「負けず嫌い」が日本一・世界一を目指す原動力になった少年時代
子どもの頃の私は、何事にも興味を持ち、好奇心旺盛でわんぱくな少年でした。外でボールを使った遊びが大好きで、友達と一緒に走り回っていた記憶が今でも鮮明に残っています。習い事も遊びも、とにかく負けることが大嫌い。何をやるにしても全力で取り組む性格は、子どもの頃からずっと変わっていません。
習い事として始めたのが空手でした。好きな教科が体育だったくらい体を動かすことが好きだった私にとって、空手はとても自分に合っていました。そのまま体育学部武道学科の空手道専攻コースに進み、学生時代の4年間はほぼ空手だけに捧げたと言っても過言ではありません。
転機が訪れたのは高校進学のタイミングでした。地元を離れ、寮での共同生活が始まったのです。同じ志を持つ仲間たちと朝から夜遅くまで寝食をともにしながら稽古に励む毎日は、今思えばとても濃密な時間でした。しかし最初から順調だったわけではありません。環境の大きな変化に戸惑いながら、トップクラスの先輩たちを前にするたびに自分の未熟さを痛感し、毎日のように心が折れそうになっていました。
それでも諦めなかったのは、負けず嫌いな性格があったからでしょう。苦しい稽古も、仲間と一緒に乗り越えていくうちに、いつの間にか「日本一、世界一を取りたい」という目標が自分の中に芽生えていました。そしてチームとして切磋琢磨した結果、インターハイで優勝を果たすことができたのです。あの瞬間の達成感は、今でも私の支えになっています。
そんな学生時代の中で、最も大きなターニングポイントとなったのが、高校の監督との出会いです。さまざまな困難や苦しい局面に直面するたびに、監督は心の広さを持って私たちに向き合い、他人のために全力になる姿を見せてくれました。「こういう人間になりたい」と心から思える存在に出会えたことは、私の人生にとって何にも代えがたい財産です。
空手道を通じて学んだのは、技や強さだけではありません。礼儀や礼節、挨拶の大切さ、そして忍耐力や精神力。共同生活の中で育まれた、仲間を気遣う心や思いやり、感謝する気持ちも、今の私を形づくる大切な土台になっています。
「自分を採用しないと損」採用担当の言葉が背中を押した入社の決断
就職活動を始めた当初、自分に何ができるのか、どんな仕事が向いているのか、正直まったくわかりませんでした。漠然とした不安を抱えながらも、企業を探す軸として意識していたのは「営業職で自分自身の成長ができること」と「自分の良さを生かせる環境であること」の二つでした。数ある選択肢の中でトヨタの販売店という選択肢が浮かび上がってきたのは、「世界一のトヨタの販売店なら間違いない」という直感的な印象があったからです。規模感の大きさと、ブランドへの信頼感が最初のきっかけでした。
ただ、会社の規模やブランド力だけで入社を決めたわけではありません。採用選考を通じて、採用担当の方の人柄にとても惹かれました。会社の良さや魅力を一方的に伝えるのではなく、学生一人ひとりのための採用活動をしていると感じられる姿勢が印象的で、「この人たちが働く会社なら信頼できる」と思えたのです。実際に現場で働く方々の様子を見ても、特に若い世代のスタッフが楽しそうに仕事をしているのが伝わってきて、自分もここで働きたいという気持ちが固まっていきました。
採用選考の面接で、今でも鮮明に覚えているエピソードがあります。緊張してうまく話さなければと焦っていた私に、採用担当の方がこんなアドバイスをしてくださいました。「うまく話そうとか考えず、自分を採用しないと会社として損しちゃうよというくらいの強気で面接するといいよ」という言葉です。そのひと言で肩の力がすっと抜けて、自分らしく話せるようになった気がしました。採用のプロセスにおいてもこれほど学生に寄り添ってくれる会社は他にはないと感じ、入社への迷いがなくなりました。
入社後は、社会人としてのマナーからトヨタの歴史・販売店の歩み、トヨタの一員としての心得まで、座学やグループワークを通じてしっかりと学ぶ機会がありました。さらに、車の構造や仕組みといった基礎知識から、見積もり作成やロールプレイング(実際の接客を模擬した実践訓練)といった実務的な経験も積ませてもらいました。店舗研修では商談への同席や日常業務を経験し、配属後のイメージをリアルに描けるようになっていきました。最初は一人でできる仕事がほとんどなかった私ですが、研修を経るごとに少しずつできることが増えていったことを実感しています。現在はトヨタの営業スタッフとして、日々お客さまと向き合う仕事を担当しています。
「竹内さんだから」と言わせた、お客さまに寄り添う営業スタイルの確立
