのは、人です。私は入社以降、本当に部長・Glをはじめ周りの方に恵まれ、支えられてここまで来ました。この人たちのために働こう、と思える人がたくさんいることが、この会社の何よりの強みだと感じています。
そして、どんな人に活躍してほしいかというと、自分から挨拶ができるといったような人間性の部分、目の前のことを受け入れ楽しむというマインドを持った方です。また、素直さがある方、いつも初心を忘れず、どんな人からも学ぼうとする姿勢がある方に、ぜひジョインしてもらいたいと思っています。このような方々と一緒に働くことで、私たちのチームはさらに成長し、目標を達成していけると確信しています。皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。

