机上の空論に終わらず、顧客に伴走する姿勢にひかれ入社

▲2021年よりDigital事業部で新たな挑戦をはじめた高橋

大学卒業後、地方自治体向けのパッケージシステム(完成済みのシステム)を扱う会社にSEとして入社しました。SEとして2年間業務に力を注いだのち、セールスに異動。2つの立場でシステム開発に携われる経験を持つ人は多くないと思いますし、そのような経験を積ませてくれた前職の方々には大変感謝しております。

ただしパッケージシステムという特性上、クライアントへ提供できる価値・サービスの範囲が限られるため、本当に解決しなければならない課題と向き合い、クライアントと伴走できない立場に歯がゆい気持ちを抱くようになりました。環境を変え、ステークホルダーが抱えている課題・実現したいことに真摯に向き合い伴走できる仕事に就きたいと考えていたところ、MSOLの募集が目に留まりました。「コンサルティング会社」の「コーポレートIT」というレアなポジションでの募集。何よりもクライアントを相手に、戦略の策定にとどまらず、実行支援に特化してゴールまで伴走するという会社の姿勢に大きな魅力を感じました。「この会社、このポジションはまさに自分が求めていたチャレンジの場だ」とワクワクしたことを覚えています。

MSOLに入社したのは2019年。最初に与えられたミッションは、RPA導入でした。ちょうどITの力で業務効率化を図るべく拡大路線に舵を切ったタイミングで、社員増も予測される中で業務負担の軽減が課題でした。RPA導入の他にも「社内の困りごとをITの力で助けよう」という気運が高まっていたこともあり、さまざまなツールを導入するために複数のプロジェクトが立ち上がり、ありがたいことにこれらのマネジメントや管理職とのコミュニケーションを任せたいと、上長から期待の言葉をかけていただきました。

多くの社員と関わる中で、社内に「言葉を大切にして、丁寧にコミュニケーションを取る人が多いな」と感じたのを覚えています。そしてそのコミュニケーションの手段についても、きちんとこだわっていく必要があると気付かされました。というのも入社したばかりの私はスピード感というよりもエビデンスを残すことに意識が傾いていたため、メールやチャットでのコミュニケーションが多かったのですが、会社の急拡大に際してある程度のスピード感を持って話を進めていくためには、状況に応じて電話やミーティングを設定したり、直接会って話をすることが合意形成を早める上で大変効果的だと改めて感じることができました。

細かいことですが、その細かいことに拘ることができる人が多く在籍しているからこそ、MSOLが多くのクライアントに支持され、大きく成長しているのだと思います。

その後2021年11月にDigital事業部へと異動。私は基本的に「会社が必要としてくれる場所で力を発揮したい」というスタンスですが、入社当初から事業部門に行きたいという気持ちは上長に伝えていました。もともと、コーポレートエンジニアとして発注側としての立場を理解した上でキャリアを広げ、「もっと多くの人に価値を提供したい。コンサルタントとして企業の力になりたい」という想いがあったためです。気持ちを汲み取ってくれ、私の「自律的キャリア」を後押ししてくれた会社・前任の上長には本当に感謝しております。

成果を出し続けるために大切なのは、相手を思いやる心とコミュニケーション

▲これまでの経験をいかし、お客様のプロジェクトを成功に導きたい

ありがたいことに、現在の上長は私のコーポレートエンジニアとしての動きを評価してくださっており、「Digital事業部のモデルケースになってほしい」との期待をかけてもらっています。

私の強みは、SE、セールス、そしてコーポレートエンジニアと、さまざまな立場を経験してきたことかなと思ってます。その強みを活かしつつ、誰よりも人の気持ちを理解し、寄り添うことに努めながら、多くのクライアントと一緒にプロジェクトを進め、成功に導いていきたいです。

今までは会社の急速な規模拡大にともない、どちらかというと目の前に与えられた課題を1つずつクリアしていく形で業務に臨んできました。幸いなことに大きな失敗は経験しませんでしたが、これに関してはありがたいことに優秀な社員が多く、全員が「どんなプロジェクトでも成功させる」という姿勢で日々邁進しているからだと感じています。

私自身は、特別なスキルやセオリーを持っているわけではありません。でも、与えられたミッション、プロジェクトの中で必要なプロセスをきちんとマネジメントして結果につなげてきたので、次々と案件を任されるようになったのではないかと考えています。

もちろん、成果を出し続けるのは難しいですが、ここでもやはり日常のコミュニケーションがポイントだと私は思います。例えばドライな業務上のやり取りだけで済ませず、「あの人は多忙だから早めに日程を調整しなければ」などと相手の立場に立って考え、会話を重ねて仕事を進めることが、結果につなげる上で非常に大切だとMSOLで働く中で気づくことができました。

