キャリア入社だからこそ見える景色。人材育成に新風を吹き込むキャリア採用者の挑戦
西原が所属するHR戦略部人材開発グループ・人材育成チームでは、三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)全体の教育施策を取りまとめています。
「私たちのチームのミッションは、当社の人材育成方針に則って従業員一人ひとりの能力を開発し、三菱重工グループ全体のミッションを実現することです。私は2024年にキャリア入社した立場なので、これまでの経験を活かして長年三菱重工にいたら気づけないことに目を向けながら、それぞれの施策を磨き上げる役割を果たしています」
西原自身は新入社員教育や入社者のオンボーディング、そして次世代経営リーダーを育成する選抜型研修の企画・運営に携わっています。
「新入社員向けには、入社式やその後行われる導入研修の企画・運営を行っています。とくに研修に関しては長年の慣習に縛られず、今の時代に合った内容にすることを心がけていますね。自分の力で考えて答えを見つけていくような研修をめざしています。
オンボーディング施策については新入社員を対象としたものは確立しているのですが、キャリア採用者向けのものがまだ体系化できていないのが課題です。昨今私を含め、キャリア採用者が増えてきているので、2025年開始を目標にそういった人々の立ち上がりを支援できるようなプログラムを考え、現在トライアルなどを実行しています。
また次世代経営リーダーを育成する選抜型研修は、各部署から推薦されたメンバーや自身で手を挙げたメンバー向けに中長期的な目線で人材を育てる取り組みを行っています。中でも私は、係長・主任クラスの方々を対象とした研修を担当しています」
難しい仕事を乗り越えた後の達成感を大切にしているという西原が、仕事にかける思いを語ります。
「社会人になったころから変わらずに大切にしていることは、常に前向きでいることです。仕事を進めていく上ですべてが順風満帆に行くことはまずないですよね。人生山あり谷ありというように、仕事もうまく行く時もあれば、失敗することもあると考えています。
困難な問題にあたったときでもそれをどうクリアしていくか考えることを楽しめるくらいポジティブな気持ちでいることを心がけています。その上、前向きなメンバーがいればチーム全体の士気も高まると思っています」
「人柄のよさ」に惹かれて入社を決意──三菱重工で見つけた理想の職場環境
三菱重工入社までに2社で経験を積んできた西原。これまでのあゆみを振り返ります。
「新卒で旅行会社に入社し、営業を担当しました。社会人としての基本的なコミュニケーション能力やお客さまへの傾聴力を身につけたほか、トレーナーとして新入社員の育成にも関与。働いていくうちに会社を内側から支えるバックオフィスへの憧れと『上海で働きたい』という思いを抱くようになり、転職を決意しました」
学生時代にインターンシップで上海に滞在したことをきっかけに、「いつかまたここで働きたい」と考えていたと言います。
「次は大手メーカーの上海支社で人事として働くことになりました。滞在経験があるとはいえ、異国の地でこれまでと違った業種に臨むのはドキドキしましたね。実際に人事業務をやってみて、会社におけるバックオフィス業務の重要性を強く感じることができました。労務や採用、教育に携わり、業務を通じて会社全体の動きを把握できることに魅力を感じました」
その後、家庭の都合で日本に帰国することに。転職活動で出会ったのが三菱重工でした。
「日本に帰っても人事の仕事がしたいと考えていました。何社か内定をいただいていたのでギリギリまで悩んだ結果、三菱重工にお世話になることに決めました」
入社前の三菱重工への印象をこう語ります。
「第一印象はちょっと堅そうな会社だなと思っていました(笑)。ただ、面接に行ってみると、担当者がみんなとても優しくて丁寧な印象だったんです。選考が進んでいくうちに『こんな人たちと一緒に働きたい』と思うようになりました。
前職もメーカーでしたが、自社の製品に誇りを持って働いていたので、三菱重工の持つ技術力にも魅力を感じ入社を決意しました」
こうして2024年2月に入社。それ以来、着実に三菱重工に馴染んできました。
「入社前から感じていた社員の人柄のよさは、入社後も健在でした。先輩方は皆『わからないことがあればいつでも聞いてね』とおっしゃってくれていたので質問もしやすく、思い悩むことなく業務に慣れていけました。
