「生産管理」という仕事について
──今のお仕事について教えてください。
私は今、「計画通りにコベルコ建機の製品が作られる仕組みを支える」という仕事をしています。
所属しているのは、コベルコ建機の生産拠点の一つである広島事業所にある「生産本部 生産管理室」です。広島事業所ではショベルを中心とした重機を製造しており、その中で生産計画立案や部品の手配、納期および在庫管理、工程管理など、工場でのものづくりの段取りを整えるのが生産管理という仕事になります。
購買方針や年間生産計画に基づいて納期を管理しています。製品を納入する取引先は多いため、各社の需要に応じて生産計画を立案。完成に至るまでの日程を作成し、生産現場に対する手配や製造の指示を出します。
──この仕事はコベルコ建機においてどんな役割を担っているのですか?
「工場を効率的に使って最高の生産数を実現する」という役割を担っています。
工場にはラインがあり、前工程で作られたものを加工し組み立てて次の工程に回していきます。それぞれの工程に必要な部品や資材が適正量揃っていて、適正な工程数だと、高い品質と高い生産性を実現できます。そのためには、綿密な生産計画とそれに基づいた的確な発注が欠かせません。
このようにものづくりの段取りを整える仕事ですが、その成果は1台数千万円する建設機械を量産させることにつながっており、億単位の売上を作るダイナミックさを味わえるのはこの仕事の醍醐味だと思っています。
──そのような仕事の中で、金地さんはどんな仕事を担当しているのですか?
私の役割は、スムーズな生産を実現することです。開発部門から出図された図面に対して、生産実現に向け、生産ラインへの落とし込みを行います。具体的には、生産準備指示書の作成や発行、生産現場に対する手配、生産ラインの切替、使用開始時期の調整などを担当しています。
製品の設計変更や仕様追加が行われる場合、一度に複数の部品が変更されることが一般的です。その際、部品を製造する部門や調達する部門と、頻繁にやり取りをすることになります。部門間の調整は大変な側面もあるのですが、無事に新しい部品に切り替えることができた時は仕事のやりがいを感じられます。
学生時代について
──どんな学生時代を送っていましたか?
大学では生命工学を専攻していました。具体的には、生活習慣病改善のための褐色細胞の研究です。
アルバイトは「社会人になる前にさまざまな仕事を経験したい、自分が好きなものを見つけたい」という目的があったので、いろいろな仕事にチャレンジしていました。テーマパーク、居酒屋、カフェ……、数多くの仕事をしていく中で、「感謝されることが嬉しい」という自分の気持ちに気が付き、私は「誰かの役に立ちたいと思う人間なんだ」と分かりました。
──就職活動の時、会社選び・仕事選びの基準は何でしたか?
理系の知識が活かせて、生活に必要不可欠なものづくりができることを軸に会社を探しました。リストアップしたのは、主に機械メーカーや素材メーカーです。
加えて大切に考えていたのは、長く働ける環境かどうか。「将来、結婚や出産、育児をすることになっても仕事を続けたい」という思いもあったので、働きやすい制度や仕組みがあるかどうかも重視していました。
──コベルコ建機を選んだ理由は何でしたか?
コベルコ建機の会社説明会に参加した際、ショベルやクレーンなどの重機が工事現場で活躍していることを聞きました。実際、建物の建設や道路工事などには、ショベルなどの重機は欠かすことができません。社会に欠かせない製品の製造に携わることができる。そのことを知って、「この会社で働きたい!」という気持ちが大きくなりました。
また、産休・育休の取得を会社として後押ししており、子どもが大きくなるまでの一定期間、短時間勤務も設けられています。社員が長く働ける環境の整備に積極的に取り組んでいることも、コベルコ建機を選んだ理由の一つです。
入社して良かったこと
──入社してみて、どうでしたか?
配属後は先輩の指導のもと、生産管理の仕事を覚えていきました。その中で感じたのは、周囲の人たちがいつも支えてくれているということです。
ある時、私のミスで必要な部品が手配されておらず、ショベルの製造ができないという状況に直面しました。その際、上司や先輩が適切な対応方法を検討してくださり、製造の現場に対して一緒に説明や謝罪をしてくれたんです。面倒見が良く頼りになる人が多い会社だと思っています。
──仕事の中で成長を感じられた体験はありますか?
設計変更において、必要な情報を記入する帳票という書類の作成を任された時のことです。私は帳票を作成したことがなく、どう進めたらいいのか分からない状態でした。
しかし、一緒に仕事をするチームメンバーと「やってみよう!」と挑戦。「こうしよう」と意見を出し合い、分からないところは先輩に聞き、何とか形にすることができました。経験がないことでも、まずはやってみる。そんな積極性が身についた出来事だったと感じています。
学生のみなさんに伝えたいこと
──学生時代の自分に伝えたいことはありますか?
仕事を中心に充実した生活を送っているので、安心してください(笑)。覚えなければならないことは多く、責任も重大で、忙しい時期もあります。でも、社会の役に立つ製品づくりに欠かすことのできない役割を担っています。大変さよりもやりがいや喜びの方が大きいので、迷うことなく飛び込んできて欲しいと伝えたいです。
──これから挑戦してみたいことはありますか?
さまざまな部署で、いろいろな業務にチャレンジしたいですね。他の部署から生産管理に異動してきた先輩が多角的な視点で仕事に取り組んでいて、生産管理の経験しかない私にはとても勉強になります。ある物事に対して、いつも同じではなくさまざまな角度からアプローチできるスキルを身につけるためにも、社内で多くの仕事を経験したいと思っています。
──未来の後輩にお薦めするコベルコ建機のアピールポイントは?
ワークライフバランスが整っている会社だと思っています。たとえば、産休や育休についてですが、女性社員だけではなく男性社員も育休を取得。育休が終わってもスムーズに復職できていると聞いています。こうした環境なので、私自身も将来を見据えて仕事に取り組んでいけると安心しています。
──ありがとうございました!
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
