個々の専門性とチームの総合力を武器に。カード利用促進の「次の一手」を打つ
──まずは、現在の業務内容とミッションについて教えてください。
現在は大阪のマーケティングユニットに所属し、主に既存会員さまのカード利用促進領域を担当しています。業務においては、東京拠点に所属するマーケティングチームのメンバーと一緒に推進しています。所属は大阪ですが、リモートワークを中心に、月に数回は東京へ出向いて直接コミュニケーションを取りながら、東京のメンバーと一体となってプロジェクトを動かしています。
私たちのミッションは、既存会員さまとのコミュニケーションを通じて良好な関係を築き、継続的なカード利用および利用増を促すことで、売上および収益最大化につなげることです。具体的には、2つのチームのプロダクトオーナーを兼務しています。
一つは、当社カード利用者の顧客分析を行い、利用促進に関する戦略策定から企画立案を行うチームです。もう一つは、当社プロダクトの中でも、銀行口座、カード決済、ポイントなどの金融サービスを1つのアプリにまとめた個人のお客さま向け総合金融サービス「Olive」に特化して、決済利用を伸ばすための施策実行を担うチームです。合計で15名ほどのメンバーと共に、カード取扱高の最大化をめざしています。
たとえば『すぐチャン』のような大規模な利用促進施策も、私たちのチームが企画・実行しています。
──チーフプロダクトオーナーとして、具体的にどのような領域を任されているのでしょうか。
利用促進というミッションにおいて「どのような戦略でいくか」を上席とすり合わせつつ、一定規模のキャンペーンやプロモーションであれば、チーム内で判断して、スピード感を持って進められる環境があります。
前職までの経験から感じているのは、マーケティングの仕事は、お客さま視点はもちろん、ビジネス、システム、データなど、多様な領域をオールマイティに理解していなければ難しいということです。それぞれの専門性を持ちつつ、全体を俯瞰して最適解を導き出す。その難しさが、今の仕事のおもしろさでありやりがいだと感じています。
──チームの雰囲気についても教えてください。
キャリア入社者が約3割、新卒入社者が約7割という構成ですが、出身や年次に関わらずお互いに積極的にサポートし合える環境です。私がとくに意識しているのは、チームメンバとフラットな関係性を築くことです。「こんなことを聞いたら恥ずかしいかな」「忙しそうだから後にしよう」といった心理的なハードルを極力なくしたいと考えています。
そのために、チャットでのクイックレスポンスや、「今空いているから話せるよ」といった声かけをこまめに行い、困ったときにすぐ助け合えるチーム作りを心がけています。
私自身、キャリア入社ですので、社内の仕組みやカルチャーについては、社歴の長い若手メンバーの方が詳しく知っています。そのため、わからないことは変なプライドを持たずに「教えてほしい」と素直に頼るようにしています。互いの得意分野を活かし、助け合える関係性をめざしています。
金融の信頼と、柔軟な風土の融合
──これまでのキャリアと三井住友カードを選んだ理由をお聞かせください。
新卒で入社した通信会社では、営業からサービス企画、マーケティングまで幅広く経験しました。その中でビジネス視点で実現したいことが、システムの制約でかなわないという壁に直面し、システム・データ領域の知識不足を痛感しました。そこで、システムコンサルティングファームへ転職し、約3年半の修行期間を経て、再び事業会社で自分事のビジネスとして勝負したいと考えたのが転職のきっかけです。
これまでの経験を活かし、マーケティングの仕事で勝負したい。同時に、生活の基盤である大阪で長く働き続けたい。この両立ができる環境を探していました。選択肢が限られる中で出会ったのが三井住友カードでした。当時リリースされた「Olive」を見て、決済と銀行機能をシームレスに統合した仕組みに驚かされました。金融の枠を超えた新しい挑戦ができる会社だと確信し、迷わず応募を決めました。
──実際に入社してみて、どのような印象を持ちましたか?
