人と関わる仕事がしたい──ありのままの自分で挑んだ日本航空の面接
学生時代は商学部で、経営における従業員のマネジメントについて学ぶゼミに所属していました。 商学部の中でも特に「人」を軸に学びたいと思ったことが、このゼミを選んだ理由です。 人をどうマネジメントするか、組織の中で人はどう動くのか ── そうした問いに向き合った日々は、その後の職業や就職先を選ぶ際にも大きく影響したと思います。
またキャンパスの外でも、人と関わる経験を大切にしていました。 サークル活動では英語劇の裏方として活動し、舞台に立つメンバーを支えながら、全員で「大会優勝」という一つの目標に向かって頑張る楽しさを学びました。 チームで何かを成し遂げる喜びは、今でも私の原動力の一つとなっています。
こうした経験を通じて、就職活動の際には「人と関わる仕事」であること、自分のやりがいとなる、誰かのために力を尽くしながら仕事ができること、さらに、日本だけでなく海外も視野に入れながら、広い視点で多様な意見や背景を受け入れながら仕事ができること、これらを軸にしながら、さまざまな業界・企業を検討しました。
そして出会ったのが日本航空でした。 企業理念が明確で、同じ目標に向かって社員がそれぞれ努力している姿が印象的でしたし、お会いした方々は自分と空気感が近くて話しやすく、自社のことが好きという気持ちが伝わってきました。 就職活動の際は、取り繕った姿で受かっても入社後にギャップが生まれると思い、なるべく素の自分でいられるように心がけていたのですが、日本航空の社員の方々とお話しする際は、飾ることなく自分自身の言葉で話すことができたため、ありのままの自分を受け入れてもらえたように感じました。
入社研修から始まる多様なキャリア、異動のたびに広がる新しい世界
入社後はJALグループの一員として企業理念やJALフィロソフィ、そして働く社員としての心構えを学びました。 グループ全体で大切にしている価値観を最初に教わったことで、これから始まる社会人人生の土台を築くことができたと思います。 その後は業務企画職としての研修があり、JALグループにおける業務企画職の役割や活躍フィールド、もつべき視点などを学びました。 JALグループでは、その後も年次ごとや昇格時の研修など、そのとき自分がいる立場に沿った研修が定期的にあるので、自分の成長を振り返る良い機会になっています。
これまでのキャリアを振り返ると、本当に多様な部署を経験してきました。 2017年4月から2018年12月までは福岡空港で国内旅客ハンドリング業務に従事し、チェックインカウンターや搭乗ゲートなどの現場での業務を経験しました。 その後、2019年1月からは人事部採用グループで新卒・中途採用の担当として、会社説明会やインターンシップ、入社までの手続きのフォローなどの業務を経験しました。 2019年9月からは国際提携部(現エアライン提携戦略部)に異動し、約4年間にわたってコードシェアの契約調整・交渉・締結、航空局への申請手続きなどを担当しました。 主に中東・北米・オセアニア地域の航空会社を担当し、交渉とは何か、異なる背景や文化をもつ相手とどう交渉すればよいかなどを学びました。 そして2023年4月からは現在の空港事業企画部 契約・生産計画グループに所属し、グランドハンドリング業務(航空機が空港に到着~出発するまでの一連の地上業務)を受委託する際の契約調整・交渉・締結などに携わっています。
入社前から、日本航空の社員は皆さま周囲に気配りのできる方々だと思っていましたが、実際に働いてみてもまさにその通りだと毎日実感しています。 ギャップがあるとすれば、航空会社と一口に言っても本当に幅広い事業をそれぞれの部署が担っているということです。 異動するたびに転職したような気持ちになるくらい、「自分の知らない世界がまだあった」と毎回気づかされます。 ただ、そのたびに自分の視野や知識も広がり、できることが増えていくので、「また頑張ろう!」と前向きな気持ちになります。
粘り強い交渉と戦略的思考で掴んだ成長と成果
