野球と接客で学んだ人との繋がり、そして運命の出会い
学生時代はずっと野球部に所属していました。毎日、練習に明け暮れる日々の中で、チームワークの大切さや、仲間と共に目標に向かって努力することの意味を学びました。大学時代には部活と並行してラーメン屋さんでアルバイトを始め、4年間働き続けました。大学四年生の時には新規店舗の立ち上げに携わる機会にも恵まれました。経験者は店長とアルバイトの私と他に2名のスタッフだけで、その他は未経験の方々と一緒にゼロから店を作り上げていく経験ができたことは、今思えば大きな財産となっています。
就職活動では、業界や職種をとくに絞ることなく、合同説明会などに参加していました。会社の雰囲気や、そこで働く方々の姿を見ながら、自分に合った場所を探していたんです。そんな中、IKKのブースに立ち寄りました。たくさんの行列ができていたので、どんな会社なのだろうと軽い気持ちで足を運んだのがきっかけでした。そこで出会ったのが、若手の方から人事部長の方まで、同じ明るさ、同じ情熱を持って語る姿でした。その熱い雰囲気に、心を動かされたことを今でも鮮明に覚えています。
とくに印象に残っているのが、当時社長だった金子会長の言葉です。「仕事は何をするかではなく、誰とやるかだよ」。将来何の仕事をするのか迷っていた私にとって、その言葉は心に深く響きました。金子会長の熱い話し方に、私自身の心も熱くなったんです。「この方の下で、情熱を持って仕事をしたい」そう強く思い、入社を決意しました。もしIKKが車を売る会社であっても、保険の会社であっても、私は入社していたと思います。それほどまでに、金子会長をはじめとする先輩方の人柄に惚れ込んでいました。
基礎から学んだ調理技術と、複数の支店で積み重ねたキャリア
私は四大を卒業しましたが、調理部で入社しました。ラーメン屋でのアルバイトの経験はあったものの、専門的に学んだ経験も調理師免許もありませんでした。ただ、食は好きでしたし料理も嫌いではなかったです!学生から社会人になった時、誰もがその道の素人からだとは思いますが、私は料理の世界において【ど素人】。0からスタートしでしたが、周囲の方々の支えがあってキャリアアップすることができ、34歳のときには支店の責任者、シェフとしてお仕事をする機会を得ることができました。
IKKには、調理技術認定試験制度という独自の成長支援の制度があります。基礎の初級編から中級、上級編へと段階的に技術を学べる制度で、私もこの制度を活用しながら、初心者の私でもしっかりと調理技術を身につけることができました。お料理は基礎基本が何より大事になってくるので、この制度で学んだことは本当に今でも役に立っていると感じています。コツコツ、1つずつ確実にものごとを進めていくのも自分に合っていたのだと思います!
会社や働いている仲間たちに対してギャップを感じたことは全くありませんでした。ただ、料理という仕事を今後ずっと続けていくのかという点については、最初はすごく悩んだ時期もありました。しかし、調理師免許を取るまで頑張ろうという小さな目標を立てて仕事に取り組んだ結果、今では本当にやめなくて良かったと思っています。お料理を作る仕事は全世界どこに行っても【美味しいものは美味しい】ので、どこに行っても通用する最高の仕事だと、今は心から感じています。
日本一の料理を目指して、お客さまと共に歩む日々
現在は調理部に所属し、主に和食を担当しながら、シェフとして支店の責任者を務めています。結婚式当日は会場に入り、オードブル(前菜)からデザートまでのすべてのお料理を若手メンバーと共に提供しています。また、結婚式を検討されている新郎新婦さまに対しては、会場でのご挨拶や試食の提供を通じて、結婚式のお料理がどのようなものかを体験していただく機会も作っています。季節ごとのメニュー開発やお客さまとの打ち合わせも私の大切な役割です。
とくに印象に残っているのは、とてもこだわりを持っておられる新郎新婦さまとの出会いです。何度もメニューの打ち合わせを重ね、新郎さまが実際に作られている食材を使いながらお料理コースを考えました。試食会を経て迎えた当日、お二人がわざわざキッチンまで足を運んでくださり、「ありがとう、おいしかったよ」と声をかけてくださいました。さらに「私たちは栗原さんのお料理のファンです」という言葉をいただき、結婚式後も何度か来館され、その度に声をかけてくださったのです。
入社二年目に富山へ転勤した際、当時のシェフから会場責任者を任せていただいたことも大きな転機でした。わからないことばかりでしたが、披露宴のメニュー表をコピーしてオープンキッチン全体に貼り、メモを残しながら準備を進めました。火入れの温度から些細なことまで、先輩方に一つずつ確認しながら丁寧に取り組みました。正確に、必死にやり続けた結果、たくさんの方々の笑顔を見ることができ、サポートしてくださる上司の存在の大きさを実感しました。失敗はたくさんしてきましたが、そのたびに「どうしたらいいんだろう、もっとこうした方が良いのかな」と考え、改善を重ねてきました。だからこそ、苦労したという感覚よりも、成長の実感の方が大きいのです。学生時代と比べて、基礎基本を大切にしながら物事に取り組めるようになりましたし、年上の方々とも仕事をする中で、伝え方やコミュニケーション能力も大きく向上したと感じています。
何より大きく変わったのは、仕事に対する考え方です。お料理も仕事も一人ではできません。支えてくださる仲間、助けてくださる先輩や上司、そして家族がいるからこそ、挑戦できるのです。そういう方々のために頑張ろう、成長しようという気持ちが、今の私の原動力になっています。自分が考えたお料理、仲間と共に作り上げた料理が、こんなにも人の心に響くのだと実感できる瞬間に、何よりのやりがいを感じています。日本一の結婚式場には日本一の料理が必要です。新郎新婦さま、そしてゲストの方々が満足し、感動してくださるお料理を提供し続けるために、調理部全体が一丸となって取り組んでいます。
日本一のウェディング料理を目指して、共に挑戦を続けたい
短期的には、福岡支店での支店MVP獲得を目指しています。福岡支店はIKKの中でも非常に大きな支店の一つです。調理部のメンバーはもちろん、福岡支店全体が一致団結して、IKKの中でのMVPを獲得したいと考えています。
中長期的には、日本一のウェディング料理を作れる調理部組織を作っていきたいと思っています。今まですてきなお料理をたくさん残してくださった先輩方のクオリティをしっかりと受け継ぎながら、次の世代が変化を加えていく。そして「IKKの料理が一番だよね」と言われるような組織の中枢を担う一人として挑戦していきたいです。そのためにも、採用や育成といったところに注力していきます。
IKK株式会社は、本当に「人を財」と思ってくれる会社です。育成に力を入れており、情熱を持って上司や先輩方が関わってくださいます。経験がなくても、若いうちからさまざまな機会にチャレンジできる社風があります。誰かの喜ぶ顔が見たい、幸せにしたいという思いがある方、そしてコミュニケーション能力を持つ方は活躍できると思います。最後に、私たちはとにかく理念を大切にしています。IKKの理念に共感してくださる方、お料理が好きで誰かを喜ばせたいと思われる方と、ぜひ一緒に仕事をしたいです。失敗しても何度も挑戦を繰り返してほしい。一緒にトライアンドエラーを繰り返しながら、成長していきたいと思います。