一番強く感じたのは、働いている「人」の柔軟さです。歴史ある企業ですが、外から来た人間の意見や新しい変化に対して、管理職層も含めて「まずはやってみよう」と受け入れる土壌があります。会議では、多角的な視点から次々と新しいアイデアが飛び交い、議論が白熱することもしばしばです。それくらい発想が自由で、オープンな環境であることに、良い意味で驚かされました。
──仕事をする上で、大切にしている価値観は何でしょうか。
ビジネスパーソンとしては、特定分野の高い専門性を持ちつつ、現場感を持ったプレイヤーでありたいという想いがあります。営業、データ分析、システム知識といったこれまでの経験を総動員し、多角的な視点で課題解決に取り組む姿勢を崩さないことです。
また、仕事をする上では、互いの信頼関係を大切にしたいですね。 そのためには、相手を待つのではなく、まず自分から誠実に行動することを心がけています。メンバーが力を発揮しやすいように先回りしてサポートしたり、周りのチームが困っていれば解決に向けてできることを一緒に模索したり。そうした自分からの貢献を積み重ねることで、チームもビジネスも、より良い方向へ進めていきたいと考えています。
成長の源泉は「主体性」にある。心理的安全性を高め、学び合うチームづくり
──マネジメントに携わるようになり、心境の変化はありましたか?
プレイヤー時代は、自分自身のスキルでスピード感を持って業務を完遂することに重きを置いていました。しかし、マネジメントの立場になり、扱うプロジェクトの規模や範囲が広がると、自分一人で生み出せる成果には限界があると痛感したのです。
そこで視座を切り替えました。自分が動くのではなく、自分が持つスキルや視点をメンバーに伝承し、使いこなしてもらう。そうして自分以上の成果を出せる人を育成することこそが、組織として最大のアウトプットを出すための最短ルートだと考えるようになりました。
──メンバーの成長のために、具体的に心がけていることはありますか?
人が最も成長するのは、自ら「やりたい」「解決したい」と思ったときだと思っています。ですから、まずはメンバーが良い精神状態で仕事に向き合えるよう、環境を整えることに力を注いでいます。 本人の希望や、将来やりたいことに今の業務がどうつながるのかを丁寧にすり合わせ、モチベーションの源泉を刺激する。
その上で、メンバーから出てきた疑問や相談には、方向性を示すことも含めて真摯に向き合うようにしています。メンバーが主体性を持って動き、成長を感じられた瞬間が、今の私にとって一番の喜びです。
──チームづくりにおいて、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
以前のチームでの話ですが、マーケティングに関する知見を深めるために勉強会を主催しました。最初は私が前職での経験をもとに事例等を共有する形式でしたが、徐々に持ち回り制になり、メンバー自身が気になった広告やサービスなどについて発表し、ディスカッションする場へと進化していきました。
多忙な中でも週に1時間を確保し継続したことで、メンバーが自ら情報をキャッチアップし、積極的に発言する文化が自然と醸成されました。やらされ仕事ではなく、知的好奇心を持って仕事を楽しむ姿勢がチーム全体に広がった成功体験として、強く印象に残っています。
どこでも通用する人材をめざして。外の知見と中の文化を融合させ、変革を起こす
──今後、どのような存在になっていきたいですか?
今後も幅広い領域の知見を武器に、お客さまへ直接価値を届ける仕事にこだわり続けたいと考えています。 また、AI活用やマーケティングの仕組み作りにおいて、最先端を学び続けたいですね。新しい機能やお得な仕組みを生み出し、それを最速でお客さまに届ける。そのプロセスにおいて、業界をリードするような貢献ができればと思っています。
──これからキャリア入社をめざす方に、持っていてほしいマインドセットはありますか。
私自身、当社に限らず、どの会社に行っても活躍できるようなスキル・経験が身につくような環境に身を置きたいと考えているのですが、同じような考えを持ったキャリア入社の方が増えるとたいへん心強いと思います。
自分の市場価値を高めるためにスキルを磨いたり、自分がやったことのない新しいことにチャレンジしたり、そういったマインドを持った方が増えることで、周囲に刺激を与え、組織はより強くなっていくと信じています。そして、当社にはそのような方が「やりたい!」と思える仕事が十分にありますので、ぜひ期待をもって当社を選んでもらえると嬉しいです。
──最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします。
外から来た方が持つ新しい視点と、当社が培ってきた文化を融合させることで、これまでにないイノベーションが生まれます。 AIなどの最新技術や緻密な戦略、斬新なアイデアなど、あらゆるものを組みあわせ、お客さま一人ひとりに最適な価値を届ける。その完成された仕組みは、日本のどの企業を見てもまだ確立されていないと思います。
自らの市場価値を高めながら、私たちと一緒にその未踏の領域を切り拓き、実現していきたい。そんな熱意を持った方と一緒に働けることを楽しみにしています。
※ 記載内容は2025年12月時点のものです