また昨今、コロナ禍でリモートワークが中心になり、スマートフォンやパソコン越しのコミュニケーションが増えました。こうした状況で意識しているのは、「話しかけやすい穏やかな態度でいる」「言葉尻をやわらかくする」といった点です。メンバーが何かに困ったとき、私が相談しにくい雰囲気を出していたら、ビジネスが止まってしまいかねません。完璧にできているかは分かりませんが、DXコンサルタントとして人から頼られる存在になるためには必要なスタンスかと思いますので、今後も継続していきます。

故郷の花火大会に、デジタルの力で貢献したい

▲今後は、DX推進のサポートにもチャレンジし、いずれは故郷に貢献したい

デジタル事業部で、まずは結果を残したい。与えられたポジションで目の前のお客様と一緒に走りながら、多くの価値を提供し、プロジェクトを一つずつ進められたらと思います。

中長期的に見ると、部署の枠を超えて他の事業部門にも携わり、さまざまなクライアントをサポートして実績を積み上げたいですね。中でもお客様に対するDX推進のサポートは、チャレンジを希望している業務のひとつ。また、会社として今後、海外への展開などが行われた場合には、新たな挑戦の一つとしてそのプロセスの中でも何かの形で貢献していきたいと思います。

自分がどこまで通用するのか、クライアントや世界をどう支えられるのか、力を試したいというのは目下の目標ではありますが、実は人生でかなえたい夢があります。私の出身は新潟県長岡市で、故郷では日本三大花火のひとつに数えられる「長岡花火」が有名です。今まではぼんやりと「いつか長岡と仕事で関われたらいいな」くらいに思っていたのですが、MSOLで働くことで、マネジメントという仕事に本気で向き合う中で、マネジメントという側面で故郷に貢献したいという気持ちが大きくなっていきました。

毎年100万人以上が来場する一大イベントではあるものの、これから少子高齢化が進むと関わる人が減り、存続できなくなるリスクを抱えているのが現状。そこで、デジタルに関する知見を生かし、末永く続くよう貢献したいです。具体的なプランについてはまだ模索中ですが「デジタル」「マネジメント」「長岡市の人間」という3つの軸で故郷の力になれるよう、まずはDigital事業部で多くのクライアントやMSOLの成長に寄与し、実績を積み上げていきたいと考えております。

長岡市は高校卒業まで生まれ育った街であり、まさに心のふるさと。故郷の大切なものが失われないよう、更により良いものになるよう、デジタルで何ができるかを真摯に考えていきたいです。

迷ったときは「自分の好きなこと」を棚卸し。仕事との関連性を見つける

SE、セールス、コーポレートエンジニアの仕事という“3足のわらじ”を履いてきたことで、デジタル事業部への挑戦は、不安よりも楽しみのほうが大きいです。

私は絶えず新しい環境に踏み出していますが、自らを成長させようという気持ちが起因となって行動を起こしているわけではありません。むしろ、その時々で「もっとこんなチャレンジをしてみたい」「このプロジェクトはおもしろい」と思ったらすぐ行動に移す性格。だからこそ、このようなキャリアを形成できたと思います。

若い世代の方々に今後に向けてアドバイスするとしたら、成功を左右するのはやはり「人」だということ。もちろん私も、社会人になりたてのころはプログラミングもできず、当然ながら自信もありませんでした。しかし、実は、技術力が突出していなくてもお客様と深い関係を築き、自分ではできない業務については、周囲を巻き込み頼れる人の方がお客様や会社から高く評価されていることに気が付きました。

この「自分にできること」と「誰かができること」を判断し、組み合わせれば仕事はうまくいく。「自信がないから……」とネガティブになるのではなく、ひとりで仕事ができないからこそ、人との関わり方を考える力が大切だと思います。

たとえばSEにフォーカスすると、自分の技術力の低さに不安を覚える方は多いかもしれません。でも、結局のところシステムは何のためにあるかというと、人間のために存在するはずです。技術も大切ですが、まずはしっかりと「人」に向き合うことで、解決の糸口や発想の転換に出会えると信じています。人としっかり向き合い、その中で技術的なことが必要となれば自ら勉強し、有識者を巻き込んで解決していけばいい話だと私は思います。

また現在の仕事や将来のキャリアに悩んでいるなら、ビジョンはなかなかすぐに生まれてこないと思うので、まずは「自分の好きなこと」を大事にしてみてはいかがでしょうか。その棚卸しから始めて、自分が携わっている仕事と紐づく部分を見つけることができれば、少しずつ道が開けて来るのではと思っています。

私にとってそれが長岡花火です。心から「自分の好きなこと」でありますし、仕事と結び付けて考えた際、マネジメントもデジタルも不可欠な要素だと気づいてからは、自分が今取り組んでいる仕事が、いつか夢の実現に向けた血肉となると心から思えるようになりました。環境が変わり様々な困難がこれから待ち受けていることと思いますが、自分の信念を大切にし、デジタル×マネジメントの知見に磨きをかけ、いつか力を故郷へ還元できる人間になるために、日々の業務に真摯に向き合っていきたいと思います。