お客様の「なりたい姿」の実現に貢献したい。数字重視の営業ではなく役に立つ提案を
──現在所属している本店営業部の概要と、部署の体制について教えてください。
私たちの部署では、中小企業向けの融資や本業支援、個人の資産形成や資産承継など、一般的な銀行業務全般を扱っています。部署全体で現在は44名のメンバーが在籍し、融資係8名、営業11名、マネーアドバイザー10名、窓口係13名で構成されています。
──坂井さんの仕事内容や役割はどのようなものですか?
現在、私を含めた営業の役席3名が11名の営業チームを率いています。営業メンバーは法人営業に特化したチームと法人を中心に個人を含めた取引先に営業活動を行う総合営業というメンバーで構成されています。その中でも私は法人営業を担当しており、法人をメインに営業活動をしながら、営業部門のリーダーとして部下行員の進捗管理や教育なども行っています。
──仕事をする上で、大切にしている価値観を教えてください。
大光銀行のミッションである、お客様の「なりたい姿」の実現に貢献すること。これが大命題としてありますので、部としても個人としても意識しながら日々の業務を遂行しています。数字重視の営業スタイルではなく、まずはお客様のお話をよく聞き、信頼関係を築いた上で役立つ提案を心がけています。
また、真摯で前向きな姿勢というのも大切にしている価値観の1つであり、営業メンバーにも常々伝えています。これはお客様に対してだけでなく、内部の窓口係や融資係、さらには提携先や協力先に対しても同様ですね。相談を受けた際は迅速に回答し、社内での調整も全体とのバランスを考えながら、スピード感を持って対応することを意識しています。
模索する中で見つけた営業スタイル。お客様との関係の基本は常に心がける傾聴の姿勢
──2011年に大光銀行に入行されていますが、どういう基準で選ばれましたか?
大学では法学部に進学し、金融のゼミに所属していました。当時はダブルスクールで税理士の勉強もしていたので、これらの経験を活かせる仕事というのが就職活動の軸となっていました。大光銀行を選んだ理由は、学閥がなく実力主義を掲げていて、県外の大学出身だった私はそこにもっとも魅力を感じました。
また、大光銀行では「親しみやすさ」を大切にしていまして、行員の人柄に惹かれたことも理由の1つです。先輩が働いていたことも安心材料となり、入社を決意しました。
──入行から現在に至るまでのキャリアについて教えてください。
入行後は新潟支店に配属となり、銀行業務の基礎である預金業務や融資業務を経験しました。3年目から営業に出るようになり、最初は個人が中心でしたが、徐々に法人営業の割合が増えていきました。
ですが、あまりガツガツとした営業スタイルは自分には合わないとも感じていたため、当時は、この先どのように仕事を進めていくべきか、悩んだこともありました。その時、当時の上司から「自分が貢献できる役の立ち方をしよう」と言われまして。お客様がお話しされていることをまずはよく聞き、その上でいろいろな人に相談しながら最善の方法を見つける。そういう姿勢を心がけるようになりました。
その後は、三条支店で総合営業を経験した後、2020年に現在の本店営業部に配属されました。
──自分らしい営業スタイルを確立できたと思える瞬間はありましたか?
新潟支店にいた頃、歯科医のお客様より賃借中の店舗の購入案件の相談を受けました。お客様自身で融資は難しいだろうと半ば諦めていたため、当初は誰にも話すつもりはなかったみたいなんです。
それでも私が真摯に耳を傾ける姿勢でいたことで、お客様のほうから胸の内をふとしたタイミングでお話しいただけたんです。このちょっとした相談をきっかけにその後、融資の案件として成立したことがありました。
この時に私は、自然と相談が来るような関係の重要性に実感を持って気づくことができました。営業担当者それぞれ、自分に合った営業のスタイルがあることに気づいてからは、営業という仕事におもしろさや奥深さを感じるようになりました。この経験は私にとって、まさに、お客様の「なりたい姿」の実現に貢献できたと思えた瞬間でしたね。
お客様と真摯に向き合うことで得た成功体験。若くしてプレイヤーから営業役席に昇進
──さまざまな経験を重ねてきた中で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
三条支店に在籍していた時代は総合営業を担当していまして、その時に出会った研磨業者のお客さまとのエピソードは私にとって忘れられないものです。ものづくりの街である燕三条は、年々取引先や工場が減ってきています。そんな中、ある研磨業者さんを訪問した際、後継者が引き継ぐことになったため、工場を建て替え、事業を拡大する計画があることを知りました。
そこからさらに1年かけてお話を聞いた後に、こちらから融資の提案を実施。後継者問題も含めて、縮小傾向にあった業種を維持しながら、拡大につなげる支援ができたことは地域に貢献するという意味でもとても得難い達成感がありました。
この経験を通じ、職人の持つ技術の細やかさなど、単に決算書の数字だけでは見えてこない貴重な技術力や、製造工程全体における一つひとつの企業の重要性を銀行員が理解することの大切さを実感しました。
──どういったところに仕事の魅力を感じて続けてきましたか?
