新体操で培ったチームワークとブライダルへの情熱が導いた就職活動
私のこれまでの人生を振り返ってみると、3歳から高校3年生までは新体操一色でした。小学生の時には山口県の強化選手に選ばれ、山口県の全国大会初出場と初優勝を目指して活動していました。中学3年生と高校3年生ではチームのキャプテンを務め、全国大会で初出場と入賞という結果を残すことができました。この経験から学んだことは、「チームで一つの目標を目指すことの大切さ」、そして「その先に生まれる達成感」です。スタートや価値観が全く違う人たちが集まる中で、意識のレベルを合わせることに苦労することもありましたが、一人ひとりのいいところを見つけて、その人の存在価値や役割をチームの中で発揮できるように工夫していました。
そんな新体操一筋の私ですが、祖母が結婚式の着付けの仕事をしていたこともあり、結婚式や衣装は昔から身近な存在でした。新体操で人の感動に触れてきた経験から、「人の人生に関わりたい」と思い、四大ではなくブライダルの専門学校に進学しました。
就職活動は、ウェディングプランナー一筋で行っていましたが、アルバイトで働いていたIKKのフォトグラファーの方から、『結婚式という濃密な時間を未来にカタチとして残せる仕事』の魅力をたくさん聞き、カメラ未経験のスタートでも挑戦できる環境があることにワクワクしました。感謝を大切にし、挑戦する場を与えてくれるアイ・ケイ・ケイの姿勢に惹かれ、入社を決めました。
研修から商品開発まで、フォトグラファーとしての道のり
入社してまず印象的だったのは、創業の地伊万里での研修でした。さまざまな力を養う研修で、特に私は当事者意識を持つことの大切さを学びました。フォトグラファーの研修では、技術だけでなく自社のフォトグラファーチームが発足した経緯や大切にしたいことを深く理解することができました。技術面は支店に配属されてから、勉強会や現場経験を通じて習得できるプログラムになっているため、未経験でも学ぶ環境がしっかり整っていると感じました。
未経験ではありましたが、勉強会などにも積極的に参加し、前撮りと結婚式当日の撮影は1年以内にデビューしました。「同期の中で最初にデビューしたい」という目標がありましたが、この仕事の責任感の大きさに押しつぶされそうになることも何度もありました。そんな時、上司と話しをする中で、『誰かと比べるのではなく、お客さまのためにどんなフォトグラファーになりたいのか』を考えるようになりました。そこから、毎日撮影の練習を重ねていき、人と比べる性格から、どんな人でありたいかを大切にできるようになったと思います。
入社前は想像していなかったのですが、フォトグラファーという名前でありながら、本当にさまざまな仕事を経験しています。育成やチームマネジメント、そしてアルバムのデザインや商品開発まで。お客さまのためになることであれば、たくさんのことに挑戦できる環境があることに驚きましたし、このギャップは本当に嬉しいものでした。
写真を通じて誰かの人生を豊かにするフォトグラファーとしての日々
現在私はフォトグラファーとして、撮影業務だけでなく人財育成やチームマネジメント、商品開発、働きがい向上のプロジェクトなど、幅広い業務に携わっています。支店責任者というリーダーの役職もいただき、チームメンバーと共に目標に向かって日々挑戦を続けています。
今年は支店の売上目標を大きく達成することができました。その要因は、目標を明確にし、チーム全員の長所に合った役割を与え、一人ひとりが当事者意識を持って仕事に取り組めたことだと思います。メンバーと目標に向けて取り組む際、リーダーとして心がけたのは、「いつでも一番の味方であり応援団長であること」です。応援はできても、実際にやるのは本人自身ですから、躓きそうになった時にいつでも背中を押せる存在でいられるように意識しました。
商品開発では全社で利用できるアルバム(結婚式のお写真を載せる)を4つリリースすることができました。ずっとお客さまの手元に残っていくものだからこそ、耐久性は特に意識しましたし、お客さまのニーズに合わせたレイアウトも大切にしています。学生時代と比べて、人の良いところをたくさん見つけて認められるようになったことで、自分の考えに固執せず、他支店の良いところを積極的に取り入れ、知識を増やせるようになりました。だんだん自分自身の在り方とも向き合えるようになり、『自分らしく』いられるようになったことが、今の成長につながっていると感じています。
挑戦し続けるフォトグラファーとして、次のステージへ
私のフォトグラファーとしての目標は明確です。お客さまが「自分の魅力により気づき、自分を好きになれる」、そんな撮影ができるフォトグラファーになりたいと思っています。世界のフォトコンテストで結婚式部門1位をいただいた経験を糧に、今度は前撮り部門での1位を目指しています。そのために受賞作品を分析し、日々技術を磨き続けています。とくに大切にしているのは、お客さまが自分らしさを出せる空気感を作ること、そして何よりもお客さまを大好きになって撮影することで、お客さま自身も知らなかった魅力に気づいてもらえるようにすることです。
また、今後はさらなる商品開発にも挑戦したいと考えています。具体的には、アルバムだけでなく、記念品を写真で残すという新しい商品の形を提案していきたいです。中長期的にはチーフリーダーとして、フォトグラファーの仕事の幅や後輩の働き方の選択肢を広げていける存在になりたいと思っています。そのために、いただいた仕事で成果を上げること、当事者意識を持っていろんな課題に挑戦することを意識しています。
就活を頑張っている学生の皆さんへ。私も最初はカメラを持ったことがないところからスタートしました。少しでもワクワクしたら、『とにかくやってみる』ことが大切です。やらなくて後悔するより、挑戦する方が人生は絶対に楽しいと思います。ぜひ皆さんの心躍る道を探してみてください。
