「正解」を探すより「考え抜く姿勢」が、トヨタの営業へと導いた
高校時代は、ひたすらサッカーに打ち込んでいました。チームとして目標を掲げ、そこに向けて毎日練習を重ねる日々の中で、目標達成に向けて継続的に努力する力が自然と身に付いたように思います。その後、大学では経済学部に進学しました。経済学の幅広い分野に触れながら、授業や自主学習を通じて知識を深めることを意識していました。単に講義を受けるだけでなく、主体的に学びを深める姿勢を大切にしていたことは、今の自分にも活きていると感じています。
就職活動が始まった当初は、正直なところ、自分に合った仕事が何なのか全く分からない状態でした。周囲が少しずつ進路を決めていく中で、自分だけが取り残されているような不安を感じることも多かったです。それでも自己分析を繰り返す中で、自分の価値観や大切にしたいことを一つずつ整理していきました。すぐに答えが見つかるわけではありませんでしたが、その経験を通じて、正解を探すのではなく、自分で考え抜く姿勢の大切さを学んだと思っています。
自己分析を重ねていく中で、「人と接しながら、自分の力で成果を出せる仕事がしたい」という軸が少しずつ見えてきました。そこで注目したのが営業職です。単に商品を売るのではなく、自分の提案や工夫によってお客さまに価値を感じてもらい、購入していただける点に大きな魅力を感じました。自分の働きかけが直接成果として表れる仕事であることも、やりがいを強くイメージできる理由の一つでした。特に、高額で影響力の大きい商材を扱う仕事に興味を持ち、車や不動産業界について積極的に調べていきました。
そうして最終的にたどり着いたのが、トヨタモビリティ東京です。入社前は、トヨタ自動車の直営店として規模が大きく、安定した経営基盤を持つ企業というイメージを持っていました。トヨタブランドの信頼性と品質をもとに、お客さまに安心して価値を提供できる環境だと感じていたことも、最初に惹かれたポイントです。
入社の決め手となったのは、そのブランド力に加えて、変化に積極的に挑戦している企業姿勢でした。各販売チャネルの統合(これまで別々に展開していた複数の販売ブランドを一本化する取り組み)など、新しい取り組みに前向きに取り組んでいる点が印象的でした。自動車業界が大きく変化していく中で、その中心にいる企業の一員として成長しながら、日本の経済を支える一端を担いたい。そんな思いが、入社を決意させてくれました。
「車を売る仕事」だけじゃない。営業職の奥深さに気づいた入社後の日々
入社後は、まず接客の基礎やお客様本位の考え方を身につけるための研修から始まりました。お客さまにとって何が最善かを常に考えながら行動する姿勢を、研修を通じて丁寧に学んでいきました。その後は、商談の進め方や提案力を高める研修、そして保険をはじめとする金融分野に関する専門知識の研修へと段階的にステップアップしていきました。「これだけ幅広い知識が必要なんだ」と、最初は少し驚いた記憶があります。
入社後から現在まで、営業職として同じ店舗に在籍し、お客様対応や商談業務に一貫して携わってきました。同じ職場で経験を積み重ねてきたからこそ、お客さまとの関係性も深まり、店舗のことを隅々まで把握できるようになったと感じています。
実際に働き始めてみて、最初に感じたのは「思っていた仕事とは少し違う」というギャップでした。入社前は、営業職といえば主に車を販売することが仕事の中心だと思っていたんです。ところが実際には、お客様対応をはじめ、車の点検や整備のご案内、さらには保険の提案まで、車の販売以外にも非常に幅広いサービスを提供していることを知りました。
単に車を売るだけでなく、お客さまの生活に寄り添いながら、長期的な関係を築いていく仕事なんだと気づいたとき、営業職の奥深さを改めて実感しました。点検や整備の案内を通じてお客さまの安全を守ること、保険の提案を通じて万が一のリスクに備えていただくこと――こうした付加価値を提供することの重要性を、日々の業務のなかで少しずつ学んでいきました。
最初は覚えることの多さに戸惑うこともありましたが、研修で培った基礎と先輩方のサポートのおかげで、一つひとつ着実に対応力を身につけることができました。今振り返ると、この入社直後の経験が、現在の自分の仕事への向き合い方の土台になっていると感じています。