やはり、今お話ししたような地域密着型の営業ができることでしょうか。1店舗で100〜200の企業を担当し、知っている企業が徐々に増えていくことや、経営者との密接な関係を築けるところに大きな魅力を感じています。地域に密着した情報収集や人々との関わりは、地域金融機関ならではの特徴であり、私にとって大きなやりがいとなっています。
また、当行では組織的なアプローチで問題解決を図り、チームで目標達成をめざす行風があります。お客様にとって身近な存在であること、そしてチームワーク力を活かした当行ならではの価値を提供できることも大きな魅力です。
──2020年に本店に異動してからは、若くして営業役席を務められていますが、苦労したことはありましたか?
プレイヤーとして本店に配属となり、その1年後に現在の役席に就きました。当時は、まさか自分がそのポジションになるとは想定しておらず、務めを果たせるのだろうかと正直不安でした。
規模の大きい企業の取引先も増えて、最初は戸惑うこともありましたが、立場が変わっても真摯に向き合う姿勢を心がけ、基本に忠実に、前向きに日々の業務に励んでいます。
何年経っても歓迎される存在でありたい──独自の強みを活かしながら地域貢献をめざす
──坂井さんは営業部門のリーダーも務めていますが、立場が変わることで心情の変化はありましたか?
人材育成においても立場が大きく変わり、人を育てるマネジメントスキルが求められる立場になりました。新人教育では、銀行の既存の教育方針に加えて、毎月達成すべき目標を設定し、全方位で育成することを意識しました。できるだけ多くの方と触れ合ってもらい、自ら学びを吸収して自分のものにしてもらえればと思っています。
ただ同時に、私自身の考えだけではなく、大光銀行全体の方針やトップの意向を理解し、それを浸透させていくことの難しさは感じていました。チームリーダーとしては、組織の中でバランスを取りながら働くことの重要性を伝えつつ、メンバーの強みを活かせるアプローチ方法を現在進行形で考え続けています。
私個人としては、企業の経営者の方々と高いレベルのお話ができることは、非常に貴重な経験だと感じています。この経験を次のステップに活かしていけるように、「親しみやすさ」という人柄だけでなく、私の強みであると思っている、緻密で論理的な提案を常に心がけています。
──今後はどのようなチームをめざしていますか?
私のビジョンは、10年後、20年後に同じ支店に戻った時に、歓迎されるような仕事をチームの皆さんが実現できるようにすることです。目先の数字だけにとらわれず、長期的な視点で顧客との関係を構築し、地域に貢献できるチームをめざす、ということです。
以前勤務していた新潟支店に行くと、10年以上経った今でもお客様から昔のように話しかけてもらえたり、その企業の新聞報道を見て感慨深く感じたりすることがあります。このように地域とのつながりを大切にし、継続的な関係を築いていくことが私と、チーム全体の目標です。
──最後に、採用候補者の方に向けてメッセージをお願いします。
真摯さ、誠実さ、前向きさ。この3つを持っていれば、どんな課題も乗り越えられるのではないかと考えています。人が好きな方も営業職に向いていると思いますし、自分の特性を活かせる場面は必ずあると思いますので、挑戦したいという想いがある方とぜひ一緒に働きたいですね。
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
