やかましいくらい活発だった少年が、バスケと法律で磨いた思考力と責任感
子どもの頃の自分を一言で表すとしたら、「やかましいくらい活発な子ども」だったと思います。気になることがあればとことん首を突っ込むような性格で、じっとしていることが苦手でした。外で遊ぶことも好きでしたが、特に兄と一緒に室内でゲームをして過ごす時間が大好きで、物心ついたころからゲームは欠かせない存在でした。
習い事は習字とバスケットボールに取り組んでいました。中でもバスケットボールは小学校の6年間ずっと続け、チームのキャプテンを務めました。キャプテンという立場は、単に試合で活躍するだけでなく、チーム全体をまとめ、仲間と目標に向かって責任を持って取り組むことが求められます。その経験を通じて、人の前に立つことへの自覚と、やり遂げることの大切さを体で覚えたような気がしています。
大学では法学部に進学し、ゼミでは会社法を専攻しました。法律の勉強では、判例(実際の裁判で示された法的判断の先例)や教科書をひたすら読み込みながら、当時の解釈や学説の違いについて深く考える日々が続きました。法学部での学びで特に鍛えられたのは、物事を客観的に整理し、場合分けして考える力です。感情ではなく、根拠と論理をもとに答えを導くという習慣は、今の仕事にも確実に生きていると感じています。
勉強以外では、競技ダンス(社交ダンスをコンペティション形式で行うサークル活動)に打ち込んでいました。ほぼ部活と呼べるほど本格的なもので、技術だけでなく、パートナーとの連携や表現力も問われる競技です。また、アルバイトは塾講師と飲食店の2つを並行して続けていました。塾講師では相手に伝わるように説明を組み立てる力が、飲食店では現場での対応力や誠実な接客の大切さを学びました。特に、実際に店舗に客として訪れた際に受けた丁寧で誠実な接客が強く印象に残っており、「こういう関わり方をしたい」と思わせてくれた原体験のひとつになっています。
振り返ってみると、バスケットボールでの責任感、法学部での論理的思考、そしてアルバイトを通じた対人経験──それぞれの場所での積み重ねが、今の自分の土台を形づくっていると感じます。
縁がつないでくれた内定。「顧客第一」の企業へと踏み出した一歩
就職活動をはじめるにあたって、まず考えたのは「どんな仕事をしたいか」という軸でした。社会人としてのスタートは営業職から始めようと決めていて、その中でも何を扱う営業にするかをじっくりと考えました。候補として挙がったのが、有形商材である車の営業です。手に取って確認できる、形のある商品を通じてお客さまと向き合う仕事に魅力を感じていました。
一方で、就職活動の適性検査などで事務職への適性も示されていたことから、人事職や総合職といった方向性も並行して検討していました。営業か事務系か、どちらの道もありうると感じながら、幅広く企業を見ていた時期でした。
入社前に抱いていた会社のイメージは、「顧客を第一に考えている企業」というものでした。説明会や選考を通じて感じ取ったそのイメージは、実際に入社してからも変わっていません。むしろ、現場で働く中でその印象がより確かなものになっていると感じています。お客さまのことを真ん中に置いて考える姿勢が、組織全体に根づいているのだと実感しています。
入社の決め手を一言で表すなら、「縁」という言葉がいちばんしっくりきます。営業職を軸に企業を絞り込んでいく中で、ご縁をいただいて内定をもらえたことが、この会社への入社を決定づけました。選択肢を比較検討した末というよりも、自分が大切にしていた軸と、会社が持つ雰囲気や理念がうまく重なった結果として、自然な流れで進んでいったように思います。
入社後は、まずコンプライアンス(法令や社内規則を守るための取り組み)や接客に関する全体研修からスタートしました。社会人として、また企業の一員として必要な基礎をしっかりと学ぶ時間でした。その後は店舗実習に移り、複数の店舗を経験しながら合計6カ月にわたって現場を学びました。
複数の店舗を経験したことで、それぞれの現場の雰囲気や業務の流れを肌で感じ取ることができました。研修という形式ではありながら、実際のお客さまと接する中で、入社前に感じていた「顧客第一」という企業の姿勢を、日々の業務を通じて体感していきました。その6カ月間の積み重ねが、現在の仕事への土台になっていると感じています。