法人契約で実感した「信頼関係こそが最大の提案力」という気づき
現在の仕事内容は、自動車の販売を中心に、点検のご案内や保険の提案、お客様対応、事務処理など多岐にわたります。一つひとつの業務をこなすだけでなく、お客さまとの長期的な関係を築いていくことを常に意識しながら日々の仕事に向き合っています。
特に印象に残っている成功体験は、法人のお客さまへの提案です。所属する店舗では、もともと法人のお客さまとの取引が少ない状況でした。そこで私は、まず関係構築を最優先に考え、お客さまのニーズや課題を丁寧に把握しながら提案を重ねていきました。その結果、複数台の車をご購入いただけるようになり、その後のアフターフォローを通じて信頼関係をさらに深めることができました。最終的には、任意保険のフリート契約(複数台の車両をまとめて管理する保険契約)の大口案件もお任せいただけるまでになりました。自分の提案がお客さまの課題解決に直結したと実感できた瞬間で、この仕事をしていて本当によかったと感じました。
一方で、苦労した経験もあります。書類作成業務が集中して重なった時期に、業務量の多さに対応しきれず、優先順位をうまくつけられないまま仕事が滞ってしまったことがありました。その経験から、やるべき業務を整理し、スケジュールを自分でコントロールすることの大切さを痛感しました。現在では、毎日の業務の優先順位を意識的に整理し、計画的に取り組むことで、安定したペースで仕事を進めることができるようになっています。
入社前と比べて成長を感じるのは、仕事に対する責任感と、相手の立場に立って考える視点です。お客さまと直接向き合う機会が多い職種だからこそ、相手が何を求めているのかを理解しようとする姿勢が自然と身に付いてきました。また、以前は自分本位に物事を判断してしまうことがありましたが、今では店舗全体としての動きを意識し、チームの一員として行動できるようになったと感じています。個人の成果だけでなく、チームで結果を出すことへの意識が高まったことも、この仕事を通じて得た大切な変化のひとつです。
チームの中堅として、後輩育成とマネジメントへの挑戦が始まる
今後の短期的な目標として、まず意識しているのは「チームの中堅」としての役割を果たすことです。これまで積み上げてきた営業経験を自分だけのものにするのではなく、後輩たちと積極的に共有しながら、チーム全体の底上げに貢献していきたいと考えています。
営業という仕事は、どうしても個人の成果に目が向きがちです。しかし私が働いてきた中で感じたのは、チームで支え合うからこそ、より高いサービス品質や成果につながるということでした。だからこそ、自分自身の営業力をさらに磨きながら、後輩が成長できる環境をつくることにも力を注いでいきたいと思っています。
中長期的な目標で言えば、将来的にはチームや店舗全体を牽引できるような存在へと成長することをめざしています。メンバー一人ひとりが持っている力を最大限に発揮できる環境をつくること、そして組織として継続的に成果を出し続けられるマネジメントに挑戦していきたいという想いがあります。個人として結果を出すだけでなく、チームとして勝ち続けられる仕組みをつくっていくことが、私が描くキャリアの姿です。
最後に、就職活動をされている方や入社を検討している方に向けて、この会社の魅力についてお伝えしたいと思います。手厚い福利厚生に加え、風通しの良い職場環境は、安心して長く働き続けられる大きな要素だと感じています。社員同士の距離が近く、相談や意見交換がしやすい雰囲気は、特に入社間もない時期に大きな支えになります。
また、弊社ではチーム制を取り入れており、個人だけでなく店舗全体で成果を目指していく風土が根付いています。一人で抱え込まず、メンバー同士が支え合いながら取り組むことができる環境は、営業職としてのやりがいをより大きくしてくれると思います。
活躍できるのは、主体的に動ける力とチームを大切にするマインドを持った方です。お客さま一人ひとりに寄り添い、自ら考えて行動しながらも、周囲と積極的にコミュニケーションを取り、協力し合いながら成長していける方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。少しでも気になっている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。

