立場を越えて心の通った仕事がしたい
私はIndustry Groupに所属し、主に流通・小売業のお客様へのコンサルティングを担当しています。2021年からはManagerとしてチームをまとめ、プロジェクトを推進していく立場になりました。
Managerの仕事でもっとも重要なのは、プロジェクトの品質を守り、いかにお客様に満足いただけるプロジェクトにできるかという部分だと考えています。お客様に価値を提供するために、どのようにプロジェクトを組み立て、推進していくか。チームメンバーやお客様とコミュニケーションを取りながら、うまく橋渡しをしていく役割です。
比較的早期にManagerになれたのは、臆せずチャレンジすることと、自信をもってコミュニケーションをとることを大切にしてきたからではないかと思っています。今思うと、学生時代に行っていたバンド活動を通して、さまざまな年代・バックグラウンドをもつ人々と付き合う中で身についた、度胸やコミュニケーション力のようなものが役に立ったのかなと思います。
もともと上昇志向が強いわけではなく、楽しく仕事ができるのが一番と考えていました。コンサルタントとクライアントという立場を超えて、互いに心の通った仕事ができたら嬉しいですし、そこをめざしていった結果が、お客様や社内の評価につながったのだと思います。
じつは新卒で入社したのは別の会社で、ハンズオン型のコンサルティングを行うベンチャー企業でした。社員が40人ほどの小さな会社で、お客様も小規模なBtoC企業が中心。新人でもプロジェクトを自力で完遂することが求められる一方、研修でしっかり学ぶというよりも、周りに聞きながら自力で解決し仕事を覚えていくような環境でした。そのような環境で働いていたぶん、早くから仕事への責任感を持てたように思います。
その後、富士通総研に転職し、さらに立ち上げとともにRidgelinezへジョインしたという経緯です。
社内外から頼りにされる存在になる
仕事をしていて一番嬉しいのは、「また一緒に仕事をしたい」とお客様に言っていただくこと。その言葉を聞くために頑張っている面もあるので、ひとりでも多くのお客様に私と仕事がしたい、Ridgelinezと仕事がしたいと思っていただくのが、私がめざすところです。いま携わっている小売業の分野を中心に、社内外から頼りにされる存在になっていきたいですね。そのために、インプットを増やすための時間も必ず確保するようにしています。
インプットの仕方として意識しているのは、特定の分野に偏ったインプットをしないということ。少し関係ないかなと思っても、とにかくまずはインプットしてみます。たとえば、月に何冊か本を読むようにしていますが、すべてが身になるかどうかはわかりません。ただ、一見今のプロジェクトには関連しないと思っていた情報が、思わぬところでお客様との会話が広がるきっかけになることもあります。雑談の中で「こんなことも知っているのか」と思っていただくのは、お客様の信頼を得るために重要なアプローチだと考えています。
とはいえ、読書は趣味のようなものなので、無理に勉強している感覚はありません。忙しすぎて休めないということもないですし、何か事情がある場合は、社員同士でうまくサポートしています。プライベートでは旅行が好きで、コロナ禍以前は毎年、1週間くらいの休みをとって旅に出ていました。
もちろん忙しいときは忙しいですが、会社全体に「オン・オフの区別をしっかりしよう」という意識がありますね。たとえば私の周りにも育児休暇を取る男性がいて、皆さんうまく制度を活用されていると思います。プライベートとのバランスをきちんと取ることで、結果的に仕事のパフォーマンスも向上しますし、そうした環境は整っていると感じています。
どれだけ前向きに動けるかが大事
私もそうだったのですが、新卒の皆さんの中にはコンサルタントの仕事に華やかなイメージをもっている方もいるかもしれません。でも実際に働いてみると、地道で泥臭い仕事もかなりあります。
お客様の役に立ち、喜んでもらうために入念な準備や作業を行うというのも、この仕事の重要な部分です。Ridgelinezは新しい会社とはいえ、新人のバックアップ体制も整ってきていますし、富士通グループの基盤があるのも良いところ。ただ大事なのは、やはり自分がどれだけ前向きに動けるかだと思います。そうすることで成長できますし、お客様からの信頼も得られるはずです。
多様なバックグラウンドの方々と議論できるおもしろみ
Ridgelinezは事業開始からまだ間もなく、試行錯誤を繰り返している段階で、そこが刺激的でいいと思っています。大企業には安定感がありますが、一方で何事も現状維持になりやすいところがあります。
また、Ridgelinezには多様なバックグラウンドの方がいて、お客様に対しても、社内のメンバー同士でも、今までになかったような議論が出てくるのがおもしろい。みんなで仕事や会社をより良くしていこうという雰囲気があり、そこはやはり新しい会社らしい魅力といえますね。新入社員の皆さんにも、ぜひそういった部分を楽しんでほしいと思います。
いまは転職のハードルも下がりましたが、新卒という機会は一生に一度だけ。いろいろと迷ったり、戸惑ったりしながら就活をされていると思いますが、実際に働いてみないとわからないことはとても多いと思います。できるだけ幅広い視野をもって、いろいろな人の生の声を聞きながら、皆さんそれぞれが大切にする価値観に合う仕事を見つけられることを願っています。
※ 本記事は2021年に取材した内容を再構成したものです