現在は、トヨタの成城店に所属し、ご来店いただいたお客さまへの応対をはじめ、定期点検や保険のご案内、車両のご提案など、幅広い営業業務を担当しています。店舗全体として「どの項目でも全社一位を目指す」という高い目標を掲げており、私自身も若手として誰よりも元気よく、全力で業務に取り組むことを心がけています。
また、成城店では各スタッフが特定分野のスペシャリストを担う制度があり、私はファイナンス(割賦=月々の分割払いによる車の購入方法)と中古車・特装部門を担当しています。この担当の中でとくに難しいと感じているのが、すでに十分な資産をお持ちでローンを組む必要のない方や、金利の高さを気にされている方に対して、当社の割賦商品の魅力をいかに伝えるかという点です。お客さまそれぞれの状況やニーズに合わせたプランを提案することが求められるため、日々試行錯誤しています。
入社当初は、わからないことだらけで失敗やミスを繰り返し、お客さまからお叱りの声をいただくこともありました。お客さまからお困りのお電話をいただいても、「確認してから折り返します」という対応しかできず、その場でサポートできないもどかしさを強く感じていました。ミスや失敗が続く時期には落ち込むこともありましたが、そんなときに支えてくださったのが上司や先輩方です。一緒に改善策を考えてくださり、「次に同じミスをしないためにどうするか」「今できることは何か」を前向きに整理することで、少しずつ自信を取り戻すことができました。
今では、お客さまからのお電話に対してお待たせすることなくその場でサポートできるようになり、日々の経験の積み重ねを実感しています。やりがいを感じる瞬間は、お客さまから感謝の言葉をいただくときです。中でも特に印象に残っているのは、「竹内さんだから車の購入を決めました」「困っていたけど、これで安心しました」というお言葉をいただいたときのことです。営業スタッフとして、単に車を売るだけでなく、お客さまが困ったときに頼れる存在でいることの大切さを改めて実感できた瞬間でした。
入社前と比べて最も成長したと感じるのは、「相手の立場や目線になって物事を考える力」です。お客さまとのやり取りを重ねる中で、お客さまがまだ口にしていないタイミングで「次にこういったご相談があるかもしれない」と先回りして提案や行動ができる場面がとても増えました。この力が身に付いたことで、思いやりや感謝の気持ちも以前より深く感じるようになったと思っています。
「1番に頼りたい」と思われる存在へ。先輩後輩を超えた信頼を築くために
直近の目標としてまず大切にしているのが、お店の中で先輩・後輩の立場を問わず、誰からでも頼られる存在になることです。「何かあったらまず竹内に相談しよう」「これは竹内に頼みたい」と思っていただけるようになりたいというのが、今の私の正直な気持ちです。
そのためにまず取り組んでいるのが、正しい商品知識・業務知識をしっかりと身につけることです。車の移動や点検の受付といった日常業務から、お客さまやスタッフからの相談ごとまで、どんな場面でも自信を持って対応できるようになることが前提だと感じています。知識がなければ、どれだけやる気があっても相手の期待には応えられません。だからこそ、何事にも全力で向き合い、日々の業務のひとつひとつを丁寧に積み重ねていくことが重要だと思っています。
中長期的には、まずは営業スタッフとしてできる限り多くの車両を販売し、実績を着実に積んでいきたいと考えています。その先には、管理職・基幹職(会社の中核を担うリーダー的なポジション)をめざすというはっきりとした目標があります。ただ、自分に足りないものも正直に見えています。スケジュール管理の力と、現場で積み重ねるべき経験値。この二つはまだまだ不十分だと感じているので、日々の業務を通じて意識的に鍛えていきたいと思っています。
これから入社を考えている方には、ぜひ伝えたいことがあります。どんな企業に就職しても、楽しいことも辛いことも、必ずどちらも訪れます。そんなとき自分を助けてくれるのは、結局のところ「人」なのだということです。私自身も仕事の中でそれを強く実感してきました。だからこそ、今まで以上に人と人とのつながりを大切にしてほしいと思います。
この会社は、年齢に関係なくさまざまなことに挑戦でき、自分自身を成長させられる環境が整っています。休日が多く残業も少ないため、仕事だけでなくプライベートも充実させやすい点も魅力のひとつです。そして何より、思いやりを持った社員が多く、人と人とのつながりを大切にする社風があるので、日々の仕事がとても働きやすく楽しいものになっています。
活躍できるのは、積極的に物事へ取り組める人、常に誰かのために考えて行動できる人だと思います。プロ意識を持って高い志と強い責任感を持ち、何より元気よく挨拶やコミュニケーションを大切にできる方であれば、この職場できっと力を発揮できるはずです。やる気に満ち溢れた仲間と一緒に、ここで成長していきましょう。

