首都圏に出たいと内定を辞退。明るく、つながりを大事にする“人”に惹かれ、NDSへ
3年ぐらいで、もっと待遇の良い会社に転職しよう──それが2023年2月現在、入社6年目の松谷が、NDSに入社した当時に抱いていた考えでした。
「そもそもIT業界を志したのは、高校生のころからスマホを持つようになって、IT分野の発展を間近で見てきたことがきっかけです。変化の著しいIT業界に携われば、今後困らないと考えました。
また、北海道の室蘭工業大学工学部に通っていたこともあり、当時は道内での就職を考えていました。NDSと似た業種、職種で1社から内定を受けて、はじめは、道内の企業に入社しようと決めたんです」
ところが、内定式を目前にして、「首都圏に出たい」という想いが松谷の中で強くなります。違う会社への就職を考え始め、見つけたのが、NDSでした。
「社員の皆さんが明るくて、つながりを大事にしている印象を受けたことが決め手になりました。代表からは、『飲み会にはよく参加するほう?』とも聞かれたんですよね(笑)。入社式も明るい雰囲気でしたし、判断に間違いはなかったです」
2017年に入社後は、3カ月にわたってプログラミング(Java)の基礎・開発実習の教育研修を受けた松谷。研修後はまず、エンジニアとして、道路設備の劣化具合を判定するシステムの開発に携わりました。
「振り返ってみれば、内容がおもしろかったので、スタートとしては運が良かったと思います。
その後もお客様先でシステム開発の仕事に、2つほど携わりました。入社して間もないうちにお客様先で業務をしたため、正直なところコミュニケーション面で苦労しましたね。初めは緊張しましたし、お客様に対する確認がスムーズにできないこともありましたが、少しずつ打ち解けられるようになりました」
スキルが身についてきて、任される仕事の幅が広がり始めたのは、入社3年目に携わった配送管理システムの再構築の案件からでした。
「入社5年目からは本社に戻り、サブリーダーとして、部品メーカーの生産管理システムの開発に携わりました。サブリーダーになってからは、これまでの仕事もしながら管理業務が増えたので、両立させるのが大変でしたね。
しかし、最初からすべてを完璧にやろうとせず、できることから地道にやって、手が回らないところは手伝ってもらいながら、少しずつできることの幅を広げていきました 」
このようなキャリアの中で松谷の「3年後に転職をしよう」という考えは変化しました。NDSで働き続ける選択をしたのです。いったい何が松谷を変えたのでしょうか。
成長でき、評価される環境 がNDSにあった。入社当初から変化した、転職への気持ち
転職ではなく、働き続ける選択をした松谷。その理由は、NDSの持つ会社の魅力にありました。
「3年働くうちに、『上司や会社のメンバーから、ちゃんとやった分だけ評価してもらえる』と感じるようになったんです。
たとえば、お客様の現場で働いているときは、自社のメンバーからは見えづらいはずです。それにも関わらず、自分の頑張りや評価が、お客様を通じて会社にもきちんと伝わっているんです。
待遇も恵まれていますし、自分次第でもっと上昇できる環境です。今は、『うちの会社でやれるだけやってみよう』と思っています」
こうした日々から、自信も持つようになった松谷。周囲の評価に加え、自ら感じる成長が、その自信の背景にはありました。
「最初は失敗することも多かったんですが、トライアンドエラーの積み重ねで、少しずつ失敗を予測できるようになっていきました。少し前にはできなかったことが今はできる。そんな経験の繰り返しから成長を実感し、自信につながっていきました」
そんな松谷は現在、約15名の課に所属し、メンバーとともに、製造業向けのシステム開発をメインに手がけています。
「私が仕事をする上で大事にしていることは大きく2つ。1つは、お客様の業務を十分に理解し、高品質なシステムを開発すること。もう1つは、お客様からの高い評価を得て、良好な関係を築き、次の仕事につなげることです」
松谷は部品メーカーの生産管理システム開発に携わっており、そこでリーダーを担当しています。
「リーダーの業務は、全体のスケジュール管理、タスクの細分化とメンバーへの割り振り、進捗状況の確認、成果物のチェックなどがあります。
その他にも2件ほど、開発案件を担当しています。それぞれ、サブリーダー、リーダーを務めています。サブリーダーとしては、リーダーをサポートしつつ、新人教育も行っています」
「誠意実行」と 現場視点が、お客様や上司からの評価へとつながっている
上司からは、「お客様とも良好な関係を築き、高い評価を得ている」とのお墨付きを得ている松谷。その秘訣はどこにあるのでしょうか。
