「車といえばトヨタ」への憧れと、心理学で培った人を見る力
学生時代、私は心理学科に所属し、人の行動心理について深く学びました。人は商品の機能だけではなく、安心感や信頼関係、そして相手からの伝え方によって行動が変わる——そのことを学んだとき、「これは接客や営業の場面でそのまま活かせる知識だ」と感じたことを今でも覚えています。
アルバイトでは、アパレルショップでの接客を経験しました。お客さまに対してすぐに商品をすすめるのではなく、まずはどんな場面で着用されるのか、普段はどのような服装をされているのかを会話の中から引き出すことを意識していました。また、お客さまの表情や反応を見ながら、話すスピードや説明の仕方を都度変えるよう心がけていました。この経験を通じて、言葉だけではなく相手の非言語的なサインを読み取ることの大切さを実感しました。
サークル活動では、野球部のキャプテンを務めました。当時のチームは学年間の壁があり、コミュニケーション不足から試合での連携ミスが目立っていました。そこで私は、練習後に全学年を混ぜたミーティングを週1回実施し、一人ひとりが意見を言える場をつくりました。さらに練習メニューもポジションごとのグループ制にして、学年に関係なく交流できる環境を整えました。その結果、声がけが増え、試合での連携ミスが減り、チーム全体の雰囲気も大きく改善されました。最終的には大会で優勝することもでき、チームワークと計画性の大切さを身をもって学んだ経験です。
就職活動では、自動車が好きなことと、人と話すことへの興味から、自動車業界での営業職を軸に企業を探していました。とくに、お客さまと一度きりの関係で終わるのではなく、長くお付き合いできることに強く魅力を感じていました。
自動車業界に絞って活動していたため、各企業の特色や福利厚生、営業スタイルの違いを細かく調べる必要があり、それが一番苦労した点でした。同じトヨタ系列であっても、地域によって企業形態が異なり、それぞれの特色を把握するのに時間がかかりました。ノルマがどの程度なのか、自分に営業が務まるのかという不安もありました。
そんな中、入社を決めた理由はいくつかあります。まず、トヨタグループというブランド力と会社の安定性です。「車といえばトヨタ」というイメージは就活前からずっと持っており、その一員として働けることへの魅力は大きかったです。また、福利厚生がしっかりしていること、接客を通じて高いスキルを身に付けられる環境があること、そして東京という大きな市場での販売に携われることも決め手となりました。採用選考の過程では、人事の方がとても親身に対応してくださり、不安に思っていたことも気軽に相談できました。説明会の後に質問しに行くと、細かいことにも丁寧に答えてくださり、「この会社なら安心して飛び込める」と感じたことが、最終的な後押しになりました。
覚えることの多さに驚いた入社後、研修で積み上げた「プロの土台」
入社してまず驚いたのは、研修の幅広さと密度でした。ビジネスマナーや社会人としての心構えから始まり、商品知識、商談の基礎、保険の知識まで、本当にさまざまなことを一から学んでいきました。さらに、実務補助を通じた店舗研修もあり、座学で得た知識を実際の現場で試しながら、プロフェッショナルとして活躍するためのスキルを段階的に身につけていったのです。
研修を終えて配属されてからも、仕事は営業が中心です。お店ごとにやり方や雰囲気の違いはありますが、大切にしている基本的なことは変わらないと感じています。お客さまと向き合い、信頼を積み重ねていく、その姿勢は配属された日から今も一貫しています。
入社前に思い描いていた仕事と実際の仕事の間には、いくつかのギャップも感じました。一番大きかったのは、「覚えることの多さ」です。車に関する知識はもちろん、保険の改定(保険の内容や条件が定期的に見直されること)への対応、そして書類まわりの手続きも、状況によって対応が変わることがあります。「こんなにも日々インプットが必要なのか」と、最初はその量に戸惑いを覚えました。
ただ、それと同時に、この仕事の奥深さも実感しました。お客さま一人ひとりの状況は異なりますし、商品や制度も常に変化していきます。だからこそ、常に最新の知識を持ち、お客さまに最適な提案ができる存在でなければならないのだと、少しずつ理解するようになりました。大変だと感じる部分はありつつも、それが自分を成長させてくれる環境でもあると今は思っています。
「自分のファンを増やす」ことが、営業の一番の成功体験だと気づいた
現在の仕事を一言で表すと、「車を売ること」になります。ただ実際には、車両の販売だけでなく、保険商品のご提案や書類手続き、そしてお客さまとの日々のコミュニケーションまで、幅広い業務を担当しています。お客さまと直接対面する現場の仕事ですから、よりよい提案をすることはもちろん、コンプライアンス(法令や社内規則の遵守)にも常に気を配りながら、お客さまとの信頼関係を大切に築くことが私のミッションです。
