選ばれる銀行であるために。現場を知る採用担当として、学生に寄り添う
──現在の具体的な業務内容と、ご自身のミッションについて教えてください。
新卒採用の担当として、主に学生の皆さんへの広報活動を行っています。学内説明会や合同企業説明会への参加、インターンシップの企画・運営などが主な業務です。
銀行が将来にわたって存続・発展していくためには、優秀な人材の確保が欠かせません。その入り口として、一人でも多くの学生さんに大光銀行に興味を持っていただき、応募していただくことが私のミッションです。説明会などで直接学生さんとお話ししたり、インターンシップでコミュニケーションを取ったりと、現場での接点を大切にしています。
──採用担当として、仕事をする上で大切にしている価値観は何ですか?
今の学生さんの感覚に寄り添うことを一番大切にしています。入行して10年以上が経ち、どうしても自分の中に銀行員の常識のようなものが固まってしまっている部分があるからです。私が就職活動をしていた頃は買い手市場で、企業が学生を選ぶという側面が強かったのですが、今は学生さんが企業を選ぶ時代です。
だからこそ、今の学生さんが何を求めているのか、どうすれば私たちの想いが届くのかを常に考え、自分の中の常識をアップデートしていく必要があります。一緒に採用を担当している同僚が学生さんに寄り添うのがとても上手なので、私も学びながら、学生さんにとって魅力的な銀行だと感じてもらえるような発信を心がけています。
──入行15年目のタイミングで、公募制度を利用して人事部に異動した理由を教えてください。
預金、融資、営業と一通りの業務を経験し、自分の中で業務の進め方やお客さまへの向き合い方が確立できてきたからこそ、他の視点を持ってみたいと強く思うようになったのがきっかけです。以前から、銀行全体の動きが見える本部業務には興味がありました。ただ、現在は子育て中で、自宅から長岡市の本店までは物理的な距離があるため、通勤時間や業務負荷を考えると、今は無理だろうと諦めていたんです。
そんな時に公募制度の案内を見て、受かるかどうかは別として、自分が挑戦したいという意思だけは伝えたいと考えて、家族にも相談した上で手を挙げました。結果として、こうして人事部で新たな挑戦の機会をもらえたことを、とてもうれしく思っています。
融資係から営業へ。コロナ禍での挑戦が教えてくれた相互理解の大切さ
──これまでの業務の中で、一番の挑戦だったと感じる出来事はありますか?
長く融資係を担当していた時に、支店長から営業に出てみないかと打診され、リテール営業(個人のお客さま向け営業)に挑戦したことです。
当時はコロナ禍の真っ只中で、営業係は実質無利子・無担保融資の対応などで非常に繁忙な時期でした。また、その店舗での女性営業担当は私が1人だったこともあり、お客さまと直接向き合ってご提案ができるのか、未経験の自分に務まるのかという不安は大きかったです。それでも、やってみることで新しいキャリアややりたいことが見つかるかもしれないと思い、挑戦を決意しました。
──初めての営業活動で、とくに苦労したことや大変だったことはありましたか?
やはり、内勤と営業の違いを痛感しました。内勤の時は書類上の正確さや事務処理のスピードを重視していましたが、営業として外に出ると、目標に対する責任感や、お客さまとの関係構築の難しさを肌で感じました。
支店に戻ってゆっくり資料を確認すれば気づけるようなことでも、お客さまの目の前だと緊張して抜けてしまったり、提案がうまくいかなかったりすることもありました。営業活動の難しさを身をもって体験できたのも今となってはいい思い出です。
──その経験を通じて、ご自身の仕事に対するスタンスや価値観はどのように変化しましたか?
営業を経験したことで、周囲への思いやりをより強く意識するようになりました。 それまでは自分の業務の大変さに目が向きがちでしたが、営業活動の難しさを肌で感じてからは、営業担当者がスムーズに動けるような事前準備やサポートを自ら考え、行動するようになりました。
その後、妊娠・出産を経て融資係に戻ったのですが、この時の経験があったからこそ、周りと協力しながら円滑に仕事を進められるようになったと感じています。
お客さまからの「ありがとう」が原動力。経験のすべてが今につながる
──これまでを振り返って、とくに印象に残っているエピソードはありますか?