「ご提案の際には現場のユーザーさんの視点を大切にしています。システム化の目的の1つは、標準の業務ルールを設けて、それに沿って業務を行うことで効率化を図ることだと思います。しかし、とくに製造業の場合は、工場・現場ごとで業務ルールが異なることも多いんです。
そのため、現場のユーザーさんの声をしっかりと聞き、どうすることが最適かを常に考えるようにしています。また、お客様の業務で理解できない点は、自分で調べたり、積極的にヒアリングしたりするようにしています。それが、お客様と近い立場である私の役割だと思っています」
一方で、NDSの創業当時からのモットーである「誠意実行」も、松谷が大切にしている考え方の1つです。
「誠意実行とは、誠意を持って行動し、一歩前に出て実行するという意味です。入社前からこのような行動指針を潜在的に持っていたかもしれませんが、NDSでこのモットーを知って、明確に言語化され、とても共感できました。
今も、自分自身、そのモットーに沿うような仕事を常に意識しています。と言うのも、誤魔化しながら仕事をしても、自分がきつくなりますし、お客様や会社に対しても、どこかでうまく回らなくなると思っています」
こうした心がけが通じて、お客様から「若いのにしっかりしているね」といった嬉しい言葉を掛けてもらうこともあります。それは、松谷のやりがいにもつながっています。
「また、上流工程から携わるようになってからは、『問題なく稼働していますよ』というちょっとした報告でも、得られる喜びが大きくなりました。課題や苦労を乗り越えてできたものだから、報告を聞いたときに『あのとき頑張って良かったな』と思えるんです。
そんなふうに、私が携わったシステムが稼働し、お客様の仕事が回っているという実感は、何物にも代えがたい、この仕事の醍醐味です」
リーダーとして成長しつつ、今後は後輩の育成にもさらに尽力していきたい
入社6年目の今も、未経験のプログラミング言語や、サードパーティ製品の使い方がわからず、立ち止まることもあると語る松谷。それでも、わからないことは聞いたり、調べたりしながら、日々前進しています。
「NDSは、研修制度のほか、資格取得の奨励など教育体制は非常にしっかりしている印象ですね。また、先輩だけでなく、後輩から学ぶことも少なくありません。
私自身、後輩が得意なジャンルのときには、恥ずかしがらずに聞いて吸収しようとしています。年次に関わらず、一人ひとりの経験、スキルを尊重するカルチャーがNDSにはあると思いますね」
松谷は、後輩の育成にも携わっています。その際、後輩に伝えているのが、まず自分で調べることの大切さだと言います。たとえば、後輩が間違っていたときに、ただ答えを教えるのではなく、「このキーワードで探すと見つかるよ」とアドバイスして、自己解決力を上げるような考え方を心掛けています。
「現在はリーダーとしても後輩の育成にも携わっているものの、まだ不十分だと感じています。私自身もリーダーとして成長しつつ、後輩を育成して、NDS全体の人材のレベル向上に寄与していきたいです。人材のレベルが上がれば、お客様からの評価も向上し、次の仕事にもつながっていくはずですから。
また、お客様にゼロからシステムを提案できるようなSEに成長していきたいです」
最後に、NDSで今後仲間になる学生に向けて、松谷はこのようなメッセージを送ります。
「何より大切なのは、地道にコツコツやっていくことです。これは、NDSに限らず、IT業界で働く上で重要なことだと思います。
私の場合、入社前は、ITに対して、AIやIoTなどの開発をするというイメージを持っていました。しかし、実際には、華々しいイメージとは少し異なりました。それでも、地道に進むことで、お客様の声からやりがいを感じられたり、自信がついてきたりして、楽しくなっていったんです。
また、私は理系出身ですが、入社当時、プログラミング未経験でした。上司の親身な教えのもと、感覚をつかんで初めて、スムーズにできるようになったんです。未経験だろうとコツコツ積み重ねることで、経験者との差は縮みますし、追いつくことだってできます。愚直に続けることを大切にしてほしいですね」
できない部分は、上司の真似をする。わからない部分は、人に聞いたり自分で調べたりする。そんな愚直な日々こそが松谷の成長の根源です。
目の前の仕事は地味かもしれない。わからないことだらけで立ち止まることだってあるかもしれない。それでも、松谷は今日も目の前の仕事へ地道に取り組んでいきます。 それが、高みに至る一番の近道だと信じながら。
※ 記載内容は2023年2月時点のものです
