2022年も残りわずかとなり、師走の慌ただしさに追われ、1年を振り返るのはまだ先になりそうだという方も多いのではないでしょうか?
そんな中、企業・組織のチームワークや、自律型組織づくりを支援するサイボウズ チームワーク総研が、東京都勤務のビジネスパーソン3,000人を対象に「2022年の労働観」についての調査を実施。“働く人”の2022年を振り返ると共に、“働く人”の2023年への期待が明らかになりました。
2022年の仕事面を表す漢字ランキング1位は「苦」
2022年は仕事面でどんな年だったのかについて、漢字1字できいたところ、1位「苦」、2位「忙」、3位「変」となりました。理由として、1位「苦」では仕事が増えた事や仕事内容のキツさ、給与が上がらない等が、2位「忙」では、仕事や残業が増えた事や人手不足が挙がり、ともに、コロナ禍に起因する回答もみられました。
“働く人”にとって、2023年はどんな年に?
仕事面で、2023年はどんな年になりそうかについての設問では、「明るい」とした人は55.8%、「暗い」と回答した人は44.2%となりました。
「明るい」「暗い」それぞれの理由を見ると、「明るい」では、仕事の安定や職場環境の良さの他、「希望をこめて」といった意見が一定数あがりました。「暗い」では、給料や業績の悪さ、先行き不透明感があがりました【図表7】。
※選択肢は、1.明るい/2.まあ明るい/3.やや暗い/4.暗い、の4段階で聴取。図表内の数値は次の通り:「明るい」=1.明るい/2.まあ明るいの合算、「暗い」=3.やや暗い/4.暗いの合算
「VUCA(先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態)時代」と言われている現代ではありますが、コロナ禍や景気などさまざまな観点で不安を拭うことができない方が多いようです。
今年の働き方、そして2023年にしたい働き方
働き方について、「今年したもの」「来年したいもの」を、それぞれ選択肢から選択してもらうと、今年した働き方では、「在宅勤務」が47%と突出している他は、10%以下に留まりました。
一方、「来年したい働き方」と比較すると、「在宅勤務」は7%下落したものの、「副業」「週休3日」「ワーケーション」では10%以上の上昇がみられます【図表5】。
また、10%以上の上昇がみられた働き方を年代別にみると、若い層ほど該当の項目について「来年したい」と答える人が増す結果となりました【図表6】。
コロナ禍を経験し、在宅勤務でも問題がなかったという方も多いのではないでしょうか。移動時間や移動におけるストレスなどを思えば、引き続き在宅勤務で働きたいと考える方が多いのも納得です。
働き方改革の一環で導入が増えている「週休3日」、リモートワーク対応企業の増加で利用者が増えている「ワーケーション」にも注目が集まっており、企業に所属する中でも、より柔軟性のある働き方が求められていることもわかります。
副業や週休3日、リスキリング・リカレント教育については、国としても推進していることや、企業としても人的資本経営や働き方改革の一環として推進を強化していることから、2023年も引き続き注目が集まることが予想されます。
すでに取り組んでいる企業や実践者のストーリーを通して、2023年の“働く”を考えてみるのも良いのではないでしょうか?
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