先輩と後輩がそれぞれの役割を担いながら、実践を通して一貫した業務を覚える
入社10年目の髙木と、入社1年目の武井。現在所属する営業8部についてこう話します。
髙木:営業8部は、多種多様な店舗づくりに対応できるチームとして、専門店を軸にした事業領域の拡大をめざしています。所属メンバーは15名ほど。お客さまのご要望や体制に合わせて、最適なメンバーでチームを組んでフレキシブルに担当しています。
スペースでは、打ち合わせから設計、積算・契約、発注・制作、施工管理、引き渡し、そしてメンテナンスまでを行う一貫した業務体制を取り入れています。武井さんのような新入社員は、まず先輩社員とペアを組んで一連の業務を学びます。
武井:お客さまの対応や積算、原価管理などは先輩社員が担当し、私たちは現場の調整や発注などから仕事を覚えていきます。
髙木:私や上長がお客さまや協力会社などとやりとりしているメールは武井さんも見ていますし、打ち合わせにも同席してもらうなど、常に情報を共有するようにしています。その上で徐々にできることを増やしていき、3〜5年目にはメイン担当になっていくケースが多いですね。
先輩社員と後輩社員が連携しながら業務を進めるため、部署内のコミュニケーションは活発だと話します。
武井:比較的若いチームで20代のメンバーも多いため、仕事だけではなくいろいろな話題が飛び交っています。もちろん部署内だけではなく、現場で働いている方とのコミュニケーションも大切な学びの機会です。学問的な知識だけでなく、実際に現場へ足を運んで学ぶことの重要性を実感しています。
また、それぞれが主体性を持ち、信頼関係がある点も特徴だと髙木は言います。
髙木:一人ひとりが自分の役割と立場に責任を持ち、キャリアや年齢に関係なくフラットに意見交換ができる風土があります。上長の方々が私たちとざっくばらんに会話をしてくれるので、自然とそんな雰囲気ができているのだと感じます。
お客さまのご要望にスピード感をもって応える。喜びの反応がやりがい
髙木は2015年、武井は2024年に新卒で入社。2人がスペースに入社を決めた理由は、一貫した業務体制を取り入れていることでした。
武井:学生時代はインテリアデザインを学んでいたので、インテリアデザイナーとしてキャリアを積みたいと考えていました。けれど、いろいろな会社を見ていくうちに、打ち合わせからメンテナンスまでお客さまに寄り添って仕事ができるスペースのスタイルに惹かれたんです。私自身の成長にもつながると思い、入社を決意しました。
髙木:私は空間デザインやプロダクトデザインなど幅広くデザインを学んでいて、店舗づくりができる仕事に就きたいと考えていました。ただ、どんな形で店舗づくりに携わるのが自分に合っているのか、答えが出せずにいたんです。そんな時にスペースの業務スタイルを知り、魅力を感じたことが決め手になりました。
入社以来、髙木はアパレルブランドを中心に担当。お客さま側で設計業務を別の会社に委託していることが多く、施工業務を中心にご依頼いただくケースがほとんどだったと言います。
髙木:なかなか設計に携わる機会がなかったので、ある程度経験を積んだタイミングで上長に掛け合い、エステサロンの設計から担当できるチャンスをもらいました。こういったチャンスがあるのも、一貫した業務を方針としている当社ならではだと思います。
自ら手を挙げてできることを増やしてきた髙木。打ち合わせから完成後まで関われる醍醐味をこう語ります。
髙木:お客さまはお店づくりに大きな金額を投資しています。だからこそ、私もお客さまと同じ目線で「どうすればもっと良くなるか」を考えるようにしています。その目線を持ちながら、お客さまのイメージやご要望を細かいところまで拾い上げて、スピード感をもって形にしていく。お客さまと共に作りあげて、喜んでいただけることがやりがいです。
また、それぞれの工程で必要なスキルや知識が異なるため、アップデートを繰り返しながら新たなステージに進む感覚があるんです。それも仕事のおもしろさにつながっています。
一方、入社1年目の武井は、入社研修を経てアミューズメント施設を手がける部署に仮配属。申請書類の準備・提出といった先輩社員のサポート業務を経験した後、現在の部署に配属されました。
学生時代に学んでいたインテリアデザイン以外にも幅広い知識が必要とされる環境。苦労しながらも、やりがいを感じていると言います。
武井:一貫して担当するからこそ、形にするまでのスピードが早く、こちらのキャパシティの広さも求められます。関係各所への連絡も多く、今はまだ追いつくことに必死です。でも、「すごくいいお店になったね」と喜ぶお客さまの反応を見られることがやりがいです。
