おいしいを届けるために。人ともっとも身近な“食”を仕事にする
2022年に入社以来、同期としても親交を深めてきた津間、松尾、村上の3人。「食」に携わる仕事に興味を持つようになったきっかけは、それぞれの過去に遡ります。
津間:私は、小学校から大学生まで、 ずっとサッカーを続けていました。そうした経緯から「チーム プレイを大切に」という思いは、仕事をする上でも重きを置いている部分です。大学時代は4年間、居酒屋でアルバイトをしていて、キッチンでの調理をしたりホールでお客様と料理の話をしたりといった経験を積んだことが、食に対して興味を持つ大きなきっかけになりました。
松尾:津間と似ていますが、私も小学生から大学まで野球に熱中していました。昔から「好きなことをとことん追求したい」という強い思いがある子どもでした。ある漫画をきっかけに、食品と微生物に興味を持ち、東京農業大学への入学を決めました。醸造科学科で、食品と微生物のことを学び、さらに追及したいと考えて大学院まで進学しました。
村上:私は物心がついたころから、食べることが大好きでした。家で料理の手伝いをすることもあり、大学で管理栄養士の資格を取得したいと思うように。テレビ番組で、食品開発の方が働く姿を見て、開発の仕事に憧れを持っていました。
就職活動を始めた3人は、自身の軸と照らし合わせる中で「池田糖化」に魅力を感じていきます。
村上:私が就職活動の大きな軸にしていたことは、2つあります。ひとつめは「食品開発」の仕事がやりたいということ。ふたつめは、地元の広島県福山市で働きたいという思いでした。福山市に本社がある池田糖化では、開発チームに若い人が多く、早くから食品開発に携われるのが大きな魅力でした。
松尾:私も大きな軸として、食品の開発を仕事にしたいという想いがありました。説明会で心が惹かれたのは、池田糖化が新しい製品の開発に力を注いでいるという話。扱っている商品も多彩で、さまざまなジャンルの食品業界に関わることができるのがとても魅力でした。
津間:私は食に関わる営業という軸でしたね。飲食店でのアルバイトの中で、仲間同士で新しいメニューを作ったことがあったんですが、お客さまにおすすめして、「おいしい!」と言っていただけことが嬉しくて。自分の提案によって人が喜んでくれるような仕事がしたいと思っていました。
そこから池田糖化という会社を知り、幅広いジャンルの商品を展開していることを知って、営業としてより広いお客さまに、「おいしさ」の提案をできることに惹かれました。
研修の中で育まれた同期の絆。職種を問わず支え合う仲に
2022年に池田糖化に入社したメンバーは12名(大卒以上)。最初は、開発研修と工場研修で基礎的な知識を身につけていきました。
松尾:開発研修では、まず池田糖化がどんな製品を扱っているのかを知ることから始まります。そして実際に自分でアイデアを出して、試作品を作って、評価していただくという実践的な学びもありました。
村上:たとえば、私が行ったのはプリンのカラメルソースの試作やラスクのシーズニングの試作です。最終的にどのような製品にしたいのか、コンセプトを自ら考えて、レシピを考えていくという課題でした。
津間:私は2人とは違って営業職採用だったので、開発をするのは初めてで。小学生が初めて調理実習に挑むような気持ちで取り組みつつ、開発メンバーのみんなにサポートをしてもらいました(笑)。ただ、こうした研修の中でプロセスを知れたことは、のちの仕事に役立ったと感じています。
半年間の研修期間の中で、同期とも親しくなっていったと3人は続けます。
津間:池田糖化には男性の独身寮があり、研修中は同期で寮生活をしました。共同生活は初めての体験だったのですが、いつも身近に誰かがいて、困ったときにすぐに相談ができるような環境でした。
松尾:たしかに、ドアを開ければすぐに会えるみたいな生活でしたね(笑)。学校も出身もばらばらでしたが、あっという間に打ち解けることができ、毎日を楽しく過ごすことができました。
村上:同期の女性陣は近隣に住んでいたメンバーも多く、借り上げ社宅での共同生活は経験していないのですが、同じグループで半年間の研修を受けるなど、交流の機会も多かったです。同期というか、親しい友人のような関係で、今も支え合っています。
※ 希望する男性の場合は独身寮、女性は借り上げ社宅となります
2022年の10月には本配属が決定。松尾は「第一開発室」、村上は「第二開発室」、津間は「営業部」に配属されました。
津間:現在は、福岡支店の営業部に所属し、下関・北九州・熊本エリアを担当しています。50社ほどを受け持ち、池田糖化の製品でどんなことができるのか、提案と販促活動を行っています。それと並行して、お客さまからの依頼を受けて、開発部と協力しながら開発を進めていくのが主な業務です。
村上:私は「粉体チーム」という、粉末状の製品の開発を行っています。即席めんの粉末スープやお菓子のシーズニングなどを試作して、提案していくのが粉体チームの仕事ですね。
