一人一人の存在意義の大きさと地域貢献、社員の挑戦への熱意に触れて、入社を決意
大学時代は経済学部に所属し、経済史のゼミで、日頃から興味のあった交通史を軸にした日本の経済発展の過程について研究しました。卒業研究では、入社前の企業研究にも活かせると考え、地域航空をテーマに選びました。
就職活動では、航空業界に加え地域活性化にも深い関心があったことから、交通業界を中心に見ていました。自分の仕事が地域への貢献につながるか、その観点を大切にしながら企業選びを進めました。
ジェイエアの選考を受ける中で、新卒の定期採用をこれから本格化させると知り、試行錯誤しながら新たな挑戦に臨む姿勢におもしろさを感じました。入社を決めた理由は大きく3つあります。まず、航空業界の中では、会社の規模に対して総合職の人数が少ないことから、一人一人の存在意義が大きいと感じたこと。次に、仕事を通じて地域活性化に貢献できる環境があったこと。そして、採用担当をはじめ、面接で関わった社員や当時の社長がとても温かく迎えてくれ、これからジェイエアとして意思を込めてプロパー社員(生え抜きの直接雇用社員)を増やし、自立経営を目指していくという熱意に触れたことです。そこで生まれた「私も一緒に新しいことに挑戦したい」という想いが何よりの決め手になりました。実際、私が入社してからも新卒採用は継続され、同期3人だけだった当時から、今では多くの新たな仲間が増え、社内は活気に満ち溢れています。
グループ研修で実感した横のつながりと、乗員サポート部で学んだ1本のフライトの重み
入社後はまず、JALグループ各社の新入社員が一堂に会する合同研修からスタートしました。そこではグループの基礎となるJALフィロソフィの大切さやグループ経営の在り方について学びました。何より印象的だったのは、グループ会社間の横のつながりを実感できたことです。同期の仲間がさまざまな会社で働いていることを知り、これから共にJALグループを支えていくのだと肌で感じました。
入社前に先輩社員との交流や丁寧な説明によって準備ができていたため、入社後は大きなギャップを感じることなく、スムーズに社会人生活をスタートできました。
最初の配属先は乗員サポート部でした。シフト勤務を通じて乗務員のスケジュール運用を担い、彼らの業務内容や働き方を学びました。1便のフライトを実現させるためには、安全面や法規制、勤務時間管理など、目に見えない多くの要素が関わってきます。さまざまな制約のもとで日々の運航が成り立っているのだと、航空会社の仕事の奥深さを実感しました。また、乗務員の皆さんと関わり、人のつながりという大きな財産を得ることができました。
入社2年目には運航乗員訓練部へ異動し、乗務員訓練の企画や総務業務などを経験。乗員サポート部での現業経験を大いに活かすことができました。
自身も経営に参画している実感。1円にこだわる姿勢が導いた、経理としての成長
現在は事業企画部 収支計画グループに所属し、日次・月次の経理業務から決算の取りまとめ、社内業績の把握、グループ業績報告会の採算表作成や分析まで幅広く担当しています。会社全体のP/L(損益計算書)を管理し、決算時の算入漏れチェックや、各部署の精算担当者との連携も担っています。
最もやりがいを感じるのは、自ら分析した採算表をもとに、社長をはじめとする経営陣へ業績を報告する時です。毎月の業績報告会の準備では、ジェイエア単体の損益(個社収支)を社長に報告し、今後の予定や見通しについて議論を交わします。異動前までは「経営は役員が行うもの」と考えていましたが、議論の場に身を置くことで、自分自身も経営に参画しているのだという意識が芽生えました。
正直に言うと、もともと数字には苦手意識がありました。着任当初は会計伝票の起票ミスも多く、周囲に迷惑をかけてばかりで、採算表の数字もただの文字の羅列にしか見えなかったのが本音です。しかし、地道に分析を重ね、数字が積み上がる背景を理解しようと努力した結果、採算表で計画と実績に差異が生じる要因を論理的に推測し、追究できるようになりました。
まさか自分が経理職に就くとは想像していませんでしたが、現在の部署で3年近く経験を積む中で、数字に対するこだわりが磨かれてきたと感じます。もともと細かいことはあまり気にしない性格だったのですが、この仕事を通して「1円単位で精査する大切さ」を痛感しています。計画達成という目標に対し、毎月の数字は刻一刻と変動します。わずか1円の差が損益、ひいては業績を左右するため、収支計画グループとして適切なコントロールが求められます。正確性と確実性が求められる業務を通じ、着実に仕事を積み重ねる姿勢を学びました。
「気づきの感度を高める」を胸に、柔軟な発想と課題意識で会社の未来を担う人財へ
今後の目標として、中長期的には幅広い領域の業務を経験し、会社全体の動きを俯瞰できるようになりたいと考えています。これまで約4年周期でさまざまな分野の業務に携わることができました。今後も引き続き経験を重ね、多角的な視点を養っていきます。
そのために、日頃から課題意識を持って業務に取り組んでいます。私が常に胸に刻んでいるのが、入社式で当時の社長が語った「気づきの感度を高める」という言葉です。たとえすぐに解決できない課題であっても、問題意識を持ち続ける姿勢を大切にしています。
これまでのキャリアで培った「現状に満足せず、常にアンテナを張って変化を捉える力」は、今後の大きな武器になると確信しています。運航乗員訓練部では訓練のさらなる効果や効率化を追求してきましたし、現在の経理業務では、数字を追うことで細かな変化や差異に気づく感度を鍛えています。
これから入社される皆さんには、自身の業務を習得することはもちろん、周囲で働く他部署の動きや、現場の乗務員の仕事にも関心を持っていただきたいです。ワンフロアに多様な部署が集まる当社の環境だからこそ、周囲の小さな変化に気づく感度を高めてほしいと考えています。
入社3年目に経験したコロナ禍や、現在も日々変化する国際情勢など、航空業界は外部環境に左右されやすく、壁に直面することも少なくありません。だからこそ、柔軟な発想や臨機応変な対応力が不可欠です。一人一人が課題意識を持ち、自律的に行動できる人財へと成長すれば、どんな困難も乗り越えられる、より強固でより良い組織を築いていけるはずです。
当社で働く魅力を一言で表すなら、「1便の運航を成り立たせるために、一人一人の仕事が積み重なっていると実感できること」。つまりジェイエアは、航空機を運航させるために必要な部署と人財が凝縮されたプロフェッショナル集団と言えます。ワンフロアで刻一刻と変化する航空ビジネスを体感できることこそが、当社の強みでありおもしろさです。
その中で地上職は、全員の顔と名前が一致するほどの少数精鋭ゆえに、若手のうちから即戦力として大きなプロジェクトや業務を任されます。一人一人の役割が非常に大きいですが、個人のスキルや強みを考慮して配属されるため、自分らしく成長できる環境です。柔軟な発想力や挑戦意欲を持った方なら大いに活躍できるでしょう。皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。