現場で学びながら成長。産休・育休を経て見えた新しい働き方
いくつかの案件を共に担当してきた2人。中でも、新築でゼロから手がけた動物カフェのプロジェクトが印象に残っていると話します。
髙木:新築現場ということもあり、制約が多い中でお客さまのご要望をどうかなえていくかがポイントでした。現場では日々ルールが変わる状況だったので、調整役を担当していた武井さんはとくに大変だったのではないかと思います。
武井:そうですね。お客さまのご要望を現場に伝えると、「それは難しい」という反応が返ってくることがあります。その場で判断できないものは髙木さんや上長に確認しながら進めるのですが、私自身の知識や経験が足りず、スムーズに課題を解決していくことに苦労しました。
先輩社員からのサポートを受けながら、現場の人たちからも学びながら対応を進めたという武井。髙木は、その姿勢がプロジェクトの成功につながったと振り返ります。
武井:「使用する素材に伴うメリットやデメリットはなにか」「什器や家具がどんな部材を使ってどう成り立っているのか」など、少しでも気になったことは聞くようにしていました。
髙木:武井さん自身が現場の人たちと密にコミュニケーションを取ってくれたことでプロジェクトは良い雰囲気で進みましたし、最短で最適な解決方法につながった要因だと思っています。
髙木自身は、ライフステージの変化に合わせて働き方を変えてきました。仕事中心の生活から、産休・育休を経てワークライフバランスを重視した生活へ。周囲のサポートを受けながら、一貫した業務を続けています。
髙木:復帰する際には「これまでと同じような成果が出せるだろうか」と不安もありました。今でも不安はありますが、家族や社内のみんながサポートしてくれていますし、当社は育児や介護との両立ができるように働き方を選ぶことができます(※)。
どうしても現場に行く機会は減りますが、自分の業務を推進することだけではなく、後輩社員を育成して任せられる仕事を増やしていこうという考えに変わりました。
そんな姿を間近で見ている武井は、その仕事ぶりもキャリアも髙木をお手本にしていると話します。
武井:お客さまや協力会社とコミュニケーションをとる時に、相手が話しやすい雰囲気を作ってやりとりしているのが勉強になります。また、私もいずれ仕事と育児を両立しながらキャリアを歩みたいと考えているので、髙木さんの働き方を参考にしています。
※ スペースでは、育児、介護、傷病などの状況の方を対象に、セミスタンダード(残業はできないが8時間勤務可能)、ショートタイム(6時間または7時間の短時間勤務)、スーパーショートタイム(週20時間以上30時間未満)を選択できる制度を導入しています
自ら考え行動する姿勢が大事。キャリアの選択肢を増やすために挑戦し続ける
お互いの良い面を認め合い、固い信頼関係を感じさせる2人。これから入社する人も、主体性を持って取り組める姿勢が大切だと話します。
武井:もちろん先輩方がサポートしてくれますが、自分で課題を解決しようという姿勢がないと成長につながらないと感じています。現場でも、自分からいろいろな人に話しかけないと何も進みません。
1年目の社員だからといって責任がないわけではありませんから、常に問題意識を持って、どうすればいいかを考え続けることが大切だと思っています。
髙木:そうですね。自分の立場や役割を理解して自ら課題を見つけられること、そしてその課題解決のために主体性を持ってコミュニケーションをとったり、情報収集したりする姿勢が大事です。
武井は、まずはできることを増やしていきながら、一貫した業務を担えるように知識や経験を増やしていきたいと言います。
武井:知識がなければ、対応できる幅も狭くなってしまいます。髙木さんのようなキャリアを歩めるよう、現場でどんどん知識を得ながら、お客さまとも信頼関係を築いていきたいと思っています。今は施工業務が中心ですが、いずれは設計などにも挑戦してみたいです。
そして、武井が目標とする髙木は、自身のキャリアだけではなく、後輩たちが自分らしい道を進めるような環境をつくっていきたいと話します。
髙木:営業8部は比較的女性社員が多い部署です。みんな、業務に向かう姿勢はたくましく、優秀なメンバーです。そんな後輩たちがこの会社でずっと仕事を続けていけるよう、育児や介護をしながらでもキャリアアップをめざせる働きやすい環境づくりをしていきたいと思っています。私自身が試行錯誤しながら、誰かのロールモデルになれたらいいですね。
めざすべき存在が身近にいる心強さ、自分がつくる道が誰かのためになるやりがい──主体性を持ちながら、周りの人たちと協力しあって成長していきます。
※ 記載内容は2025年2月時点のものです

