グループ7社の総務を担う。「現場視点」がもたらした2度の全社MVP
SBプレイヤーズの総務部は、公営競技、ふるさと納税、農業など、多岐にわたる事業を展開するグループ7社すべての総務機能を担っています。その総務部において、総務グループのグループマネージャーを務めるのが筒江 麻亜耶。
総務グループは会議体運営や規程管理などのガバナンス領域を除いた、幅広い総務業務の企画や運用を行っています。
「私のグループは、日々の事務業務や備品管理といった定常的な業務はもちろん、新規案件の推進やイレギュラー対応も担当します。具体的には、オフィスの環境改善や新規オフィスの立ち上げ、社内イベントの企画運営、そして大小さまざまな突発案件対応など、いわゆる『決まった形式のない業務』も多くあります」
そんな多岐にわたる業務の中でも、筒江がとくにやりがいを感じているのは、オフィスに関わる部分だと言います。
「オフィス環境は、従業員の皆さんの働く環境にダイレクトに影響します。ただ机や椅子を用意すればいいわけではなく、どうすれば快適に、モチベーション高く働いてもらえるかを考えています。集中できる場所、リラックスできる場所、コミュニケーションが取りやすい場所……オフィスづくりのアプローチには明確な正解がないからこそ、やりがいは大きいです」
こうした日々の取り組みが評価され、筒江は2022年度、2024年度に、SBプレイヤーズ全体の社内表彰制度でMVPを獲得しています。
「2022年度は、グループ会社の皆さんへの日々のサポートの積み重ねとホスピタリティが評価され、年間MVPを受賞しました。2024年度は、約2年半にわたって取り組んだオフィスの増床プロジェクトの全体責任者として、一緒に担当したメンバーと2人で四半期MVP、そして年間MVPを受賞しました。
もちろんとても嬉しかったですが、とくに2024年度のプロジェクトは、プロジェクトオーナー、部署長、チームメンバー、そして現場の皆さんの協力があったからこそ成し遂げられたこと。私1人の力でもらったものではないと思っています」
現場の声を聞き、信念を貫く。オフィス増床プロジェクトを通した学びと成長
筒江が2024年度のMVPを受賞した「オフィス増床プロジェクト」。取り組みが始まった経緯をこう語ります。
「社員数の増加に伴って、座席や会議室が足りなくなってきたのが一番の理由です。 また、コロナ禍が落ち着いたことで『やはり対面でのコミュニケーションも大切だよね』という声も高まっていました。そこで、オフィスの増床をはじめ、『今後どんなオフィスをつくっていくか』という根本的な部分から検討することになりました」
それまで本社オフィスはテナントビルの2フロアに入居。それを新たにもう1フロア増床するとともに、既存のフロアも大幅にレイアウト変更する──この大規模プロジェクトに、初期段階から参画した筒江。
「まず現場の会議室利用頻度や最近のオフィストレンドなどをしっかりと把握した上で、『こんなオフィスにしたい』という思いを形にして発信したり、具体的な運用案を考えたりしていきました。
最大の課題となったのは、会社としての要件と現場の理想のバランスを取るコンセプトづくり。求められる会議室数や座席数といった要件を満たしながら、『皆さんにとって一番良いオフィスとは何なのか』を考えて形づくっていくということが、最も楽しくもあり、同時に最も苦労した点ですね。
たとえば私たち管理部門が良いプランだと思っても、それが皆さんにとって本当に価値があるものなのかどうか。それを確かめるために何度も現場に足を運んで、皆さんが実際はどう思っているのか、どんなオフィスを望んでいるのか、直接本音を聞きに行くように努めました」
そうした苦労の末に完成した新オフィス。中でも目を引くのが、あえて座席をジグザグに配置したフロアです。一般的にオフィスで採用されるレイアウトより収容できる座席数は少なくなりますが、座った人同士が話しやすい向きや距離感になることで現場のコミュニケーション活性化につながる、と筒江が強い思いを持って実現したもの。
「収容効率面の理由から疑問の声もあったのですが、粘り強く現場のメリットを伝えて説得を重ねていきました。結果、皆さんから『会話がたくさん生まれるね』『新しい発想を持ち込んでくれて、楽しみが増えたよ』と言ってもらえて、すごく嬉しかったです」
2年半にわたったこのオフィス増床プロジェクトは、苦労が大きかった分、筒江にとって大きな成長の機会にもなりました。プロジェクト終盤には、こんなピンチから得た学びもあったと言います。
「オフィス開設1週間前になって突然、新しいフロアに設置する机の納品が1カ月遅延すると連絡が入ったんです。開設に間に合わせるためには、選んだものとは違う机に変更するのか、レンタル品で代用するのか……。それを聞いた当初はいろいろな選択肢が頭の中をめぐるばかりで、どうすればいいのかわからなくなっていました。
そんなときプロジェクトオーナーでもある上司から学んだのは、目先の問題解決だけでなく最終的に何が目的なのか、何を実現したいのかを第一に考えること。そして費用対効果や従業員への影響、現場の作業工程などを考え抜いた上で、雰囲気に流されるのではなくしっかりと根拠をもってジャッジするということの重要さです。
不意のアクシデントなどにも惑わされることなく、常に自分自身の確固たる信念と根拠を持って俯瞰的にプロジェクトを進める姿勢を今後も意識していきたいと思っています」
日常業務から全社のイベント企画まで。常に「相手の立場で考える」ことを大切に
筒江の現場を第一に思う姿勢は、日常業務にも表れています。
「システム障害の対応などが発生したときは、エンジニアの皆さんが食事を買いに行く時間も取れないという声を聞くので、お弁当や夜食を差し入れに持っていくようにしています。過去には本社オフィス内だけでなく、外部のデータセンターまで届けに行ったこともありました。
