2026年2月7日、東京ビッグサイトでスタッフサービス・エンジニアリング(以下「SSE」)の20周年イベントを開催。全国から数千人のエンジニア社員や内勤社員、パートナー企業が集まり、互いに讃え感謝を伝えあうとともにに、「一人ひとりに伴走する」という企業文化を再確認。未来へ向けての決意とは…。
エンジニア2万名規模になっても変わらない企業文化
2005年、わずか数名のエンジニアとともに技術者派遣事業をスタートした私たちSSE。いまでは在籍するエンジニアも2万人規模となり、業界を代表する事業へと成長を遂げました。事業本部長が登壇して語ったのは、自身の原体験、そしてSSEがエンジニアと共に創出する新たな価値についてでした。
「私自身、文系だからという理由で、大手メーカーへ応募すら叶わなかったことがあります。文理選択をした高校生のときには、将来の可能性を狭めるような大きな選択だとは思ってもいませんでした。でも、SSEに入社して、コンビニ夜勤からエンジニアになるという夢をかなえた方と出会い大きな衝撃を受けました。過去の経歴ではなく“なりたい”という想いが大事。その想いに伴走することこそ、ずっと変わらないSSEのアイデンティティです。」
そして「Thanks Festival」というイベント名の通り、勤続10年、20年を迎えたエンジニアを称える勤続表彰も行われました。代表者からの喜びのコメントからは、エンジニアとして活躍し続けることの素晴らしさと、エンジニアの働き方の一つとして無期雇用派遣が社会に浸透していることを改めて感じられる場となりました。
次世代支援のプロダクト『機会が見えるくん』
設立当初は経験者が中心でしたが、いまは入社するエンジニアの約7割が未経験入社です。まさに「“なりたい”に伴走する会社」として、多くの人の夢の実現を応援してきました。そんななか、今後のキャリア支援の新戦略として 『機会が見えるくん』の導入が発表されました。
これは「なりたい将来像」に到達するために必要なスキル・資格・経験などを可視化するプロダクトで、そのベースになっているのがSSEで活躍してきた約2万人のエンジニアの膨大なデータです。例えばプログラマになるために、先輩たちがどんなことを学び、どんな資格を取得し、どんな経歴を積んできたか。それを参照することで、いま自分がやるべきことが明確に「見える」というシステムです。
データをもとに進むべき道を逆算して提示する。「夢の解像度」を上げて具体的な学習ステップに変換する。そんな『機会が見えるくん」が、今後さらに多くの人の「なりたい」を支えていくはずです。
最後に本部長から「エンジニア3万名規模を目指す」という決意が表明されました。支援体制がますます充実し、これからはより多くの方にチャンスが開かれます。でもどれだけ企業規模が大きくなっても、エンジニア一人ひとりの「伴走者」であるという姿勢が変わることはありません。勤続20年の表彰者の一人、石神敬治(イシガミ・ケイジ)さんも、その話に感慨深く耳を傾けていました。
「3年だけ利用し倒してやろう」という気持ちで入社したんです
中学生のころから「将来は機械設計をやりたい」と思っていて、工業高専に入りました。希望通りの会社に就職し、その後2回転職はしましたが、ずっとやりたい仕事をしてきました。10数年、正社員として働き、その後フリーランスに。技術があれば一人でも十分にやっていける時代でした。
ただフリーランスは思ったより大変でした。請求書の作成も確定申告も、ぜんぶ一人でやらないといけないので、本業が事務処理に圧迫される状態。限界を感じていた2006年、SSEと出会ったんです。
当時、SSEはまさに設立直後。派遣事業をスタートさせようと、エンジニアの募集を始めたばかりでした。そのころ、派遣といえば時給制の不安定な働き方だと思っていたのですが、話を聞くとSSEに正社員として入社し、大手企業のプロジェクトに配属されるとのこと。いまでいう「無期雇用派遣」の走りだったと思いますね。
これはいまの自分の状況にピッタリだと思いました。設計だけに集中できて、あわよくば新しい技術やスキルを習得できるかもしれない。自分の技術を活かすプラットフォームとして、とことん利用し倒してやろう。3〜5年ほど働いて、またフリーランスに戻ろう。実はそんな気持ちで入社したんです。
入社当初は事業をスタートさせたばかりでしたし、営業担当は正直、技術的な知識も経験も浅くて頼りない感じでした。それでも私の希望をきちんと受け止めてくれて、ちゃんとスキルを活かせる配属先を用意してくれました。最初の就業先は超大手化学系企業。ここでは大規模な化学プラントの整備、保全、更新計画、工事管理などを経験することができました。次もプラント大手、その次も大手製鉄系のプラント会社。ここでは高炉設備の設計に幅広く関わるチャンスをもらいました。
1対1で接してくれる「伴走者」の存在で気持ちに変化が
そのうち、営業担当は私の「伴走者」だと思うようになりました。1対1で向き合ってくれて、自分のキャリアを一緒に考えてくれる。配属先で困ったことがあれば寄り添ってくれる。私のわがままにつき合い、自由にやらせてくれる。恥ずかしいので面と向かっては言っていませんが、「なくてはならない存在」になってきました。
「3〜5年のつもり」で入社したんですが、仕事にも給与にも不満なく、泥臭い関係の伴走者もいてくれるので気がつけば20年が過ぎていました。入社2年目のころからは同じ配属先で働くSSE社員のまとめ役「ユニットリーダー」も任せてもらって、これもいい経験になりました。未経験入社の若手たちをサポートすることに喜びを感じるのは、自分でもちょっと意外でした。
資格取得やキャリアアップの支援制度は、20年の間にどんどん充実してきましたね。学びたいことを学びたいときに自由に学べるeラーニングや、貴重な話を聞ける外部講演…。エンジニアは、いくつになっても学び続けることが必要です。わたしもSSEに入社後20以上の資格を取得しました。
いまSSEには約2万名のエンジニアがいて、業界でも屈指の会社へと成長を遂げました。そんななかで凄いなと思うのは、営業担当がエンジニアとの「1対1の関係」を大事にし続けていることですね。エンジニアの増加に合わせ、営業担当もどんどん増えました。私の担当も何度か代わりましたが、みんな「伴走者」として泥臭く付き合ってくれました。そんな関係を大事にしてきたからこそ、SSEはここまで成長してこられたんだと思います。
今後、エンジニア3万名を目指すそうですが、「泥臭い関係」はずっと変わらないと思います。それがSSEの創業当初からのアイデンティティですから。10年後、3万名を超えて迎える「30周年イベント」がいまから楽しみですね。
※ 記載内容は2026年2月時点のものです
