自然の中で育んだ感性と、仲間と目標を目指す喜び
幼少期はマイペースで、周囲からは「ぼーっとしている子」と言われることも多かった私ですが、小学生で始めたそろばんをきっかけに、好きなことに対しては人一倍集中し、粘り強く取り組む性格になりました。学校に行く前の朝6時からそろばん練習をし、帰ってきてからも友達と遊ぶより先にそろばん教室へ直行する、そんな毎日でした。目標を自分で設定し、一段一段クリアしていく中で努力が結果として返ってくるやりがい、そしてその頑張りを周囲が喜んでくれることの嬉しさを知りました。
学生時代は、テニス部のマネージャーとしてチームをサポートすることに打ち込みました。運動は得意ではありませんでしたが、スポーツの部活動を通して仲間と同じ目標に向かって本気で取り組む経験がしたいと思い、マネージャーという立場であれば、運動が苦手な自分でも、選手と同じように夢を追いかけられると感じたんです。日々の活動では、チームのために自分に何ができるのかを考え、練習環境を整えたり、選手一人ひとりの様子に気を配ったりと、裏方としてできることに真摯に向き合いました。自分が前に出るのではなく、誰かの成長や成果を支える役割にやりがいを感じたのは、この経験がきっかけです。役割は違っても仲間それぞれが力を尽くすことでチームは前に進むこと、そして一つの目標に向かって努力する過程そのものに価値があるということを学びました。
また休みの日には、家族とキャンプや川遊び、虫取りや雪遊びなど、自然の中でのびのびと過ごす経験の中で育ってきました。帰り道の車の中で一度寝て、目が覚めても同じ道が続いている、あの光景が今でも懐かしく心に残っています。こうした自然の中での経験が、私の感性を磨き、心惹かれるものを見つける力を育ててくれたのだと思います。
夢中になれる仕事を求めて、挑戦する環境を選んだ就活
就職活動を始めた当初、私にはいくつかの選択肢がありました。保育士や心理カウンセラーなど、自身の専門性を活かせる道は目の前にたくさんありました。しかし、これまでの経験を振り返った時に、自分でやりたいと思ったことに向けて試行錯誤しながら目標を達成していくプロセスが、私のやりがいの源泉だと気づきました。そこから、ただ決められた役割を極める専門職よりも、若手のうちから幅広く挑戦できる環境を求めるようになりまし。企業を見る際には、「熱量を持って夢中になれる仕事であること」と、「求められていることに留まらず、自ら工夫して価値を広げていける仕事であること」の二つを軸にしていました。
選考の中でIKKと出会った時、最初に感じたのは、キラキラと自分の仕事に誇りを持って働いている人が多いということでした。考え方や人をすごく大事にする会社で、学生の私にも丁寧に向き合ってくれ、単なる結婚式場というよりは、感動を作る会社だという印象を受けました。選考の中でとくに印象に残っているのは、プランナーかフォトグラファーかで迷っていた私に、フォトグラファーの方が面談をしてくださったことです。この会社のフォトグラファーは、ただ写真を撮るのではなく人柄で写真を撮る、一歩踏み込んで人生にまで踏み込む、そういう思いを持って撮影しているという話にすごく共感しました。他の企業と比較して、 挑戦や誠実といった考え方を大事にしていて、ここに入社したら人間性も磨かれるだろうなと強く感じていました。若手ながらも活躍しているスタッフがたくさんいること、そして横のつながり、縦のつながりも強く、この会社は、「ただの同僚ではなく人生を変えるような出会いにあふれている」「業務としての仕事ではなく、志す仕事、『志事』としてやっている」そう感じたんです。
内定時はフォトグラファーとして通知を受けていましたが、内定者向けにビデオグラファー立ち上げの募集があると知り、迷わず立候補しました。この会社に入るなら「挑戦」できる人になりたいと覚悟を決めていたので、少しでも心が惹かれているのに挑戦しないのは入った意味がないと思ったんです。立ち上げ部署として、スタートアップ事業に新入社員で飛び込むことには不安もありましたが、チームや人が好きな私にとって、チーム作りに熱量を捧げられる環境にはすごくワクワクしていました。
立ち上げの壁を越え、MVPに至るまでの道のり
