経験を重ねた20代~思い立ったら即行動~
昔から「思い立ったらすぐ行動」の行動派であると話す鎌田。学生時代は美容師を目指し、美容師として働き始めたものの美容室で使用する薬剤が体に合わずその道を断念。その後、何をすると決めたわけではなく「思い立ったらすぐ行動」で、居住先も決めずに憧れの地・東京に向かったと語る。
鎌田はいろいろな営業職を経験しながら、自分は何をやりたいのか探していた。東京で3年ほど過ごしたころ、兄の結婚式に出席したことを機に地元に帰ろうと決意する。決めた翌週には地元・秋田へ引っ越した。
秋田でBPOを行う企業に就職した鎌田だったが、地元で就職活動をしている友人から「地元で働きたいと仕事紹介の仲介会社に伝えても、県外の仕事を案内されるし、地元で探したら希望の職種が見つからない」という話を聞いたことが、エスプールにつながる転機となる。
年齢を重ねるにつれて、地方は職種の幅が少ないことを課題に感じていた。地元で働きたくても、就きたい仕事がないために、やりたいことを諦めるか地元で働くことを諦めるしかなかった。また給与水準が低く、働いてもやりがいを感じられないという問題も感じていた。都会でもそういった問題はあるが、地方の方が顕著な印象を受けたと言う鎌田。
鎌田 「地元で働きたい人が止むを得ず、他県に出ていく状況になるのは悲しいことだと思いました。周りで子どもを持つ人たちが増えてきて、やりたいことをするためには県外に出ないといけないような秋田にはしたくないと思い、初めて地方貢献を意識しました」
都市部へ出ていかなくても、自分のやりたいことやキャリアを積めるような状況にしたい。初めて地域貢献って何だろうと考えたとき、たまたま鎌田の目に飛び込んできたのは、エスプールが秋田県と立地協定を結ぶというニュースだった。これを見た鎌田は、即行動で説明会に足を運んだ。それがSGCとの出会いだった。
後悔をしないために~SGCへのチャレンジ~
前職では約10年にわたり、BPOセンター関連の営業をしていた鎌田。クライアント先は民間企業であり、それぞれの企業の課題の解決を提案していた。
一方、SGCでは主に自治体と協力して、地方に雇用を生み出し、SGCのノウハウを持って自治体の問題を解決する。
説明会でエスプールグループの企業説明を聞き、自分の思い描く地方貢献とSCGの根幹が同じに感じた鎌田は入社を決意した。SGCは地方創生を実現できる会社だと感じたと語る。
鎌田 「転職に対する不安はもちろんありました。年齢もいっているし、家族もいます。給与面のことや新しい会社にチャレンジすることを家族が不安に感じないか心配ではありました。
ただ、それとは別に、今後の働き方に悩んでいる時期でもありました。地方に貢献できる仕事がしたいという想いが強く、そのために起業しようかとも考えていたんです。結果的に、同じ想いを抱いている仲間が多い方が、出せる成果は大きいと考えてSGCへ入社することを決めました」
残りの人生で仕事で自分が活躍できて、何かを残せる期間は20代、30代の方たちよりは少ない。数年後に地方貢献に向けてチャレンジしなかったことを後悔したくなかった。そんな想いから新しいチャレンジを決意したと言う。
思いやりと誠実さのある職場環境の実現
センター長の仕事内容は多岐にわたる。主な業務はセンターの運営であるが、そのときその場で必要な事を率先して行うようにしている。
運営の内容はスタッフが無理なく業務を行えるように業務の内容を構築したり、既存のクライアントに営業をかけたり、関係構築に努めたりと影の調整が主な内容だ。
鎌田 「SGCは若い企業ですから、まだまだ未熟な部分があります。BPO業界に未経験で入社してくる社員も多くいます。私にできることは、今までBPO業界で経験してきたノウハウを伝えることだと思っています。教育というおこがましい感じではなく、自分の経験を共有し、管理者に育成できるように頑張っています」
センター長としてセンターを構築できる立場だからこそ、こだわっていることがあると言う。
鎌田 「一般的なコールセンターのイメージは、電話が来たら受けて、切ってはまた電話を受けるというイメージが多いと思います。一般事務業務と違って息抜きのタイミングも難しく、そんな状態を8時間過ごす環境です。受ける電話の中には、いわれのないご指摘もあります。だからこそ、気分転換ができ、気持ちを話しやすい環境にしたいと思っています。
そのため、他の人の業務の邪魔をしない程度の私語はOKにしています。ただ、話す内容は業務には関係のない話にしてもらい、業務に関連することは必ず上司に話すようにしてもらっています」
嬉しいことも大変なことも起こる中で、業務中でも自分の感情のコントロールができるように配慮をしている。年間8割以上過ごすその環境が、暗かったり居心地が悪かったりすると、それこそ仕事が楽しくなくなってしまう。仕事を前向きにできる環境づくりが自分の義務だと語る。
その環境をつくるために、センターで働くみんなに伝えていることがあると言う。
鎌田 「月並みな言葉ではありますが、『思いやりをもつこと』『誠実でいること』の2つを必ず伝えています。意識して実行していくことは意外と難しくて、みんなに伝えつつも自分でも意識するように常に心掛けています。
今自分が発しようとしている言葉が、相手を傷つける言葉・行動ではないかを考えて、相手にとって誠実な対応なのかを意識しています。毎日、その日の自分の行動はどうだったのかを振り返って、間違ったと思ったときにはすぐに謝っています」
センター長を務める中でいつも感じていることがある。それはSGCに関わるたくさんの人たち、鎌田を信頼して頼ってくれるセンターのメンバー、いろいろな縁に恵まれたということだ。
業務の中にはさまざまな解決すべき問題も起きるが、それを成功と失敗で分けるのは難しい。しかし、鎌田の周りに仲間がいるということで、結果的には成功しているのだと思っている。
鎌田 「良い仲間に恵まれていると思います。“そのうちきっと恩返しをしないと……!”というプレッシャーがあります(笑)」
地方創生をかなえるために~目指す先にある未来~
鎌田 「SGCは、アットホームで活力があるとよく言われます。休みの日でも会社に来たいと思ってもらえるのが理想ですね。本当に来られると管理者として困ってしまいますが(笑)」
SGCの魅力は、レールも固定観念も何もないところだと鎌田は言う。これからもっと大きくもっと活躍できる組織になっていると確信していると自信を見せる。
鎌田 「センター長に就任してから、仕事内容の向き不向きはあまり関係がないのかもしれないと思うようになりました。自分についてきてくれているメンバーの生活やその家族の生活を背負っているという覚悟があれば、誰でもチャレンジができると思います。SGCにはチャンスは数多くあります。だからどんなポジションにもどんどんチャレンジしてみてほしいと思います」
今後の目標は、地方にいても自分が望んだ働き方を選択できるようにしていくことだと語る鎌田。プライベートを充実させたい人はそれができる環境で、地方にいても働きによって高水準の収入が確保できるような環境を実現させられるように奮闘している。
鎌田 「エスプール、そしてSGCはそれが実現できる会社だと思っています。地元で働きたいのに、希望の働き方ができないから地元を出ていかないといけないなんて寂しいですよね。だから地方にいても望んだ働き方を選べるような会社にしていきたいと強く思っています!」
自身のため、センターで働くメンバーのため、そして地元で働く人のため、強い信念を持って進み続ける鎌田。そんな鎌田が見据える地方創生に今後も注目していきたい。

