幅広い分野で社会貢献性の高い事業を展開し、社会やお客さまの問題解決になる製品やソリューションを数多く提案しているOKI。今回は沼津工場で働く、若手の生産技術職3名による座談会を実施。仕事内容からやりがい、社風、入社のきっかけ、沼津の魅力など語ってもらいました。
【動画公開中】OKIの生産技術職ってどんな仕事?
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若手社員3名による座談会の様子を動画で観たい方は、ぜひYouTubeでご覧ください。ここからは動画でお伝えしきれなかった内容も含め、対談の様子をお伝えします。
OKI生産技術職担当が語る、リアルな仕事内容
──まず、皆さんのお仕事について教えてください。
山本:ひと言で言うと、製造ラインの設計、立ち上げ、改善を担当しています。製品の設計図から実際にそれを作るまでの、ものづくりの架け橋を担っているような感じです。
具体的には、最初に作業の手順をまとめた工程表を作り、実際に製品を生産するためにどのような設備が必要なのかを考え、設備を設計したり、手配したりします。
現場に設備が入ってきたら、生産に入る前に問題がないかを念入りに確認し、不具合や新たな課題が出てきた場合には、それらを随時改善していくといった流れで業務を進めています。プロジェクトがスタートしてから製品を納入するまで、数年かかってしまうものも多いですね。
──具体的にどういった製品を作っているのでしょうか?
山本:私の部署では行政向けのシステム製品を担当しており、水中音響に関わる製品を作っています。その中でもOKI独自の技術を使って生産しているものもあり、自分たちにしかできない仕事もたくさんあると感じます。
海氣:山本さんと同じ製品というわけではないのですが、僕も同じく水中音響の技術を担当しており、主にOKIが推しているラギタイズ技術を扱っています。
ラギタイズ技術とは、たとえば、濡れたら壊れてしまうような電子製品を耐水にしたり、耐震、耐暑といった耐環境性というものを付与したりする技術のことで、製品の可能性を拡張させ、付加価値を生み出すことに使われています。
昔からある技術ですが、実際に製品に適用させるところが結構難しく、現場の作業者と一緒に力を入れているところです。OKI独自の技術を扱っているんだなと実感する場面も結構あります。
とはいえ、まだまだ新人なので、わからないところがあったら山本さんに聞くなど、先輩方にいろいろと教えてもらっています。
山本:扱う製品は違うものの仕事の大まかな流れや、具体的にやることとしては共通点も多いので、課の中で協力して相談しながら進めていますね。
入月:私は同じ製造技術職でも、現場を改善する業務を担当しています。具体的には今ふたつほど担当領域がありまして、ひとつが工場へのトレーサビリティ環境の導入です。トレーサビリティというのは、工場内で作った製品を、いつ誰が作ったものなのか、いわば履歴を追跡できる状態にすること。その履歴を紙に残すのではなく、端末などで入力できるよう電子化を進めています。
具体的な数字は出していませんが、私の感覚としては50%ぐらい電子化が進んだかなと思っています。
もうひとつの業務は、5S活動の推進です。5Sというのは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」のローマ字表記の頭文字の略で、現場の環境維持や業務効率を上げるための大切な取り組みとされています。沼津工場ではこの5S活動に力を入れていて、職場の5Sが行き届いているか、ちゃんと維持できているのかを確認する5S巡回を行っており、そういった活動の取りまとめを担当しています。
──それはもう、学級委員長みたいな存在ですね。
入月:そうですね、「また来たか」みたいな感じのことをよく言われています(笑)。
山本:こちら側としては定期的に見に来てくれるのがわかっているので、ちゃんと整理しようという意識が芽生えますね。やっぱり誰かが見てくれることによって、ちょっと背筋が伸びる部分もありますし、5S活動のお陰で部署を越えたコミュニケーションも生まれていると思います。
生産技術職として感じる仕事のやりがい
──皆さん年次は異なりますが、振り返ってみてとくに大変だったことや、やりがいを感じられたのはどんな時ですか?
