さまざまなお客さまと出会えるオートリース業界。入社の決め手は一番楽しめた面接
学生時代は、経済学部で経済を幅広く学んでいた溝尾。就職活動でオートリース業界と出会ったのは、まったくの偶然だったと振り返ります。
「就活当初は特定の業界や職種を志していたわけではなく、食品系や住宅メーカーなど、さまざまな企業を検討していました。オートリース業界もそのうちの1つで、たまたま参加した説明会で『こんな仕事もあるのだ』と、興味を持ちました。
日本で一番強い産業といえば自動車産業だと思いましたし、オートリース業界のお客さま=車を使用するすべての人が対象になるので、さまざまなお客さまと接する仕事は楽しそうだと感じました」
オートリース業界をめざそうと決めた溝尾は、シェア上位4社の選考に臨みます。その結果、最終的にNCSへの入社を決めた理由を次のように説明します。
「1つは、福利厚生が充実していて、転勤があっても家賃補助などのサポートがあること。もう1つは、NTTや東京センチュリーといった大手企業が株主であり、強固なバックボーンがあるので安定的に長く働けるだろうと感じたこと。
そして何よりも、採用面接がとても楽しかったことが一番の決め手でした。他の企業だと『当社を志望した理由は?』など型どおりの質問が多かったのに対して、NCSでは面接官の方と自然な会話をキャッチボールするように面接が進みました。
なので変な緊張をすることなく、とても楽しかった、という印象が残っています。就活では全部で40社ほどの面接を受けましたが、そのような会社はNCSだけでした」
面接時に感じたNCSの社風を「優しい」「和やか」と表現する溝尾。このイメージは、入社後も変わらなかったと語ります。
「私がこれまでいた部署や今いる部署も、みなさん親切でフレンドリーな方々ばかりで、面接の時とのギャップはまったくないです。また、同期の社員同士も仲が良く、仕事終わりに飲みに行ったり、休日に一緒にBBQをしたり。会社の人間関係が良好なのは、働く上でとてもありがたいと思います」
想定外の部署への配属。頼れる先輩の存在とひたむきな努力で着実に成長
こうして2020年にNCSへ新卒入社した溝尾。しかし、入社後は想定外の出来事が待ち受けていました。
「新卒の社員はほとんどが営業に配属されるのですが、入社式で渡された私の辞令に書いてあったのは『サービス推進部』という部署。同期で同部署に配属になったのは私ともう1人だけでした。何を行う部署なのかまったく想像できず、とにかく不安しかありませんでした」
予想外の配属に戸惑いつつも、溝尾は新入社員研修に臨みます。約3カ月間の研修は、座学による各部署の説明と、取引先への訪問による実地体験で構成されていました。
「とくに印象に残っているのは、自動車メーカーの工場を訪問した時にスポーツカーに乗せてもらったことです。プロドライバーの運転で傾斜のあるテストコースを走ったのですが、とても気持ち良かったです。車で走る楽しさをあらためて感じた瞬間でもありました」
人材開発部が主導の研修後は、サービス・事務本部内で約2カ月のジョブローテーションを経験しました。サービス・事務本部はリース車のメンテナンス全般の業務を担う組織で、サービス推進部を含め6つの部があります。さまざまな部署を回りながら、実際の業務を通して、各部署のつながりについて理解を深めてほしい、という現場の想いが詰まった研修でした。
「支払い関係の部署では、リース車のメンテナンスを委託している整備工場へのメンテナンス代金の支払い判断や処理方法を学んだり、工場との折衝部署では、新規工場への委託や既存工場への訪問に同行したり。工場の視察では、『ザ・町工場』と言えるような昔ながらの工場を見学させてもらい、熟練の整備工さんと話す機会もありました。
現場感、臨場感を覚えたと同時に、こうしたベテランの方たちとしっかり交渉ができるようにならねばと、身が引き締まりました」
研修を終えた溝尾は、配属先であるサービス推進部へ。同部のミッションは、リース車のメンテナンスにおけるコスト削減と品質向上です。
「サービス推進部は推進チームと企画チームに分かれていて、私が所属していたのは企画チームです。推進チームが主にメンテナンスのコストを算出する役割を担い、企画チームが月ごとのメンテナンス収支を分析し、それを改善する対策や新しいメンテナンスサービスの企画などを担当していました。
たとえば、NCSではさまざまな特殊車両も取り扱っているので、チルド製品を運ぶような冷蔵冷凍車に合わせたメンテナンスパックを考えるのも企画チームの仕事の1つです」
毎月の数字を分析する上では、Excelのスキルが必須。そのため溝尾は、社内で取得を推奨されるMicrosoft Office Specialist(MOS)の勉強に励みます。
「Excelが使えないと本当に仕事にならなかったので、平日の仕事が終わってからの時間と、土日も使って約3カ月間必死で勉強しました。その結果、MOSの試験は1000点満点で見事合格。学生時代以上に頑張った甲斐がありました」
仕事を覚えていく過程では、先輩社員であるオリエンテーターからも多くを学んだと言います。
「新入社員の時に1年間ついてくれたオリエンテーターは、サービス推進部にいる3年間、隣の席で私を育ててくれました。
実務については、わからないからといって質問をしてもすぐには答えてくれません。基本的には教えず、自分で調べてどうしてもわからなかったら聞いてきて、というスタイル。
ただ、『ここまではわかったけれどここからがわかりません』と尋ねると、ただ手順を教えてくれるだけでなく、各部署の役割や関係性、なぜそうするべきなのかの背景まで丁寧に教えてくれたので理解が深まりました。