その他でも、たとえば『稟議書の書き方がわからない』『探している物が見つからない』といった問い合わせが来た時。チャットやオンライン通話で簡単に済ませることもできますが、私はまず直接会いに行き、一緒にパソコンの画面を見ながら書類を作成したり、現場に行って状況を確認したりすることを心がけています。
一見非効率に見えるかもしれませんが、結果的に早く解決できたり、それまで見えていなかった課題を発見できたりするんですね。そして何より丁寧にサポートすることで、現場の皆さんも喜んでくれますし、その後も続く信頼関係ができる。2022年度のMVPは、日頃のそうした小さな行動の積み重ねを評価いただけたのかなと思っています」
こうした日々のサポート業務の傍ら、筒江はSBプレイヤーズグループ全社員が参加する社員大会の懇親会や忘年会などの大型イベントの企画も担当。チームメンバーを率いて企画立案から具体的なコンテンツの検討、経営層への提案、実施までの準備など、全体を取り仕切ります。ここでも大切にする価値観は一貫しています。
「自分たちが楽しそうと思うことと、参加者が楽しんでくれることは必ずしもイコールではありません。年々社員も増えていく中で、どうすれば全員が参加でき、一体感を持って楽しんでもらえるかを毎年の課題として取り組んでいます。
今年3月に開催した社員大会の懇親会は、『参加者500人全員が、各社の壁を超えてコミュニケーションを取れること』がコンセプトでした。いろいろな立場の方々に意見をもらいながら、大いに悩んだ末に実施したのが、事前に『笑顔がすてき』『ホスピタリティが一番』といったテーマに合う各社代表を投票で選んでもらい、当日会場でパフォーマンスを披露してもらった上で最終結果を決めるという企画。
選ばれた人だけでなく、それ以外の人に対しても『自分が投票した人や知っている人が登壇する』という楽しさを与えることができ、今までで最も多くの方々に参加してもらえました。準備は大変でしたが、その分、手応えを感じられたイベントになりましたね」
こうした「相手の立場に立って考える」という視点は、自身の過去のキャリアにルーツがあるとも語る筒江。
「以前、大学病院の管理部門に勤めていた時の経験が大きいと感じています。一緒に働く現場の多忙な医師や看護師、技師の方々が高いパフォーマンスを出してもらえるように、管理部門としていかに効率的な段取りや環境づくりができるかを徹底的に考える、ということをそこで学びました。
また馬術部のコーチを長年やっていたのですが、そこでも自分のことだけでなく、教える学生たちの様子を客観的に見る視点が身についたのかなと思います」
尊敬できる仲間と共に、組織を成長させたい。挑戦を否定しない風土がその背中を押す
会社の環境をより良くしていこうとするモチベーションの源泉について、筒江はこう語ります。
「一番は、SBプレイヤーズグループで働く皆さんにとってプラスになる取り組みに、自分自身が携わって形にできるという喜びです。『皆さんに喜んでもらえるなら』と思うと、どんな苦労も頑張ろうという気持ちになります。
また上司やチームメンバー、現場の皆さんといった周囲の存在も大きいですね。日頃の業務の中で、それらの方々から私にはないアイデアや視点をいただく機会がたくさんあります。そんなとき、尊敬の気持ちと同時に『悔しい。私もそこまで考えられるようになりたい!』と思うんです。それが新たな学びと自分の成長につながっていく。それもまた原動力の1つになっています」
個人としてだけでなく、総務部全体として改善していかなくてはならないことや、今後の組織の方向性も見据えているという筒江。そのためにマネジメントの勉強もしていきたいと語ります。
「私自身の成長はもちろんですが、大事なのは組織全体が成長して、会社にさらに貢献できるようになること。今の総務部は課題も多く、皆さんの『もっとこうしてほしいのに』という期待に応えられていない場面が正直あります。それを仲間と共にもっと頼もしく、皆さんの期待に応える、いや期待を超えてくるような総務にしていきたいですね。
その中で、自分がリーダーとして組織の方向性を考え、仲間を支えながら引っ張っていくような存在になれたらと思っています」
多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍するSBプレイヤーズ。筒江だからこそ感じる魅力とは。
「グループ各社の皆さんが、生き生きと前向きに働いていると感じます。そんな人たちと一緒に働けることが純粋に嬉しいですし、刺激を受けて、私自身のモチベーション向上にもつながっています。
そして強く感じる魅力が、新しいチャレンジを決して否定しない風土。きちんとした根拠とともに提案すれば、ポジティブに受け止めて挑戦を後押ししてくれます。私自身、オフィス増床プロジェクトで『少し遊び心を入れたいんです』と提案した時も『ぜひやったらいいよ』と前向きに実現させてくれました」
最後に、SBプレイヤーズに興味を持つ採用候補者の方へメッセージを送ります。
「私はリファラル採用で、IT業界未経験でSBプレイヤーズに入社しました。そのため入社後は本当に初めて触れることばかりでしたが、周りの仲間がしっかりとバックアップしてくれたおかげで少しずつ業務を覚えることができ、今日まで成長してこられたと思います。
SBプレイヤーズはこうした仲間同士で助け合う風土、そして挑戦を歓迎する風土が根付いているので、今の仕事の経験を活かしたい方はもちろん、新しい環境でチャレンジしたい、キャリアアップしたいという方にも、とても合っている会社だと思います。あなたの挑戦をぜひここで叶えてください。お待ちしています」
※ 記載内容は2025年11月時点のものです
