「カスタマーサポート」という仕事について
──お仕事について教えてください。
私は今、「お客様に寄り添い、お客様の声を集めて、コベルコ建機の信頼とブランドを作る仕事」をしています。
所属しているのは「カスタマーソリューション部 グローバルフィールドサポートGr」という部署です。カスタマーソリューション部とは、私たちの建設機械を購入いただいたお客様と関わっていく部門のことで、アフターサービスの担当や不具合があった時などの問い合わせ先というとイメージしやすいかと思います。
「お客様」という書きかたをしたのですが、主にやり取りをするのは、コベルコ建機グループの販売会社です。私たちコベルコ建機は「建設機械を作る会社」で、その建設機械を売るのが販売会社。そして、販売会社が建設機械を売る相手が、工事事業者や建設機械リース会社の方たちになります。
──この仕事はコベルコ建機においてどんな役割を担っているのですか?
「お客様の声を汲み上げ、お客様の思いに応えるコベルコ建機の姿勢を発信していく」という役割を担っています。
建設機械というものは、購入いただいたら10数年は使っていただくものです。建設現場で日々働き続ける機械ということもあり、いろいろな箇所が損耗するため、定期的なメンテナンスが欠かせません。調子が悪いところが出てきたら修理が必要になります。このように、「売って終わりの製品」ではなく、「売った後もお客様との関係がずっと続いていく製品」なんです。
お客様にとって10数年にわたって付き合っていくからこそ、メーカーや販売店に求められているのは、気軽に相談しやすいこと、メンテナンスをしっかりしてくれること、修理対応が早い相手であることであり、それを実現するカスタマーサポートは一番お客様に近いところでコベルコ建機の信頼とブランドを作っていく仕事だと感じています。
──井上さんは今、どんな仕事を任されているのですか?
私は今、オーストラリア、韓国、台湾、香港エリアのカスタマーサポートを担当しています。直接やり取りをする販売会社には日本語が話せる方がいるので基本的には日本語で仕事をしていますが、現地の方からのメールでのお問い合わせには英語で対応することもあります。
コベルコ建機の海外進出はまだまだ大きな可能性が広がっています。自分の仕事の一つひとつが、コベルコ建機の信頼とブランドを作っていく。それがコベルコ建機のグローバル展開の加速につながっていく。お客様から直接いただく反響で、自分の仕事の成果を感じられています。
学生時代について
──どんな学生時代を送っていましたか?
大学では機械工学を専攻していました。父が工場の生産ラインに配置するロボットを開発する仕事をしているのですが、それがこの分野に興味を持ったきっかけかもしれません。研究室配属後は、非破壊検査顕微鏡の開発について研究していました。
学生時代にやっていたアルバイトは学習塾の講師です。サークル活動にも力を入れていて野球サークルの部長を務めていました。企業の野球チームを含めた約150チームが参加する大会でベスト4まで進出したこともあります。
平日は勉強とアルバイト、休日は自分の好きなことに全力を注ぐ。こんな感じの学生でしたね(笑)。
──就職活動の時、会社選び・仕事選びの基準は何でしたか?
「完成品メーカーで働きたい!」という思いがありました。完成品にこだわったのは、自分が手掛けたものが世の中で活躍しているのが分かると思ったからです。そういう意味で、建設機械は街中の工事現場で使われるものですし、コベルコ建機の知名度の高さからいろいろなところで自分が製作に関わったものを見ることができそうだと思いました。
──コベルコ建機を選んだ理由は何でしたか?
入社の後押しになったのは、研究室の先輩から紹介されてインターンシップに参加したことですね。インターンシップは実際に入社したらどんな感じで働くのかが分かるという実務的な内容だったのですが、風通しのいい職場だったことが印象的でした。
あと、実機に触れられたのも良かったです。操縦席に座ってみると「おおっ!」と感動しましたね。就職活動ではいろいろな企業を見学させていただいたのですが、自分がそこで働くイメージを一番強く持てたのがコベルコ建機でした。
入社して良かったこと
──入社してみて、どうでしたか?
コベルコ建機の最初の1年間は研修期間です。私の場合は新入社員研修後、工場の製造ラインで製造研修を3ヵ月行ないました。その後、品証部門、開発部門でそれぞれ3ヵ月の研修を行ない、本配属になったという流れです。
本配属直後から3年目まではエルダー制度の対象となります。エルダー制度とは3年目までの若手社員に対して中堅社員がサポートをしてくれる制度のことです。初めての仕事・職場で分からないことが多い中で、どのような質問でも答えてくれる先輩を明示してもらえるのはとても助かりました。
──仕事の中で成長を感じられた体験はありますか?
入社後に大変な思いをしたのは、電話での問い合わせ対応ですね。全国各地のサービススタッフから1日10件以上の電話問い合わせが来るのですが、配属直後は機械の知識もない中で対応しなければなりませんでした。
そこで、問い合わせいただいた内容を、①先輩に聞かないと分からないこと、②自分でも調べられること、③自分でも分かること、に分けて記録。自分に足りない部分を把握し、そこは聞いたり勉強したりして、自分でもできることを少しずつ増やしていきました。
その結果、大変だと思っていた仕事が次第に得意な仕事に。難しいと思われる仕事とどう向き合って解決していくのかを、自分で考えて実践して、成功体験を積むことができました。
学生のみなさんに伝えたいこと
──学生時代の自分に伝えたいことはありますか?
社会人になってからは、「先を読んで行動すること」が必要になります。学生時代のように言われたことをやるだけではなく、状況に応じて自分で考え自分が今何をすべきか考えることで行動力が身につきました。
また、出身地、年齢、考えかたが異なる人たちと協調性を持って働くことが求められます。それはちょっと窮屈に感じるかもしれないですが、社会人としての立ち振る舞い、コミュニケーション能力を身につけるために必要なことだと伝えたいですね。
──これから挑戦してみたいことはありますか?
私は海外でも活躍できるグローバルな人間になることを目標にしています。今は日本から海外の拠点のサポートを行なっていますが、現在の仕事の経験をさらに積み重ね、いつかは海外の拠点で自分の力を発揮したいです。
──未来の後輩にお薦めするコベルコ建機のアピールポイントは?
とても風通しがよく、立場関係なく自分の意見を言える雰囲気があります。会社全体としてチャレンジを後押ししており、若手でもやりたいことに手を挙げれば積極的にチャレンジをさせてもらいやすい環境です。
仕事に支障がなければ有給休暇を自由に使うことができます。ゴールデンウイーク、お盆、正月などの長期連休も他の企業よりも長めなので、その休暇を利用してプライベートも充実させることができることも魅力の一つだと思います。
──ありがとうございました!
※ 記載内容は2024年9月時点のものです
