大規模プロジェクトに参画。証券投資信託に関する業界知識の取得にも取り組む日々
日本データスキルで証券投資信託システムの改修プロジェクトに携わっている下田。社員3名、パートナー社員1名の計4名のメンバーの一人として、既存システムから新規システムへの移行を担当しています。
「既存システムをセキュリティの観点などから新しく作り変える必要があるということで、新しいシステムへと移行する業務を担当しています。これまで通りのデータが送れているのか、データ連携の処理がきちんとなされているのかという設計部分から携わっています」
最初の基本設計書の段階から参加している下田は、サブリーダー的な役割も担っています。
「プロジェクトの途中から新しく入ったメンバーに対して、案件自体の説明や基本設計書の内容を伝える役目も担当しています。現在行っている設計書が3月ごろに終わるので、その後は実際にプログラミングを行い、テストを繰り返すという流れです。テスト期間だけでも1年〜1年半ほどとかなり長い期間をかける予定なので、長期間かつ規模の大きなプロジェクトになります」
本プロジェクトでは、SEとしての基本的なスキルに加え、証券投資信託に関する専門的な知識も必要だと話す下田。
「たとえば、証券投資信託に関する専門用語はかなり多いのです。しかし、その用語をきちんと理解していないとシステムを作ることができません。システムやプログラミング言語といったSEとしての専門知識に加え、自分が担当するプロジェクトの業務的な知識もきちんと身につけることが重要だと実感しています。日々勉強ですね」
仕事を進めていく中で、下田が強く意識しているのが「相手が100%理解できるように伝える」ことです。
「入社1年目で初めて現場で『こんな成果物を作りました』とレビューする機会があったのですが、説明に1時間かかった上、相手の方に『結局何が言いたいのかわからない』と言われてしまったのです。いくらよいと思うものを作っても、それを相手に理解してもらえなければ難しいのだと実感しました。
この経験をきっかけに伝えたい内容を事前に見直し、説明時には図や資料を活用するなど、なるべくわかりやすく伝えるコミュニケーションを心がけるようになりましたね」
学生時代に学んだコミュニケーションを活かし、人に喜ばれる仕事をしたい
就職活動に際し、お客様やユーザーの抱える問題を解決して喜んでもらえるような仕事をしたいと考えていた下田。
「大学時代は異文化コミュニケーション学部に在籍していました。コミュニケーションと一口にいっても、友達と話をする、あるいは物事を相手に的確に伝えるなど多岐にわたります。
このようなさまざまなコミュニケーションについて論理的に研究し、『これは社会に出てからも活かせるな』と常々考えていました。研究したことを少しでも役立てることができたらいいなと思っていましたね」
たとえば、誰かに何かを伝えたいときに要点を順序立ててまとめる研究は、まさに今誰かに何かを伝えたい時に活きています。
「積極的に自分のスキルや知識を高め、それをどんどんアウトプットすることで活躍していきたいという想いがありました。大前提として『人に喜ばれる仕事がしたい』ということがありましたが、考えてみると人に喜ばれない仕事はないはず。だからこそ、業界を絞らず広い視野で活躍できそうなところを探しました」
そんな中で出会ったのが、日本データスキルであり、システムエンジニアへの道だったのです。
「システムエンジニア(以下、SE)に興味を持ったのは、新型コロナウイルス感染症が流行していた大学2年生のころ。今後一層社会で必要とされていくだろう『システム』に興味を持つようになりました。SEには理系の職種で専門的な知識が必要なイメージでしたが、文系の自分でもチャレンジできるのか視野を広げてみようと思ったのです。
実際にどんな仕事なのか、日本データスキルのインターンシップに参加したときに『努力した分だけ周りから評価される』という説明を聞き、自分の努力次第でできる仕事の幅が広がっていくところに魅力を感じましたね」
数多あるシステム関連の企業の中でも、日本データスキルに惹かれたのは、安定性と研修制度の充実だと下田は語ります。
「移り変わりが激しいイメージのあるIT業界の中で40年以上の歴史があるところに、企業としての安定力や将来性を感じました。また、文系出身者であっても研修制度などを活用することで、IT業界で働くスキルを身につけていける、成長していくための環境があると感じたことも入社の決め手です」
文系でも負けたくない──研修制度を活用し、ITやプログラムの知識を積極的に習得
入社すると決めたからには、たとえ文系であっても、経験者に負けじと力をつけたいと下田は思っていました。
