技術×クリエイティブを武器に営業との強力なパートナーシップを確立
現在、林 優はHead of Solutions Engineering, APACとして東京・ソウル・シドニーの3拠点をまたぎ、日本を含むアジアパシフィック地域のSEチームを統括しています。
SEチームが掲げるミッションは「お客さまにとっての信頼できるアドバイザーとしてお客さまの本質的な課題を解決する最適でかつ創造的なソリューションを提供すること」。営業担当者と密接に協業し、お客さまとの商談において高度なソリューションが求められる場面でSEが登場します。
「たとえばお客さま固有の課題に合わせてカスタマイズしたデモンストレーションや、技術的に踏み込んだ質問への回答を行うのが私たちの役割の一例です。営業だけでは解決が難しい複雑な課題に対し、技術的な裏付けと深いプロダクト理解を持って突破口を開きます。
とくに大手企業に対しては『なぜ今企業としてNotionを使う必要があるのか』という強力な意味付けが求められます。技術的な正解に加えてお客さまの環境や言葉に合わせて価値を翻訳し、クリエイティブに『Notion上で働く世界観』を伝えることがSEの腕の見せ所であり醍醐味の1つですね」
他にもウェビナーへの登壇やデモ環境の作成など営業チームが自信を持って提案するための「戦略的な資産」の創出もSEの重要なミッションです。そんなチームにおいて林がメンバーに強く求めているのは営業メンバーとのパートナーシップです。
「受動的な姿勢ではなく、常に相手の課題に寄り添い、先回りして動いて連携を強めることでより大きな成果を生み出すことができます。互いにリスペクトを持ちながらも改善すべき点は率直に指摘し合い、プロフェッショナルとして高め合う関係を築くことを期待しています」
また役割が固定化されていないスタートアップだからこそ役割に閉じない姿勢も大切だと言います。
「とくにSEは高度な技術的知見と対外的なプレゼンテーション能力を併せ持ち、営業と連携して顧客深耕も担えるマルチな存在です。だからこそ『組織の隙間』にある課題に対し、オーナーシップを持って解決に動くことが求められます。
自身の役割に固執せず、組織全体の成功にコミットできる姿勢こそが今のNotionのフェーズで最も価値を発揮できると考えています」
「グローバル初のSE」としての挑戦。白地から定義を作り上げる醍醐味
IT企業を経験したのちにおよそ12年にわたり外資系SaaS企業でキャリアを積んできた林。Notionへの参画を決めた背景には、2つの理由がありました。
「1つめはプロダクトへの確信です。前職のビジネスチャットツールを扱う企業でコミュニケーションにおける『フロー情報』の最適化をやりきった感覚があり、次は『ストック情報におけるベストのソリューションは何だろう』という探求心が芽生えていました。Notionは高い『カスタマイズ性』と『コラボレーション要素』が融合しており、ストック情報の最適解になる革新的なツールだと確信したのです。
2つめは組織立ち上げへの挑戦です。前職では入社直後に上場を迎えたのですが、古参メンバーの話を聞くたびに創業期の熱狂を当事者として味わいたいと感じるようになりました。またSEとしての経験を重ねる中で『次は自分の経験を活かしながら、組織の立ち上げに関わりたい』という思いが募っていました。
そんな折に届いたのがかねてより注目していたNotionからの『グローバル初のSE募集』です。メンバーやカルチャーへの共感もあり、迷わず挑戦を決めました」
こうして2022年にNotionへ参画した林。入社して感じたのは未開拓な領域を切り拓いていくおもしろさでした。当時はまだBtoB営業の型が定まっておらず、手探りの状態だったと振り返ります。
「『BtoBにおけるNotionの価値』を定義し、ビジネス文脈で価値を伝えるためのメッセージングを企画したり、それを伝えるプレゼン資料を作ったりと白地から作っていけるのがとても楽しかったですね。素晴らしいプロダクトをどう伝えるか、デモや資料を作り込むプロセスそのものに熱中していました」
お客さまとの商談の場面でもさまざまな醍醐味を感じていると言います。
「実はお客さま自身がすでにNotionのファンであることも少なくありません。『子どもが使っていて』『個人で愛用していて』と目を輝かせて話してくださいます。
そうしたNotionへ熱量を持った『チャンピオン』の方と一緒に彼らの社内向けにカスタマイズしたデモを作ったり、意思決定者に向けたピッチ資料を練り上げたりして組織全体への採用につなげていきます。時にはAI検討フェーズのお客さまにハンズオン勉強会を開催し、実際に体験して『こんなことができるのか』と感動していただく瞬間もあります。