「滞りなく一回で済ませる」ことへの誇り。自動車営業の現場で積み上げる日々
現在は営業スタッフとして日々の業務をこなしています。具体的には、商談・受注・納車、そして納車後のアフターフォローまでを一貫して担当しています。店舗にかかってくる問い合わせの電話への対応など、日々さまざまな仕事が舞い込んでくるため、それをいかに的確にさばくかも重要な役割のひとつです。
チームの中では最年少スタッフという立場にあり、新しい物事を積極的に学んで周囲に展開していくことが自分に求められていると感じています。たとえば、新たな車の登録方法(車を正式に使用できる状態にするための行政手続き)が導入された際には、率先して実践し、他のスタッフに教えたり、実際に隣について補助したりしました。まだ若手だからこそ、新しいことに飛び込む速さや柔軟さで貢献できると思っていますし、そういった場面で「自分がチームの役に立てた」と感じられるのはうれしい瞬間のひとつです。
一方で、苦労した経験もあります。確認不足や経験不足から、急ぎの対応が突然発生してしまったり、入力したつもりのデータが実は入っておらず、お客さまへの案内が予定通りにできなくなってしまったことがありました。また、仕事全体の把握ができていないまま業務量が増えてしまい、処理しきれない状態に陥ったこともあります。当時はかなり大変でしたが、こうした経験が「事前に確認する」「仕事の全体像を把握してから動く」という姿勢につながっていると感じています。
成長という観点では、入社後にデータ整理の業務が多かったこともあり、パソコンに関する知識は確実に増えました。また、お客さまへの提案をスムーズに進めるために、事前準備をしっかり行う姿勢も身に付いてきたと感じています。以前は思いつきで動いてしまうこともありましたが、今は「準備があってこそ、話がうまく進む」という実感を持てるようになりました。
派手な成功体験があるわけではありませんが、確認漏れなく、一回で仕事を完結させられたとき、自分の中でひとつ成長できたと感じます。そういった小さな積み重ねが、今の自分をつくっていると思っています。
「守破離の破」ができる仲間と、月5台・副店長への道を歩む
直近の目標として自身で掲げているのは、月の受注台数を増やすことです。今は3年目になりますが、新車・中古車を合わせて月5台の受注を安定して獲得できるようになりたいと考えています。受注台数という数字は、営業担当としての実力を測るうえでわかりやすい指標です。まずはこの目標を着実に達成していくことが、今の私に課せられた課題だと感じています。
より長い視点では、主任へのステップアップを経て、30代後半には副店長として店舗を引っ張っていける存在になりたいと思っています。マネジメントの立場に立つためには、自分自身の営業力を高めるだけでなく、後輩を育てたり、チーム全体の成果を考えたりする視野の広さも必要になってくるはずです。そういった力をこれからの数年間で少しずつ身につけていきたいです。
私たちの会社の魅力として、お客さま第一に考えて行動するという姿勢が根底にあることが挙げられます。ディーラーとして、販売して終わりではなく、お客さまとの長いお付き合いを大切にする文化があります。また、会社全体としてコンプライアンス(法令や社内規定を遵守すること)を特に重視しており、風通しの良い職場環境づくりにも積極的に取り組んでいます。困ったことがあれば相談しやすい雰囲気があるので、特に新しく入ってくる方にとっては働きやすい環境だと思います。
活躍できる人物像としては、まず落ち着いて物事を考える力を持ちつつ、すぐに行動に移せる人だと思います。考えすぎて動けなくなるのではなく、迷ったらまず動いてみる。そして一人で抱え込まず、柔軟に周囲に相談できる人が成長していきやすいと感じています。
新しく仲間になってほしいのは、新しい仕組みを積極的に取り入れようとする人です。これは「守破離(しゅはり)」という考え方で言う「破」の段階、つまり既存のやり方をただ踏襲するだけでなく、より良い方法があれば積極的に挑戦していける姿勢を持った人のことです。今までのやり方を守ることも大切ですが、それだけでは会社としても個人としても成長には限界があります。変化を恐れず、前向きに新しいことへチャレンジしてくれる方と一緒に働けることを楽しみにしています。