現在私は、空港事業企画部の契約・生産計画グループに所属し、主に海外の航空会社とのグランドハンドリングに関わる契約交渉や、サマーダイヤ・ウィンターダイヤのスケジュール調整を担当しています。 ヨーロッパ系と中国系の航空会社を中心に対応するほか、一部ヨーロッパ空港での委託業務も担当するなど、幅広い業務に取り組んでいます。
チーム内ではアシスタントマネージャーとして、時にはチームの中心となって仕事を進める役割を担っています。 これまでは先輩方についていくだけでしたが、現在の部署の在籍歴が約3年となり、後輩にアドバイスをしたり、部内の教育担当となったり、小さな困りごとの相談を受けることも増えてきました。
印象に残っているのは、日本のグランドハンドリング業界が全国的に人員不足となった中で取り組んだ、大規模な契約交渉です。 航空業界はコロナ禍をきっかけに多くの人財が離脱してしまったのですが、マーケット環境を整えるためにも、グランドハンドリング受託料金の適正化や各種契約条件の見直しに伴う契約交渉を全キャリア(取引先の航空会社)に対して実施しました。 最初は急な変化に全く理解を得られず、交渉が思うように進まなかったものの、自分の担当キャリアに対して粘り強く交渉を重ねた結果、全担当キャリアに対して目標としていた水準へ契約レベルを引き上げることができ、契約成立となりました。
交渉自体は長いものだと半年から1年にも及ぶこともあり、諦めずに交渉を続けたことで結果が結びついてきたため、両社合意となった瞬間は大きなやりがいを感じました。 最も苦労したのは、文化が違うと有効な交渉の仕方も異なるため、どのキャリアにどういった方法で交渉を行うべきか考えなければならない点でした。 特に、これまで私は中国の方々と仕事をしたことがなく、中国キャリアに合った交渉方法を日本航空の中国支店の皆さんに聞いたり、中国出身の社員の意見も取り入れたりしながら、あらゆる手を使って交渉を実施し、最終的に合意に落ち着きました。
この経験を通じて一番大きく成長したと感じるのは、日本航空としての収支を考えながら目標を立てていく視点をもてるようになったことです。 目標を明確にしながら戦略的に、かつ具体的に仕事を進めていくことができたのは大きな一歩だと感じています。
海外勤務にも挑戦し、契約交渉のプロとして新しい日本航空を共に創る
今後の短期的なビジョンとしては、海外での業務経験など、本社業務を離れた視点で経験を積みたいと考えています。 これまでずっと本社勤務でしたが、海外空港の委託業務に携わり、日々その運営に関わっていることもあり、実際に現地での業務も経験してみたいと思っています。 本社で培った知識を現場で活かし、逆に現場から学ぶことも多いと思っています。 そうした経験が、今後のキャリアにおいて大きな財産になると確信しています。
中長期的には、これまで携わってきた海外の航空会社との契約交渉業務を軸にしたキャリアを築いていきたいと考えています。 この分野で蓄積してきた知識と経験は、私の強みです。 対外的な業務や契約交渉は、会社にとって重要な役割を担う仕事であり、この専門性をさらに磨き続けることで、より大きな価値を提供できると信じています。
採用候補者の皆さまにお伝えしたいこととして、この会社の最大の魅力は、上司や先輩方が部下や後輩の意見にもしっかりと耳を傾けてくれる風土があるということです。 自分なりの考えや提案に対して、「やってみよう」と後押ししてくれる環境があるからこそ、自分の意見をしっかり伝えることができます。 また、日本航空にはさまざまな事業・業務があり、社内で新しいことに挑戦できる機会が豊富に用意されています。
今、日本航空は変革の時期を迎えており、多様なバックグラウンドをもつ人財を受け入れ、新しい日本航空を創り上げていく段階にあります。 だからこそ、日本航空が好きで、一緒により良い会社を創りたいと思っていただける方に、ぜひエントリーしていただきたいです。 現在の部署で活躍している人たちを見ても、空港で働くスタッフの生活に直結する業務だからこそ、会社のため、誰かのために頑張ろうと思える人が多いと感じます。 前向きな気持ちで仕事に取り組める方が入社してくれることを、心からお待ちしています。