山本:私の場合は、今年ちょうど新しい製品の生産がスタートしたので、そのライン立ち上げまでが入社してから5年の中でもっとも忙しく、ハイライトだったと言えるかもしれません。
準備の過程ではトラブルも多く、お客さまが希望する納期に間に合わせることができるかシビアになった瞬間もあり、そのときばかりは趣味の将棋やゲームもお預けで、家に帰ったら寝るだけの生活でした。ようやく生産がスタートして、トラブルがない状態になったときには、ちょっとした達成感に包まれましたね。
海氣:僕の場合は、最近頻繁に生産を助ける治具や設備を導入する機会があったのですが、現場の作業者から「すごく良くなったよ」という言葉をいただけたことがとても嬉しかったですね。
今までは手作業で行っていたようなものをワンタッチで簡略化できるようになったのですが、時間もかかって苦労したけれど、やってよかったな、という気持ちになりました。やっぱり自分が作ったものが現場にあって動いている姿を見ると、頑張った甲斐があったと感じますね。
入月:私の業務、とくにトレーサビリティの促進に関しては、実際に働いている皆さんの要望や意見を吸い上げながら、導入開発を進めています。たまに無茶と思える要望をいただくことがあるのですが、皆さんの声を実現したいという思いから折衷案を考え、なんとかして叶えられるようにすることがやりがいにつながっていますね。
唯一無二のものづくり、幅広い事業領域、居心地のいい職場環境など、それぞれの魅力を感じてOKIへ
──皆さん、OKIにはどのような経緯で入社したのでしょうか?
山本:私の場合は大学主催の企業説明会でOKIの存在を知りました。何かしらものづくりに携わりたいとは思っていたのですが、OKIのものづくりはとてもユニークで、目に見えない、社会のベースとなる部分を担っているんですよね。流行り廃りの影響をあまり受けずに、長い年月にわたって製品に携われそうな点とメーカーとしての独自性に魅力を感じて、そこから選考に参加しました。
入月:私もメーカーで何かものづくりに携わりたいなと思っていました。それに加え、新しいことに挑戦している会社の中で、わくわくした気持ちを持ち続けながら働けることを軸に探していて、その条件に合ったのがOKIでした。
OKIは把握しきれないぐらい数多くの製品を作っていますが、サービスも展開するなど事業領域が広く、すごくおもしろそうな会社に思えたんです。選考に進む過程では、面接の担当者がすごく穏やかなムードで話を聞き出してくださる方で、居心地のいい職場環境がイメージできたことも決め手になりましたね。
海氣:僕の場合は、建物の老朽化具合をセンサーで見ることができるシステムを取り上げた記事を読んで、「どうやって実現しているのだろう?」と、その技術を開発している会社としてOKIに興味を持っていました。
実際に就職活動が始まって、OKIの担当者が大学に会社説明に来てくださる機会があったので参加しました。業務内容を「社会の大丈夫を作る」という言葉で説明されていて、以前から気になっていたセンサーとつながったんです。やはりおもしろそうなことに取り組んでいる会社だなと思い、入社を希望するきっかけになりました。
生産技術職に進んだそれぞれのバックグランド
──皆さんはどのようなバックグラウンドを持って、生産技術職にたどり着いたのでしょうか?
山本:私は大学が物理系の学科だったのですが、結果的に今扱っている製品にも多少関連があるので、学んだことが活きているかなと思います。子どものころまで遡りますと、ボードゲームや将棋が好きで、プロ棋士に憧れていましたね。
海氣:僕は子どものころから電子機器を触るのが好きで、理系の大学に進んで電子を専攻し、信号技術や信号処理を研究していました。研究自体が本格化したのは就職活動の後ですが、結果的にOKIの扱っているセンサー技術に通じるところはありますし、興味のある分野に進むことができたと思います。
入月:私は子どものときから理科が好きだったので、自然な流れで理系に進んで大学では超音波の研究をしていました。正直なところ、今の担当業務ではその知識を活かせる場面はなかなかないかもしれません。
ただ、あまりネガティブには思っていなくて、専攻に関わらず幅広い業務を経験させてもらえることに感謝しています。そんな自分の実感から、就職活動するときには、専攻にとらわれ過ぎない方が世界も広がるのかなという気がしています。
──実際に入社して、ギャップを感じたことはありますか?