営業店時代の時のことです。「眞貝さんにお願いしたい」と私自身を信頼して任せていただき、ご成約につながった時の喜びはやはり格別でした。その中でもとくに印象に残っているのは、訪問するたびにお互いにお話がはずむお客さまのことです。 何度も足を運び、世間話も含めていろいろなお話をさせていただく中で、本当に良くしていただきました。
私がその店舗を離れて数年が経ちますが、今でもそのお店に行くと「眞貝さん元気にしてる?」と気にかけてくださったり、先日も私宛にご挨拶をいただいたりと、長くご縁が続いていることが本当にうれしいです。
──深い信頼関係を築けた要因は、ご自身のどのような行動にあったと振り返りますか?
やはり、足繁く通ってお客さまと向き合い続けたこと、そして何より素直な気持ちでお客さまに接していたことが大きかったのかもしれません。 内勤業務での正確な事務処理による達成感も好きですが、外に出てお客さまから直接感謝の言葉をいただいたり、自分の名前を覚えていただいたりすることは、銀行員としての大きなやりがいにつながっていました。
──現場で培ったその経験は、現在の人事部での業務においてどのように活かされていますか?
営業店にいた頃は、融資の稟議書を作成したり、企業の財務分析を行ったりと、システムを使って数字や書類と向き合う業務が中心でした。しかし人事部では、持株会や福利厚生の管理など、まったく未経験の分野を扱いますし、何より採用担当として人前で話す、学生さんと関わるという、これまでとはまったく異なる動きが求められます。
業務フローやツールの使い方も一から学ぶような状態で、新入行員に戻ったような感覚でした。 ただ、上司から「10年以上勤めてきた銀行員としての経験は、今の仕事にも必ず活きるから大丈夫」と言っていただき、とても救われました。
実際、採用活動で学生さんに銀行の業務を説明をする際、現場でのリアルな経験やお客さまとのエピソードを自分の言葉で伝えられるのは強みだと感じています。人前で話すのは今でも緊張しますが、回数を重ねるごとに、学生さんの反応を見ながら工夫して伝えられるようになってきました。
働きやすさは、挑戦しやすさ。ライフステージの変化も力に変えていく
──ご自身の強みはどんなところにあると考えていますか?
周囲と協調して物事を進められる点でしょうか。 営業店時代から、後輩が働きやすい環境を作ることや、チームとして成果を出すことを大切にしてきました。今は採用チームという少人数の体制ですが、チームで相談しながらどうすれば学生さんに喜んでもらえるかを企画し、実行していく過程にやりがいを感じています。
自分が前に出るよりも、周りと協力して良い流れを作る。そういったスタンスが、今の業務にも活きていると感じます。
──今後の業務におけるビジョンをお聞かせください。
まずは採用担当として、新潟で働きたいと考える学生さんに大光銀行を選んでもらえるよう、エントリー数を増やしていきたいです。 将来的には、今の経験を活かしてまた営業店に戻るのも良いですし、あるいはまったく違う本部業務や外部への出向など、機会があればさまざまなことに挑戦してみたいですね。ライフステージの変化に合わせて、柔軟に自分のキャリアを描いていきたいと考えています。
──最後に、これから社会への一歩を踏み出す学生の皆さんへメッセージをお願いします。
大光銀行は、本当に働きやすい会社だと胸を張って言えます。 私自身、子育て中で新幹線通勤という環境ですが、定時退行などの配慮をいただきながら、こうしてフルタイムで新しい業務に挑戦できています。
子どもが小さいから無理だと諦めかけていた私にチャンスをくれた会社や応援してくれる上司・同僚には感謝しています。 プライベートと仕事のバランスを大切にしながらも、「やりたい」と手を挙げれば挑戦できる環境があります。自分らしく働きながら成長したいと考える方にとって、大光銀行は最高のフィールドだと思います。ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。
※ 記載内容は2026年1月時点のものです
