信頼関係がすべての土台。相手の目線に立ち、「通じる言葉」で伝えることを大切に
──最初に所属部署の概要と、その中で担当している業務について教えてください。
私が所属しているソリューション開発部は、受託事業を担う部署です。受託事業では、三井住友カードが有するシステムや業務ノウハウを、事業者さまに提供しています。
この事業は、カードを発行するイシュイングや加盟店を獲得・管理するアクワイアリングとは異なり、自社の資産を活用して利益を生み出すのが特徴です。全国の地方銀行さまや交通系事業者さまなど約100社をお客さまとしていて、私はそのうち約60社を担当しています。部付部長として企画からシステムの開発、運用までプロジェクト全体を管理するのが私の役割です。
──仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
仕事は人と人のつながりで成り立っており、信頼がなければ何か課題があっても相手から相談してもらうことはできません。だからこそお客さまはもちろん、社内の他部署、そしてチームメンバーから信頼を得ることを大切にしています。そのために常に意識しているのは「相手の立場や目線に立つこと」です。
一人ひとりの価値観や背景にある事情を理解するように努め、「通じる言葉」を考えて話すことを心がけています。それは容易なことではありませんが、会話を重ねることで丁寧に認識を擦り合わせながら、合意点を積み重ねていくようにしています。
──チームをマネジメントする際に意識していることはありますか?
違和感を残さないことを大切にしています。誠実さを持って向き合うために、何か不明点や気になることがあれば、5分でも10分でもいいので直接会話して確認することを意識しています。また、どんなに困難な状況でも、リーダーである私が常に前向きな姿勢でいることも意識している点です。
私が悲観的な言動を取るとメンバーを不安にさせてしまうため、管理職になってからは物事をポジティブに捉えるように自分のマインドを変化させてきました。前向きな姿勢で仕事と向き合うことで、チームの雰囲気を良くしたいと考えています。
目の前の仕事に全力で挑んだ結果、管理職に。予想外のキャリアがもたらした成長の機会
──KAMEOKAさんは2007年にキャリア入社していますが、転職のきっかけと三井住友カードを選んだ理由を教えてください。
前職はIT企業でカードのシステム開発に携わっていたのですが、その中でカードビジネスの奥深さと、社会的インフラとしての重要性に魅了されました。システムではなくカードビジネスそのものに深く関わりたいと考えたことが、転職のきっかけです。
企業を探す中で当社に魅力を感じたのは、当時大阪に住んでいて大阪に本社があったことと、私が初めて持ったクレジットカードが三井住友カードだったという親近感からです。そして業界内でもとくに活気があり、さまざまな挑戦ができそうだと感じたことが入社の決め手となりました。
──入社してから現在まで、どのようなキャリアを歩んできたのでしょうか?
入社後は10年以上にわたり、システム部門でキャリアを積みました。システム開発から大型案件の取りまとめまで、多岐にわたるプロジェクトに携わった後、よりお客さまに近い立場で業務がしたいという想いから、2018年に現在の部署に異動しました。
これまで三井住友カードには20年近く在籍していますが、ここ数年で人事制度が大きく変化していると感じています。副業制度や公募制度が整備されるなど、チームをマネジメントする立場としても、個々のスキルを伸ばすチャンスが広がっていることをうれしく思っています。
──KAMEOKAさんは6年前にグループ長、2年前に部付部長に就任していますが、管理職になって変化したことがあれば教えてください。
正直に言うと、私はもともと管理職をめざしていたわけではありませんでした。目の前の仕事に全力で取り組んだ結果、現在の立場につながったと考えています。
管理職になって変わったのは、仕事の進め方です。以前は自分の実力をいかに発揮するかが重要でしたが、今はチーム全体で成果を出すことが求められます。最初は戸惑うことも多く、いまだに試行錯誤を続けているところですが、若いメンバーの挑戦をサポートし、成長していく姿を見ることがやりがいにつながっています。
管理職の壁を越えて見えた新たな景色。仲間とのつながりと、充実した制度が支えに
──部付部長になった当初、どのようなことに難しさを感じましたか?
最初の1年は部長職とグループ長を兼任する形だった時期があったので、両方の業務を担うことに苦労しました。
大規模なプロジェクトを抱えながら、チームをマネジメントしなければならないという状況の中で意識したのは、自分の考えをメンバーにしっかりと言葉で伝えることです。なぜそれをやるのか、ミッションだけでなく背景まできちんと伝えると、メンバーも納得して主体的に動いてくれるようになりました。メンバーの成長を通じて、自分も成長させてもらっていると常々感じています。
──当社ではKAMEOKAさんのような女性の管理職が数多く活躍していますが、横のつながりはありますか?
数年前から女性役員の声がけにより、女性の管理職や管理職候補者での定期的な交流の機会が設けられています。食事会などを通じ、同じような悩みや価値観を持つ仲間と出会えたことで、安心感を得ると同時に良い刺激をもらいました。
会社としても女性管理職の増加に力を入れていて、ライフステージが変わっても女性が自分らしくキャリアを築ける制度が充実しています。仕組みの面でも仲間とのつながりの面でも、女性管理職に対するサポートがしっかりしていると感じます。
──具体的にどのようなサポートや制度が役に立っていますか?
在宅勤務やフレックス勤務制度がとくに有効に機能していると感じます。学校行事に参加するために時間単位の年次休暇を利用できるなど、プライベートの事情に合わせた柔軟な働き方が可能です。
また、最近では女性社員に限らず男性社員が育休を取得することも、社内では当たり前の光景になりました。このように当社は、性別に限らずワークライフバランスを実現できる環境が整備されている会社です。多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍していることで、組織としての厚みが増していると感じます。キャッシュレスのリーディングカンパニーをめざす上でも、こうした人事制度や多様性を受容する取り組みはとても意義があると考えています。
若手育成から事業成長まで描く未来図。変革期を楽しみ、管理職として成長し続ける
──管理職として描いている今後の目標を教えてください。
私の部署には60人ほど在籍しており、中でも年代としては20代が多い組織です。若手社員が新しいことに積極的にチャレンジできるよう、より良い環境づくりや支援体制の整備に力を入れたいと考えています。 部付部長として何ができるのかを日々模索していますが、人材育成は管理職だからこそできる仕事です。
メンバーと共に成長できることに、管理職としてのやりがいや楽しさを感じています。 そしてメンバーや組織の成長を通じ、事業を成長させることも重要な目標です。お客さまとさらにコミュニケーションを重ね、新たな価値を創造することで、日本全体のキャッシュレス化を推進したいと考えています。
──これまで長くキャリアを築いてきた中で、三井住友カードの魅力をどのように感じていますか?
今、当社は変革に取り組んでいる最中で、挑戦する姿勢やスピード感のある意思決定が文化として根づいてきているのを感じます。とくに、自分たちで新しいキャッシュレスの世界を創造していくという士気が会社全体で高まっており、新しいことにチャレンジしたい方にとっては非常に魅力的な環境です。
20年近く当社を見てきた中でもここ数年の変化は著しく、私自身スピードについていくのに必死になりながらも、変革期を楽しんでいます。長くキャリアを重ねてきてもなお、仕事に夢中になれるのは、成長し続けられる環境があるからこそだと思っています。会社と共に変化し、成長し続けたい方が仲間として参加してくれたらうれしいですね。
※ 記載内容は2025年8月時点のものです