お店の中では主任という立場でありながら、促進グループのリーダーとしての役割も担っています。促進活動とは、ご来店いただいたお客さまのニーズをヒアリングし、最適な提案を行ってご購入につなげる活動のことです。私自身がお客さまと向き合うだけでなく、チーム全体の提案力を高めるために、ミーティングを通じてお客さまの聞き出し方や提案方法をメンバーと共有する取り組みも続けています。情報をチーム全員がアクセスできる形で管理することで、一人ひとりのお客さまに対して質の高い対応ができるよう心がけています。
仕事を続けてきた中で、一番うれしかった経験は「紹介の連鎖」が生まれた瞬間です。日々お客さまのニーズを丁寧に把握して提案を重ねた結果、受注をいただけたことも喜びでしたが、それ以上に心に残っているのは、そのお客さまが別のお客さまをご紹介してくださり、さらにその方からもご紹介をいただけたことです。「自分のファンを増やせている」という感覚は、数字以上に大きなやりがいを与えてくれます。営業という仕事の本質は、一時的な売上ではなく、長期的な信頼関係にあるのだと実感しました。
一方で、苦い経験もあります。まだ知識が十分でない時期に、わからないことをわかるように答えてしまい、お客さまからお叱りを受けたことがありました。それ以来、知らないことは「確認してからご連絡します」と正直に伝えることを徹底するようになりました。正確な情報をお伝えすることが、結果的にお客さまの信頼につながると学んだのです。
また、書類業務の難しさにも苦労しました。車を一台販売するだけでも、覚えるべき書類の手続きは非常に多く、ミスをすると納期が遅れてお客さまにご迷惑をおかけすることになります。この経験から、正確さと丁寧さを意識した仕事の進め方が身に付いたと感じています。学生時代と比べて大きく変わったのは、礼儀や話し方、立ち振る舞いといった社会人としての基本的なふるまいです。さらに、社会の動きや経済の状況にも自然と関心を持つようになり、視野が広がったことを日々実感しています。
「何でも対応できるセールス」へ。お客さまの生活を支える仕事の魅力と未来像
直近の目標としてめざしているのは、「何でも対応できるセールス」になることです。車の販売という仕事は、単に商品を売るだけではありません。お客さまの生活スタイルや移動にまつわるさまざまなご要望に応えるモビリティサービス(車を中心とした移動や生活を支援するサービスの総称)を提供していく仕事でもあります。だからこそ、どんなご相談でも、どんな場面でも、「あの人に聞けば大丈夫」と思っていただけるような存在になりたいと思っています。
特定のお客さまや特定の状況にしか対応できないセールスではなく、幅広い知識と対応力を備えることで、お客さまにより深く寄り添えると感じています。そのためにも、日々の業務の中で学びを積み重ねること、そして一つひとつの商談を大切にすることを意識し続けていきたいです。
中長期的には、今現在は主任という立場にあるので、さらに上の管理職として活躍することをめざしています。個人の営業力を高めるだけでなく、店舗全体の運営管理に携わりながら、若手の育成にも積極的に関わっていきたいと考えています。自分自身がこれまでの経験を通じて学んできたことを、次の世代にしっかりと伝えていく役割を担っていきたいです。
入社を検討している方にぜひこの会社の魅力をお伝えしたいと思います。この会社は東京都内最大級の販売ネットワークを持ち、車を売るだけではなくお客さまの生活を幅広く支えるモビリティサービスを提供しています。また、今後の社会の変化にも迅速に対応できる体制が整っており、変化の激しい時代においても安心してキャリアを築いていける環境だと感じています。
一緒に働きたいのは、お客さまに真剣に寄り添い、長期的な信頼関係を築くことを大切にできる方です。今、私たちのチームは「ONEチーム」という考え方のもと、メンバー全員が協力し合いながら仕事に取り組んでいます。個人の力だけでなく、仲間と力を合わせながら新しいことに挑戦していける方に、ぜひ入社していただきたいと思っています。
そして、活躍するために大切なのは、特別なスキルよりも「やる気」と「前向きな姿勢」だと私は思っています。相手の話をしっかり聞ける「聞き上手」であること、そして誰に対しても愛想よく接することができること。こうした姿勢が、お客さまとの信頼関係を育み、チームの中での存在感にもつながっていきます。難しいことを考えすぎなくていいです。まず前向きに飛び込んでみてください。一緒に成長していきましょう。