その上で、自分で調べればわかることは過去のデータを追って調査するなど、キャリア採用者として自発的に動くことも意識していましたね」
親切な先輩に支えられた入社式の舞台裏。大勢の新入社員を迎える感動と温かな組織文化
入社からおよそ半年。とくに印象に残っている業務として、西原は入社直後に携わった「入社式」を挙げます。
「2月に入社して、すぐに4月の入社式に向けた準備を任されました。先輩方の指示に従いながら、各拠点の人事担当者と調整したり、運営をお願いしている会社とコミュニケーションをとったり。式典後には懇親会も控えているので、それに参加する役員のスケジュール調整を行ったりもしました。
仕事の進め方や会社の文化もわからない中で一つひとつの業務を進めるのは大変でしたが、親切な先輩方に囲まれ、サポートしてもらいながら駆け抜けました」
残業が続くこともありましたが、式は無事滞りなく終わり、達成感を得たと語ります。
「当日、新入社員が一堂に会する様子は壮観でした。これまでの苦労が報われた思いでしたね。『振り返ってみるとよく頑張ったな』と自分を褒めたくなりました。
一方で来年の入社式に向けて、反省点や改善点も見つかりました。来年はさらに新入社員の数が増えるので、今年の反省も活かしながらよりよい式を作っていきたいですね」
三菱重工に対する印象にも変化があったと言います。
「入社前に感じていた、堅い雰囲気は入社後まったく感じません。むしろフランクで和やかな職場だと感じています。オフィスの座席もフリーアドレスなので、人事部内のさまざまな人と交流があるんです。
入社直後からみなさん気軽に声をかけてくれて、時には他部署の人とランチに行くことも。日々の世間話から、他の部署がどんな仕事をしているのか聞くこともできて知見が広がります」
働き方の観点でも、自由度の高さを感じています。
「社内では対面でのコミュニケーションを大事にしていますが、在宅勤務制度やフレック制度なども充実しており、子育て中の人も働きやすいだろうなと感じますね。私自身も午前中は自宅で働いて午後から出社したり、業務の効率を高めつつ、自身のライフスタイルに合わせて働き方を選んでいます。
また有給休暇が取りやすいのも魅力ですね。制度として確立しているのはもちろんですが、上司も『自由に有給を使ってね』というスタンスなので、ありがたく活用させてもらっています」
さまざまな価値観を受け入れる文化。キャリア採用者が語る、三菱重工の魅力と可能性
持ち前の前向きさを武器に積極的に仕事に向き合う西原が、現在の仕事のやりがいについて語ります。
「人材育成の仕事の大きな喜びは、社員の成長やキャリア形成を直接支援できることです。自分が関わった社員が会社の中で活躍している姿や、新たな挑戦をする姿を見るととても嬉しく感じます。
また、チームや組織全体のパフォーマンス向上に寄与できることも大きな喜びです。前職でもそこにやりがいを感じてきたので、三菱重工でも多くの人と関わり、その成長をサポートしていきたいですね」
今後の展望については、こう話します。
「まずは今任されている仕事をよりよい形で進めていきたいですね。たとえば、キャリア採用者のオンボーディング施策については、自分も入社当初に苦労したので三菱重工の社内用語が一目でわかるハンドブックが作れたらいいなと思っています。キャリア採用者にとって最初の壁となるのが、同期や頼れる仲間がいないこと。今後はキャリア採用者の横のつながりが醸成されるようなプログラムを実施していく予定です。
また、育成以外の人事領域にも携わっていきたいですね。当社の人事はスケールが大きく、さまざまなことに取り組んでいます。労務やグローバルなどさまざまな領域を経験し、人事のプロフェッショナルになりたいです」
最終的には、周囲から頼られる存在をめざすと言います。
「私はどちらかというと、人に頼られることに喜びを感じるタイプ。『困ったら西原さんに相談しよう』と思ってもらえるような存在になりたいですね」
キャリア採用者として、人材育成に関わる者として──転職を考える方々へ西原がエールを送ります。
「当社は規模が大きい分、本当にさまざまな価値観の人がいて、どんな人でも自然と受け入れてもらえるような雰囲気です。また、今ちょうどキャリア採用者の人々が安心して働ける環境になるよう、さまざまな施策を検討・実施しているところなので、ぜひ前向きな気持ちで応募していただけたらうれしいです」
※ 記載内容は2024年10月時点のものです