業務の対応についても『自分でこのように考えて、こういう対応をとろうと思います』と説明できないと『自分の考えがないままに対応してはいけないよ』と諭されました。厳しいと思うこともありましたが、オリエンテーターがいうことはいつも正論だと思っていました。
オリエンテーターのおかげで、自分で考える力や意見をもつことの大切さに気づき、とても成長できました。
そして、今、営業部2年目で自身がオリエンテーターとして新入社員を教えていて、あらためて自分のオリエンテーターが教えてくれたことを思い出しています。育成する後輩に寄り添いつつ、かつての自分がしてもらったように成長を後押ししたいと考えています」
お客さまの困り事を聞き出し、自分の力で解決できる──それが営業の醍醐味
入社から3年たった2023年4月、溝尾は営業部へと異動しました。サービス推進部での経験を活かしつつ、新たな挑戦を始めました。
「現在の担当業務は、主に都内の既存顧客のフォローと新規開拓です。担当する顧客は約120社、車両台数は1000台ほどで中小企業が中心です」
サービス推進部時代にグループ会社へのタイヤやバッテリーなどの販売拡大施策があり、担当者として新商品の説明・提案など営業に近い業務も行っていたという溝尾。その経験を活かしつつも、営業部での本格的な『営業』はお客さまの数も扱うサービスの種類も多く、戸惑うことも多かったと言います。
「最初は先輩社員の営業先に同行して仕事を覚えていきました。先輩が営業する姿を横で見聞きしながら、『こうやって話すんだ』とメモして、実践する、の繰り返しで、身につけていきました。話し方や商品説明のわかりやすさはもちろんですが、お客さまの困り事や課題をしっかり聞き出し、適切な提案ができる──これこそプロの営業の仕事なんだと感じました。
またここでも、質問すれば先輩が丁寧に教えてくれたので、心強かったです」
先輩たちから刺激を受けながら、溝尾も営業担当として少しずつ成長を遂げています。
「営業部に異動してから、印象的な出来事が2つあります。1つは、EV20台という契約を獲得できたこと。前任者が交渉を進めていた案件を私が引継ぎ、長い年月をかけて成約となったものです。競合他社が多くいる中で、EVの補助金などお客さまが必要とする情報を徹底的に調べ、スピーディに提示したことが良かったと思っています。
もう1つは、あるお客さまの社長車を探して成約になった案件です。お客さまが希望していたのは希少な車種だったため、通常の販売店にはなく、片っ端からネットで調べてやっとお客さまの要望にあった中古車を見つけることができました。
その販売店とは新規の取引だったため自分で交渉し、無事お客さまにリースできた時は本当に嬉しかったです。お客さまに感謝され、『自分、営業しているな』という実感と達成感がありました。それ以降、お客さまとの距離も近くなったと感じます」
お客さまのために徹底的に調べる──この姿勢はサービス推進部時代からつながっていると溝尾は語ります。
「営業の仕事自体は初めてでしたが、サービス推進部時代に身につけた自分で考える力や意見を持つ大切さは、今の営業の姿勢に活かされていると感じています。
また、3年間にわたりメンテナンス知識を学んできたため、お客さまにメンテナンスのことを聞かれたらすぐに答えることができるのも強みです。
事務処理についても、営業部が対応した後のサービス部門の処理がイメージできるため、どうしたほうがサービス部門の方も円滑に対応ができるかなど、全体を考えながら行動ができています。
サービス部門の人脈もあるので、よく周囲から『この分野は誰に相談するとよいか』など相談を受けることもあります。
集計や分析業務で鍛えられたエクセルのテクニックも営業の集計で役立っていて、あの時頑張ってよかったと振返ります」
どんな経験もキャリアの糧になる。若手にも裁量のある環境で挑戦を続けたい
営業部に異動して約1年半。溝尾は今後のキャリアや目標についてこう語ります。
「営業担当としては、自分の力でイチから獲得した新規契約がまだないので、まずはそこを目標にしています。自分で営業先を開拓して、初めましてのお客さまと契約できたら、すごく達成感を得られるんじゃないかなと。
将来的には、営業経験を強みにサービス推進部に戻るか、逆にサービス部門の経験を持つ営業として上をめざすのもありだと思っています。もちろん他の部署に行く可能性もあると思うので、どんな経験もキャリアのプラスにし、『溝尾に聞けばなんでもわかる』という人になれたらいいですね」
こうした前向きな姿勢は、NCSの社風にも通じるもの。溝尾は、会社の魅力を次のように捉えています。
「まず私の入社理由でもあった福利厚生などの待遇面がしっかりしているので、安心して働けることは大きな魅力だと思います。また、社内のさまざまな部署を経験できますし、若手のうちから裁量を持って仕事ができる環境です。
サービス推進部時代、私は入社2~3年目で担当するグループ会社へのタイヤ販売業務を一任されていましたし、今も営業のやり方などは個人にある程度任されています。もちろんその分責任は生まれますが、それを楽しみながらチャレンジしたい人には最適な会社だと思います」
最後に溝尾は、自身の経験も踏まえながら就活生にメッセージを贈ります。
「私自身は就活を始めた時、業界をあまり絞らずいろんな企業を見ていたのですが、結果的にはそれが良かったと思っています。最初はオートリース業界のことも知らず、何気なく参加した説明会で興味を持ったので、自分の中の可能性を広げると意外な出会いがあるかもしれません」
就活を始めるまで未知だったオートリース業界に飛び込み、予想外の配属もプラスに成長を続けてきた溝尾。やると決めたら徹底的に努力する実直さで、今後も自らの未来を切り拓いていきます。
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
