自動運転から生成AIまで、新技術に貪欲な技術開発チームで働くことの魅力
前田製作所の技術本部開発部システム開発グループで、数年後の未来を見据えた技術開発に取り組む丸山。約10名のエンジニアで構成されるチームで、建設機械の自動運転やIoT、遠隔操作といった先進技術の研究開発を担当しています。
「私たちのチームの目標は、数年後の未来につながる技術開発と製品開発、技術習得です。建設機械の自動運転は、他社でもまだ現場での実用化には至っていません。将来、他社に負けない、より多く売れる製品を作りたいという想いで技術開発を進めています」
チームの特徴は、年次や役職に関係なく、活発な意見交換ができる環境です。チーム内は、丸山より10歳ほど上の役職者が多くを占めています。
「グループ長は『このチームでは誰もが自分の意見を持って仕事に取り組んでほしい』というスタンスで、上下関係なく意見を言い合える関係性を大切にしています。そのため、積極的にチームへ提案を行うことができています」
他社や学術機関との共同研究も実施しており、連携プロジェクトも進行中です。入社7年目の丸山は、チーム内で最も若手に近い存在ながら、新技術への意欲的な姿勢で貢献しています。
「最近は、とくに生成AIに興味があり、会社全体で進めているDX100という目標の中で、AI技術を使った業務効率化のプロジェクトにも携わっています。技術に対して貪欲に、『こういうAIが出ましたよ』、『これを部署で使えば効率化につながりませんか』といった提案を行っています」
研究開発の成果が実を結ぶまでには時間がかかりますが、丸山は着実に歩みを進めています。
設計職からプログラミングが主軸の職種へ。独学とロボコン経験が切り拓いたキャリア
幼い頃から建設機械に強い関心を持っていた丸山。就職活動では、機械設計の実務に携われる会社を探していました。母の職場が近くにあったことから前田製作所を知っていたという丸山は、高専の先生から紹介された企業の一つとして当社の門を叩きます。
「就職活動を通して、前田製作所以外の他社では技術営業的な仕事が多く、とくに大手企業では高専卒生は営業職への配属が一般的だと感じました。しかし、自分としては実際の設計や技術的な実務に携わりたいという希望があり、前田製作所ではそれができると言ってもらえました。
就職活動では自分から企業に売り込みに行くことへの不安もあり、先生からの紹介は心強かったですね。また、実家から通勤できる環境だったため、新卒間もない頃はとくに助かりました」
入社1年目は、クレーンの設計変更要請や、凍結防止剤を自動散布する「まきえもん」という自社製品に取り付けるカメラの設計業務を担当。この時期に現在の上司と出会います。
じつは、高専在学中から独学でプログラミングを学び始めていたという丸山は、社内でもその話を共有しており、それが現在の上司の耳に入っていたことで、今の業務へとつながったのです。
「スマートスピーカーを自作してみたり、興味を持ったことには積極的にチャレンジするタイプでした」
その後、会社の大幅な組織改編があり、技術本部が新設。丸山は設計部門からプログラム開発部門へと異動することになります。
「高専時代にロボコンを経験していたことで、機械設計だけでなく回路やプログラムへの理解もありました。機械は回路もプログラムも含めて初めて成り立つものなので、そういった視点で設計を考える経験ができたことは、今の仕事でも活きています」
現在は設計とプログラミング両方のスキルを活かし、1人で複数の業務をこなすこともあります。入社時に抱いていた不安は、温かい職場環境によって払拭されました。
「社会人生活というのはかなり厳しいものだと覚悟していましたが、実際に入社してみると皆さん優しく、たとえミスをしてしまったとしても厳しく責められるということではなく、すぐにカバーしてくれるような環境でした。とくに1年目から見てくれた先輩トレーナーの方は、些細な成功でも必ず褒めてくださって、それが自信につながっていきました」
「君が言うならおもしろそうだね」。挑戦を後押しする職場と異業種との協業で広がる視野
技術本部開発部システム開発グループで先進技術の研究開発に取り組む丸山。開発業務は長期に取り組むものではあるものの、確実に手応えを感じられているとも言います。
「プロダクトとして世に出ているものはまだ多くありませんが、試験などで自分の書いたプログラムが期待通りに動作した時は、大きな達成感を覚えますね。部署の方針として、なんでも言い合える間柄なので、業務中でも上下関係なく話せることが開発のクオリティに直結しているとも感じます。
また、誰かが成果を出すと『すごいじゃん』といった称賛の言葉を掛け合うことが日常的にあるところも好きです」
現在は建設会社やプログラミング関連の企業との協業も進めており、異なる企業文化に触れる機会も増えています。
「プログラミングを専門に行う企業の方と協業する中で、その会社では土日も自分の好きなことを調べて、仲間と報告し合う文化があることを知りました。オリジナリティ溢れる社風や独自の働き方にとても刺激を受けています」
そのような体験をしながら、丸山自身も新しい技術への探究を続けています。
「現在の私は、完全に生成AIの進歩に魅了され、可能性を感じていますね。インフロニア・ホールディングス全体での方針を受けて今の前田製作所には『全力!DX100』というプロジェクトがあり、その中でAIを使った業務効率化というところで私も携わっています」
10名に満たない少人数のチームながら、数年後の未来を見据えたイノベーティブな技術開発に取り組む日々。その中で、新たな技術への興味を深め、自己研鑽を重ねています。
「新しい技術は業務の中だけでなく、業務の外でも自分で調べたりして、『こういうのがあったけどどうか』というのをグループの中で話し合ったりしています。チーム長も、私が提案する新しい技術に対して『君が言うならおもしろそうだね』と認めてくれるんです」
「まずはプロダクトを完成させる」。建設業界の未来を見据えた自動化・効率化への挑戦
丸山は、未来の建設業界を見据えた目標を掲げています。
「建設業界では人手不足が深刻な問題となっています。そのため、建設機械の会社として、自動化や効率化を実現するサービスの開発をめざしていきたいです。それにより、社会貢献と会社の成長の両方につなげていければと考えています。
とはいえ、現在の部署に移って、まだ完全に完成させたプロダクトがないので、一度しっかりとプロダクトを作り上げることに注力したいです。そのため、当面は現在の部署で働き続けたいですね」
また、自身と同じように高専卒の学生に向けて、前田製作所の特徴を語ります。
「当社の大きな特徴として、自分のやりたいことを実現させやすい環境があります。たとえば、私のようなケースもありますし、一方では設計から営業職への異動なども可能ですし、自己申告による職種変更も可能です」
就職活動時には、職場の環境への不安を抱えていた丸山。しかし、実際に入社してみると、その不安は杞憂に終わりました。
「就職する2〜3年前は、過重労働や人間関係の問題などブラック企業に関するニュースが多い時期でしたから、なるべく良い働き方ができればいいなと思いつつ、いろいろと覚悟していた部分もありました。
しかし、前田製作所は入社してみると、当然ではありますが法律をしっかり守っていますし、過重労働のような問題ももちろんない職場環境でした。また、人間関係になんらか問題を感じたとしても、部署異動の申告が可能なため、働きやすい環境だと感じています」
前田製作所はこれからも、丸山のように高専を卒業した専門性を持ちチャレンジ精神の旺盛な方々を歓迎します。
※ 記載内容は2025年2月時点のものです
