社内活動ではリーダーとして社員の働きやすさ向上を目指す
2022年現在、株式会社マネジメントソリューションズ(以下、MSOL)のPM事業部Mobilityに所属する岩田は、プロジェクトマネジメントアナリストとして中部エリアの企業を担当。中部と関西エリアにおける事業拡大もミッションとして掲げています。
岩田 「Mobilityという名の通り、自動車のコネクテッド化など通信絡みのサービス事業に関わっています。まだまだ未成熟の事業ではありますが、お客様を支援させていただきながら、ともに拡大していきたいと思っています。
具体的な業務内容は、たとえば事業立ち上げを検討する上で、リスクや検討漏れがないかのチェックや、ファシリテーションをして課題を掘り下げていくなど、オールラウンダー的な役割を担っています」
入社してほどなく、岩田は顧客の新規事業立ち上げのPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を担当。1年かけてサービスを開始させ、今後はその拡販やグローバル展開も視野に入れているといいます。
岩田 「本来ですと、課題管理や進捗管理を行うことがPMOとしての主な役割です。しかし、私はそれを超えて、より自分ごととして捉えながら、お客様の事業を成功に導くための施策の提言まで行っており、現在は私1人で担当しています」
岩田は通常業務の傍ら、社内の「コアバリュー周知活動」でリーダーを務めています。コアバリューとは「MSOL社員共通の価値観、共通理念」であり、現在は7つの言語化されたカルチャーを示すものです。
岩田 「MSOLが大事にしているコアバリューを体現できなくなると、お客様からの信頼を傷つけかねません。私は会社の規模が大きくなっていく中で、そこに危機感を覚えたことから活動への参加を決めました。この活動は社内の有志24名で取り組み、私はリーダーとして活動しています」
コアバリューを浸透させていくために、リーダーである岩田はさまざまな施策を練っています。
岩田 「今は社員に向けて成功事例を紹介し、日常的にどう行動に反映させていけばいいのか、また身近に感じてもらうことに重点を置いて活動しています。たとえばインタビュー形式で社内向けの記事を作成したり、楽しんでコアバリューに触れてもらえる研修を開いたりすることもあります。さまざまなコンテンツを作りながら、解消に向けて動いています」
また社内活動に取り組む一方で、岩田は中部支社社員代表でもあります。当初は主に事務的な役割を担っていましたが、もう少し有意義な活動にしたいという想いから、社員の働きやすさ向上を目指す取り組みも進めています。
岩田 「MSOLは拡大基調で従業員も増加傾向のため、現場の働きやすさが損なわれないかという観点でのチェックが今まで以上に必要になると考えました。そこで、会社側がなんらかの変更を加える際には、必ず事前に社員代表である私たちに説明をお願いしています。事前に皆さんに周知することで、会社との信頼関係を保ち、より働きやすい環境づくりを目指しています」
これらの取り組みは、前職での経験が大きく影響していると岩田は語ります。
岩田 「私は前職で、年齢も立場も異なる15名程度のチームのマネジメントを経験しました。そのときに一人ひとり個性があって違うんだ、ということを身に染みて感じたんです。そうしたことから、何気ない会話でコミュニケーションをとるなど、一緒に仕事をする以上は人のケアやフォローも大切にする、というのが私のコアになりました。私たちの活動は、働きやすい環境を作るだけでなく、仕事のパフォーマンス向上にもつながると思っています」
「活躍できる環境は用意する」という会社の姿勢に感銘
大学では機械工学を専攻し、卒業後も機械に触れるつもりで就職を決めた岩田が、なぜプログラマーとなり、MSOLに転職することになったのでしょうか。
岩田 「前職では最終面接で、当時の社長から『論理的に考えられるようなので、プログラマーに興味はあるか』と尋ねられました。論理的に考えられることを生かせるならと思い、入社時からプログラマーとして、まったくのゼロベースから出発しました。そこではソフトウェアの作り方、システム構築を学びました。
また、顧客現場改善担当として工場のあるべき姿を検討するWG(ワーキンググループ/特定の問題の調査や計画の推進のため設けられた部会)にも入り、さらにはお客様の基幹システムリニューアルのPMも経験しました。とくに、WGで取締役と一緒に仕事をさせてもらったことは、視座が高まるとてもいい経験でしたし、その後のキャリアにも大きな影響を与えていると思います」
システム構築や現場改善、マネジメントも経験した岩田が転職を考えるにいたった理由は、大きく2つありました。
岩田 「1つ目は、WGで経営陣の考えを聞いた際、その想いが現場とつながっていないと痛感したことです。会社の戦略と現場をつなぐ役割を担いたいと思っていましたが、上の人たちの目標をどう具体化すべきかわからないことに、すごくギャップを感じました。そうした課題に対して、解決できる役割を探していたところ、そこにフィットしたのがMSOLだったんです。
2つ目は、ずばりステップアップですね。前職は受託案件が多くて、自分の視野を広げるためにも外に出たいと考え、転職を決めました」
こうした2つの想いから、MSOLへの入社を決意した岩田。そんな岩田は、面接時に面接官から言われた言葉が強く印象に残っているといいます。
岩田 「PMOという位置づけがイメージできなくて、それを正直に面接官に伝えました。その中で前職での考え方や経験を話した際に、『君の経歴なら十分やれると思うから、君がやる気があるなら活躍できる場をちゃんと用意するよ』と言われました。