ビデオグラファーの主な仕事は結婚式当日のエンドロール撮影です。新郎新婦さまとゲストの皆さまが、結婚式当日の時間をその日のうちに振り返ることができる映像を、撮影から編集まで一貫して担当しています。その日の出来事や想いを丁寧に切り取り、人生の中で何度も思い返したくなる記憶として残ること、結婚式の価値を映像でより深めていくことを目指しています。現在はリーダーという役職をいただき、人財育成と採用にも力を入れています。オープンカンパニーや会社説明会に登壇したり、研修設計にも携わらせていただき、人という観点でチーム作りをしています。
入社当初から目標にしていたビデオグラファーの初代MVPやIKKクリエイターアワードという表彰をいただいた時は、これまで支えてくださった方々に少しは恩返しができたかなと、嬉しく感じる瞬間でした。自分のためだけの目標ではなく、周りの方への感謝の気持ちがあったからこそ、立ち上げの大変な中でも常に走り続けられたのだと思います。
しかし、ここに至るまでには大きな苦労もありました。入社当初、映像部署はわずか4人で、業務フローも評価制度も整っておらず、何を目標にしていけばいいのか分からない状態でした。そんな中で「ないなら自分がつくろう」と考えられるようになり、神戸支店の部署立ち上げにも携わりました。最初は思うように進まず、存在意義に悩むこともありましたが、立ち上げ部署だからこそ、まずは自分たちから周りの部署に対してできることを行う姿勢を大切にしてきました。小さなことでも支店の中で困りごとがあればすぐ駆けつけ、支店にとって欠かせない存在になれるよう向き合ってきました。
学生時代と比べて大きく変わったのは、挑戦に対する向き合い方です。 以前は失敗への不安が先に立っていましたが、今では挑戦そのものにやりがいや楽しさを感じられるようになりました。これは、「行動こそ真実」という理念のもと、挑戦を後押ししてくれるIKKの環境があるからこそだと感じています。 私の仕事のやりがいは、お客さまと後日お会いした時に、「エンドロールを何回も見返しています、残して良かったです」というお言葉をいただく瞬間です。事前にお客さまのことを深く知っているからこそ残せた一瞬があり、それが映像を通してお客さまにも伝わって、「宇戸さんに撮っていただけたことが何よりも嬉しいです」というお言葉をいただく時は、何にも代えられないやりがいを感じます。
技術と想いで築く未来、共に成長できる仲間への想い
これからも、結婚式という一日をお客さまにとってより意味のある時間にするために、音声を入れたエンドロールやダイジェストムービーの制作に挑戦していきたいと考えています。 映像だけでなく言葉や想いも残すことで、「この日があったから人生がより良くなった」と、何度でも振り返ってもらえる時間を届けたい。そのために、技術の幅を広げ表現力を磨き続けていきたいです。中長期的にはチーフリーダーを目指しています。一人ひとりが安心して自分らしく働けるチームをつくり、メンバーにとっての居場所を大切にしながら、後輩が挑戦する機会と勇気を与える存在でいたいと思っています。人を支えることで、自分自身も学び続け、チーム全体が前向きに成長していける関係性を築いていきたいです。
私が大切にしているのは、「自分で考え、行動する」ことです。スタートアップの事業では正解が用意されていない場面が多いからこそ、考え→試し→振り返りのサイクルを回すことが成長につながると感じています。誰かの指示を待つのではなく、小さなことでも自分なりの答えを出して動く。その積み重ねが、信頼や経験となって必ず返ってきます。そうした主体性を尊重してくれる環境があるからこそ、安心して挑戦できると感じています。
「誰かのために」を起点に動ける方、自分自身の仕事だけでなく、人生の目的や軸を持っている方、また、逆境を前向きに捉えて乗り越えようと努力できる方は、どんどん挑戦していただきたいと思います。カメラのスキルは入社時になくても問題ありません。この想いがあれば、初心者からでも成長し、プロになっていける。それがこの会社の強さです。 すべての姿勢の根底にあるのは誠実さだと考えていますが、自分にも相手にも真摯であることは、結果的に自身の成長と成果へ必ずつながります。その積み重ねを大切にできる方と、0→1のチームづくりを楽しみながらしていける方と働けたら嬉しいですし、技術を追求していける方とも共に成長していきたいと思っています。