「入社前に特別に準備いただいたプログラミング演習サイトを活用し、プログラミングの基本的な知識を習得。内定者時代に基本技術情報の資格も取得しました。知識がない分、やる気だけは負けたくないとプログラミング演習サイトを繰り返し学んでいたことやその他独学で学んでいたことが入社後の研修で活きました。
研修では新入社員同士で教えあうこともあり、教える側のときは『人に何かを教えるのって難しいな』と実感したことを覚えています」
もともと理系分野は苦手だったと話す下田ですが、実際にプログラミングを学ぶ中で喜びを感じます。
「自分で書いたプログラミングを実行し、期待通りの動きをしたのを見たときに『こんなこともできるんだ!』と大きな達成感を得ることができたのです。できなかったことができるようになり、自分の成長を感じることができたので、楽しく前向きに取り組めました」
入社2年目には応用情報技術者試験の資格も取得した下田。専任指導員(日本データスキルでは、OJTの一環として入社後一年の間、専任の先輩がつきます)からの言葉が資格取得チャレンジのきっかけになりました。
「上司も期待してくれていた上、資格を取ると賞与の際に手当てがつくことも知り、勉強するモチベーションにつながりました。勉強を進めていくうちにわからないことが出てきたときは、専任指導員に率先して聞くことで解消。試験日が近くなると会社から模擬試験の案内もあり、そちらも利用しました」
さらには外部講習を受講し、現在プロジェクトで使用している言語も新しく習得しました。
「もともと習得していたJavaに加え、C言語を習得するために外部のWeb研修に参加しました。もともと業務の幅を広げていきたいとの想いもあり、上司や人材開発部の方から研修を教えていただき昨年の10月ごろから開始。自分の都合に合わせて自由に受講できるスタイルだったので、通勤時間などの隙間時間をうまく活用して勉強にあてました。
現在担当中の案件に関わるプログラムにC言語で書かれているものがあり、理解することができたときには勉強してよかったと実感しましたね」
この外部研修も社内制度の一環であり、受講料は無料。C言語などのプログラミング系のほか、マネジメント系などさまざまな分野があり、社員は興味がある分野の講座を選んで受講できます。
本業を進めながら資格取得に取り組んだ下田。両立が大変だったという中、頑張れた理由をこう振り返ります。
「資格をもっていることは自分自身のスキルの証明になりますし、周りからの評価にもつながります。社内制度をうまく活用し、モチベーション高く取り組むことができたと感じています」
前向きなチャレンジを続けてきたからこそ、自ら実感できる「成長」がある
引き続き自己研鑽に励む下田は、自身のレベルアップに向けて新しい気づきを得ました。
「以前は、プログラムやシステムの知識があれば仕事はできるだろうと思っていました。しかし、学びを深めていくうちに気づいたのは、担当する業界の知識、たとえばお客様が実際にどういったものを扱っているのかを理解しないと仕事はできないということです。学べば学ぶほど、さらに勉強していく必要があるなと感じています」
業務を進めていく上で任せてもらえることが増えた、信頼されていると感じることが増えたと話す下田は、さらなる成長を志します。
「プログラミングやシステムに関する仕事には、やはりコミュニケーションが欠かせません。周囲とよい関係性を築けなければできない仕事なので、物事を的確に伝えるスキルについてはさらに経験を積みながら伸ばしていきたいですね。上司や先輩方に自分から積極的に話しかけ『これで伝わりますか?』と聞き、そこで学んだことをメモしています。
お世話になった先輩社員の方が、相手の話を聞くのが非常に上手で。こちらが話したことをきちんと理解してくれる上、足りない部分も補ってくれていたので、自分のそんな風になっていきたいと努力を重ねています」
資格について、ゆくゆくは上位資格の高度技術者試験にも挑戦したいと語る下田。SEとしても専門知識やスキル向上のための勉強も続けていきたいと意気込みます。
「SEとしての知識やスキルはまだまだだと自覚しているので、業務を通じてはもちろん、自ら積極的に学んでいきたいと考えています。会社の親睦会などで『○○さん、すごく仕事ができるよ』などと社員の方の評判を耳にするたびに、いつかは自分もそんな風に言われたいと思いますし、周りの人から認められ信頼される人になりたいですね」
たとえ経験がなくても、一つひとつ経験を積み重ね、自ら努力していくことで目の前の道は開けてくる──めざすべき姿を思い描きながら、下田の挑戦は続きます。
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