入月:個人的にはとてもいいギャップだったのですが、新人でも若手でも想像以上にいろんなことに挑戦させてくれる会社だと思います。「僕が担当して大丈夫なのかな?」という案件でも、「失敗しても大丈夫だから、とりあえずチャレンジしてみなよ」っていう感じで背中を押してくれることに感謝しています。
上司は遠くから見守ってくれて、若手にちゃんと成長できる機会を与えてくれる環境は恵まれていると思いますね。
海氣:ギャップというか予想外だったのは、部署のメンバーがとても仲が良いことです。僕の代はたまたまひとりだったのですが、例年複数名配属されているので、年の近い仲間がたくさんいて、わからないこともすぐに先輩に聞きに行けるなど、風通し良く話しやすい雰囲気があると思います。
山本:確かに、そうですね。定時退社日とかには、みんなで集まって月に1、2回くらいは一緒にご飯に行ったりしていますが今の時代では珍しいことかもしれませんね。
ギャップという意味だと、個人的にはあまりなかったかもしれません。ただ、生産技術職はいろいろな部署の方と関わりを持ちながら進めていかないといけない仕事なので、意見が出しやすいムードがあり、積極的に仕事に取り組める人がとても多い職場だと感じています。
風光明媚な環境で、プライベートも充実する沼津の魅力
──皆さんは生まれ育った土地を離れて仕事をされていますが、実際に沼津に住んでみた感想を教えてください。
入月:私は沼津に来てから結構休日に外出することが多くなりましたね。海や山が近くにあるので、魚釣りだったりキャンプだったり、アウトドアを満喫しています。
あとは箱根や伊豆といった観光地も結構近いので、休日も気軽に旅行を楽しめて、暇をすることはないですね。沼津での生活に個人的にはとても満足しています。
山本:私は海鮮が好きなので、食の部分で楽しませてもらっていると思います。近くに沼津港があるので、食材もとても新鮮。安くおいしく提供しようというスタンスのお店が多いように思います。
東京などから知り合いが来たときも、おすすめのお店に連れて行って沼津の魅力を伝えていますね。
海氣:山本さんが言うように、やはりおいしいお店がとても多くて、大学時代の友人が遊びに来たときには、沼津港に行ったり、上司がおすすめしてくれたお店に行ったりして食を楽しんでいます。
あと、沼津は海沿いなので、気候が比較的温暖で、夏は少し涼しく冬もあまり寒くならないところが過ごしやすいですね。
──最後に、今後やってみたいことや、挑戦してみたいことありますか?
海氣:やはり自分ひとりで主として新製品のラインを立ち上げることは挑戦してみたいと思います。今は指導者の方と2人で分担して、サポートを受けながら行っているのですが、自分で立ち上げをできるようになってこそ一人前だと思っているので、来年度以降も挑戦したいと思っているところです。
また、もうひとつ大きな目標として、沼津以外の場所でもいろいろな製品を触れてみたいと思っています。今、水中音響の技術について触れていますが、それ以外にもOKIには魅力的な製品がたくさんあるので、別拠点でOKIの異なる技術を扱った仕事をしてみるのもおもしろそうだと思っています。
入月:私は将来的には、チームやプロジェクトを引っ張っていくリーダーを務めたいなと思っています。ありがたいことに、OKIには若手でもいろいろ挑戦させてもらえる機会が多くあるので、今のうちから経験を積んで将来に備えたいですね。
山本:今年ちょうど製品ラインの立ち上げを担当して一段落したところなのですが、まずは同じ分野で別の製品にもう一度チャレンジしてみたいと思っています。最終的には、できることを増やしていって、いろいろな人から信頼されるというか、頼られるような存在になりたいと思っています。
──ありがとうございます。OKIの生産技術職の皆さんに、魅力をたっぷりとお伺いできました。皆さんあらためて本日はどうもありがとうございました。
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※ 記載内容は2024年2月時点のものです