ただ評価するだけでなく、MSOLは本当に一緒に働きたいと思って選んでくれている。そう感じたことが入社の決め手となったんです。今あるポジションで頑張ってほしいとかではなく、自分が活躍できる環境を用意してくれるという姿勢に惹かれました。
またMSOLが掲げている『お客様と伴走支援します』というところが、上位層と現場のギャップを埋めたいという私の想いとリンクしたことも大きかったです」
前職同様に未経験で挑むことになった岩田だが、それほど不安はなかったといいます。
岩田 「PMOは未経験でしたが、前職での経験領域から大きく外れていたわけではありません。その延長線上ととらえた上で、自分の知識をどうやって補完すべきか考えていましたね」
お客様のパートナーではなく「一員」という想いで全力を尽くす
入社後、現在の部署に配属となった岩田は、短期間で昇格しプロジェクトを一任されるようになります。
岩田 「入社後すぐ今の部署に配属され、半年くらい経ったあとプロジェクトを一任されるようになりました。MSOLでは敷かれたレールを進んでいくのではなく、自分でレールを組んでいきながら、それに対して上長に意見をもらうなど、積極的に行動することを意識しました。あまり周囲に遠慮せず自分の考えを伝え、意見をもらうというトライ&エラーの動きを積極的にしたことが短期間での成果につながったのではないかと思います。
前職の経験からシステムに関する流れはわかっていましたが、サービス事業に関する手順や準備はしっかりイメージできていなかったことがあったんです。そのことからWBS(Work Breakdown Structure)の項目が出せなかったのですが、バックデータをもとにMSOLとして提案をまとめ、お客様に提示するために上長と一緒にトライ&エラーを繰り返したこともありました」
現在は主にフルリモートという業務スタイルだが、コロナ禍にあっても上司との信頼関係が築けていたことは岩田にとって幸いだったといいます。
岩田 「現在はフルリモートに近い形ですが、以前は上司と一緒に仕事をする機会が多く、そこで関係性を築けていたのは大きいですね。お客様のもとにも実際に足を運んでいましたし、どちらとも関係性がきちんと築けていたことが、このコロナ禍においては非常に良かった点ですね」
そんな岩田は、お客様のためなら臆することなく自らの意見を発言していくという強い信念を持っています。
岩田 「MSOLという看板を背負っているので、表現が適切かわかりませんが、お客様にいいものを提供するためなら、自分がクビになることを恐れないという意識でいます。お客様が間違った方向に行ってしまった後で後悔するぐらいなら、相手が誰であろうが遠慮せず発言していこうと考えています。
実は、お客様との会議の席に、かなり上位層の役職者が出席されたことがありました。皆さん忖度して明確なことが言えない状況の中、私は『そういう考え方ではなく、こうだと思います』と発言したんです。その場で担当者から制止されましたが、負けずに『これは絶対に今言わないとまずいです』と一生懸命お伝えしました。
結果的に大きな認識のずれをそこで解消でき、間違った方向に進まずに済みました。ほかの出席者からも『PMOとして第三者視点で言ってくれて本当に助かった。誰も言えない状態だった』と言われて。大きな損失を未然に防ぐことができ、私にとって一番大きな成功体験となりました」
相手の役職に関係なく発言するという岩田の強さは、キャリアアップやコミュニケーションの信念につながっています。そんな岩田は、伴走支援をする上でも強く意識していることがあるといいます。
岩田 「伴走支援というのは、支援という立場で一歩引いてしまうと、責任感が薄れてしまうと思っているんです。そのため、お客様のパートナーというよりも『一員』という想いの方が強いですね。自分が事業の立ち上げや拡販していくといった気持ちで、その一員としての意識を持ち続けることを大切にしています」
社会に貢献できる環境、そして社員が働きやすい職場づくりに尽力
MSOLに入社して約2年。岩田が自身の成長を感じるのは、前職でPMを務めていたころと比べ、学びを体系化して実践できていることだと語ります。
岩田 「世の中にはさまざまなプロジェクトが溢れていますが、それを進める上で土台を感覚から言語化し、標準化できるようになったのは成長かな、と思います。また、MSOLでは幅広い分野の企画やサービス、事業に携わることができる。転職という手段なしに多くを経験できるのは、すごく魅力的ですね。
直近では、プロジェクト単位ではなく、顧客企業を丸ごと一社担当して、できれば人材をアサインするところまでやってみたいです。経営者の視点を持ちたいとも考えているので、人の働きやすさなども大事にしたいんです。どうすれば人が気持ちよく働けるのか、また社会に貢献できる環境が整うのか。そこに私がどう関与できるかに関心があります。これをベースとして、経営視点を持ちつつ事業拡販を推進していきたいですね」
PMOという仕事について岩田は、技術的なことよりも、お客様のことをいかに強く思えるかが大切だと語ります。
岩田 「技術や知識などは勉強すれば身につくかもしれません。それよりも、単なるサポート役ではなく、お客様からの信頼を勝ち得るまでの動きができるかどうかが重要だと思っています。お客様のことを第一に考え、そして自分ごととして捉えられるかが、PMOとして働く上では大切だと考えています。
とくにMSOLはコアバリューを大事にしていますから、お客様のために指示待ちではなく、能動的に必要な動きができる人に向いていると思います。そんな強い想いのある人と一緒に働きたいですね」
お客様のことを第一に考え、どんな状況であろうと果敢に挑戦する岩田。また社内活動においても、MSOLのコアバリューを体現すべく、さまざまな施策を行いながら積極的に取り組んでいきます。これからも顧客のよき伴走者として、全力で走り続ける岩田に目が離せません。