そうやって目の前のお客さまのために行ったことが結果的にプロダクトの導入につながり、最後は『事例』として世の中に発信されていく。そのプロセスに伴走できるのは本当に大きなやりがいですね」
「Kind&Direct」のバリューを体現する。リーダーとして向き合うチームづくり
Notionでさまざまな経験をしてきた林が入社して最も手応えを感じているのは「チーム作り」です。チームの体制としては顧客企業の規模に応じて3チームに分かれ、それぞれをSEが専門的に営業をサポートする形をとっています。
「私のチームだけでなくグローバル全体がそうですが、みんなが高いスキルを持っていて、Notionというプロダクトが大好きで、非常に研究熱心です。最先端のAI技術なども自ら探求しているようなメンバーです。それでいて人に対して思いやりがある温かいメンバーばかりなので、穏やかで和やかな雰囲気が漂っています」
そのチーム運営において林が最も重要視しているのがNotionのコアバリューである「Kind & Direct(思いやりがあり、率直である)」の精神です。
「一般的な組織では気になったことがあっても摩擦を恐れて発言を控えてしまうことも少なくありません。しかし共通のゴールをめざすプロフェッショナルなチームであれば改善すべき点は率直に伝え合い、お互いの成長と成果にコミットすべきです。そこに遠慮や忖度が介在する時間はビジネスにおいて損失でしかありません」
こうした率直なコミュニケーションを成立させるために林が不可欠だと考えているのが相手への深いリスペクトや空気づくりです。
「お互いの信頼があってこそ言いたいことを言い合える関係が生まれます。だからこそその土台作りとしてシンプルですが『対話の量と質』を意識しています。みんなでお祝いランチに行ったり、記念写真を撮ってグローバルチームに共有したりと、意識的にコミュニケーションの場を設けることでなんでも話せる空気感を作っています。
またポジティブなフィードバックを伝えることもチームで重視していることの1つ。私自身がまず良い点をメンバーに伝えるよう意識していますし、メンバーの成果はグローバルや国内の他のチームにも積極的に共有するようにしています」
グローバルのSE全員がニューヨークに集まる機会もあり、日本チーム内に留まらずコミュニケーションは取りやすい環境だと言います。
AIの先端領域で可能性を拡張する。「未体験ゾーン」を楽しむジャーニー
チーム作りと同様に業務の面でもエキサイティングな環境があると話す林。その源泉はNotionというプロダクトが持つ圧倒的な進化のスピードとクオリティだと言います。
「Notionはとにかくプロダクトがおもしろいです。クオリティが非常に高く、アップデートのスピードがはやい。その進化の最前線にあるのがAIです。NotionはAIが広く普及する以前から『Notion AI』のアルファ版をリリースするなど常にAIの実装をリードしてきました。本社のエンジニアと密に連携し、最新のAIトピックに触れられる環境はエンジニアとして純粋に刺激的です。
さらに最近リリースした『Notionエージェント』によってその進化は新たなフェーズに入りました。ユーザーの使い方も提供できる価値もガラッと変わります。AIが単なるツールからパートナーへと進化する中でその効果や魅力をどう見せていくかを考えていくことがこれからSEとして働く醍醐味ではないでしょうか」
また自らの手でプロダクトをより良くできる点もNotionのSEならではのおもしろさだと語ります。
「日本はグローバルの中でもとくに大手企業さまへの導入が進んでいる重要な市場であり、本国もその動向に注目しています。大規模組織ならではの高度なご要望や改善のヒントを私たち日本チームが最も多く受け取ることができます。そしてそのフィードバックがプロダクト開発にダイレクトに反映される環境があるのです」
今のNotionにはSEとしてこの上ない環境があると林は考えています。
「日々進化する生成AIの最前線にいられること。組織の成長曲線に合わせて自分自身のキャリアや可能性も非連続に拡張していけること。そしてアメリカやヨーロッパのエンジニアと英語でやり取りするグローバルな環境が日常にあること。SEとして約12年働いてきましたが、NotionのSEほど理想的な仕事はないと本気で思っています。
また挑戦の余地もまだまだ大きい組織です。組織の拡大が進む中で課題も出てくるでしょうし、これから先は私自身も経験したことのない未知の領域です。正解がない中でもベストを尽くして、このジャーニーをみんなで楽しむというマインドで組織の成長にも向き合っていきたいですね。
グローバルの一流のチームと進化し続ける素晴らしいプロダクト。この魅力的な環境で挑戦したい方を心からお待ちしています」
※ 記載内容は2025年12月時点のものです