松尾:私はスイーツ系製品の開発部署に所属しています。フルーツソースやキャラメルソース、チョコソースのようなデザートソースを担当し、開発と試作を行っています。津間さんのような営業部のメンバーと連携して、お客様からの依頼に沿って製品を作るパターンもあれば、新製品を一から開発していくというケースがあります。
村上:粉体チームもその点は同じですね。複数のプロジェクトを受け持ちながら、同時に進めていく中で、スキルが磨かれていると感じています。
周囲から知識や情報を得て吸収することが、成長への一番の近道に
本配属後、初めて業務に取り組むことになった3人は、それぞれに立ちはだかる壁を乗り越えていったと話します。
村上:粉体チームは、他と比べても設備が多くて、最初のころは使い方を覚えるだけでも精一杯でした。使用する原料も幅が広く、必死に覚えていっても、知識がまったく追いついていかないんです。同じチームの先輩方から教わって、自分で実践してみて、復習を繰り返し、少しずつ学んでいきました。
松尾:私も、必要な知識が圧倒的に足りないのを感じていました。1つの製品を試作する際にも、原料の特徴を把握していなければ失敗につながってしまいます。
たとえば、固めの食感のソースを作ろうと思っても、使う原料によってはうまく固まってくれないこともあります。自分が思っていた以上に、開発には考えるべき要素が多いことを知りました。
村上:試作が完成しても、製造段階でうまくいかないことがあるんです。工場の設備で製造すると、色が少し変わってしまい、工程をすべて見直さなければならないというトラブルも経験もしました。先のことを想定して作業を進めることを、常に心がける必要があるんです。
津間:知識の足りなさは、私も痛感しています。池田糖化という看板を背負ってお客さまの前に立つのに、聞かれた質問に答えることができない。開発の2人の話にもあった、製品の知識と設備の知識は当然必要ですし、それに加えて営業として、世の中の食品に関するトレンドなども話せなければなりません。
わからないことは先輩や開発の方、工場の方にすぐに聞くようにして、少しずつ知識を積み重ねています。
一歩ずつ研鑽を積んでいった3人。仕事の中で大きな達成感を得て、自身の成長も感じる場面も出てきたと続けます。
津間:私は、池田糖化のフルーツソースは絶対に美味しいものを提供できる、弊社の強みだと思っているんです。あるお客さまへの営業の際に「このお客さまなら、池田糖化のフルーツソースがマッチするはずだ」と考えて、一策を講じました。
松尾のいるフルーツソース開発部署の先輩に話を通してもらって、会議にリモートで同席してもらったんです。「池田糖化ならこういう製品が作れます!」と紹介をした結果、お客さまにも気に入っていただき、採用してもらうことができました。自分で目的意識を持って営業に取り組み、周りの協力も得て、採用に結びつけられたのはとてもやりがいを感じた瞬間でした。
村上:努力が実ったときは、本当にやりがいを感じますよね。私も自分が携わったお菓子のシーズニングが初めて採用になったときは、とても嬉しかったのを覚えています。納期も限られている中で、お客さまからの依頼をどうやって噛み砕いて、求めるものに近づけていったんです。
松尾:私も立ち上げに関わった製品が印象に残っています。少し特殊なフルーツソースだったのですが、自分で試作から製造までやり切ったからこそ、すべての工程を学ぶことができ、理解が深まったという思いがあります。今でもその時の経験が生きていると感じています。
「知れば知るほど誇らしい気持ちに」。多種多様な製品こそが池田糖化の魅力
池田糖化で働き始めて約2年。少しずつ仕事にも慣れてきたという3人。新たな環境に馴染んでいく上で必要なのは「興味」だと話します。
松尾:いろんなことに興味を持ってみることが大切だと思います。仕事はもちろん、周囲の人々とコミュニケーションを取る上でも、関心を持つことで輪が広がっていくのではないでしょうか。
津間:たしかに、そうですよね。私は東京から福岡に異動になったのですが、「福岡ってどんなお店が美味しいですか」など、プライベート含めて周囲と話していたおかげで、すぐに打ち解けられた気がします。
村上:いろんな方とフランクにつながれると、その分ちょっとしたことでも質問がしやすいですし、学びにもなりますよね。 新たに入ってくる方々も、ぜひ広い興味を持っていただきながら、たくさん質問をしていただきたいです。
先輩社員としてのメッセージを紡いだ3人。働く中で実感している会社の魅力については、次のように続けます。
村上:私にとって池田糖化で働く魅力は、2つあると思っています。ひとつめは若いうちから開発の仕事に携われること。もちろん責任も伴いますが、やりがいのある仕事なのは間違いありません。
ふたつめは幅広い製品があること。そして、最後は働く人たちが穏やかで、話しやすい方たちばかりということです。本当に温かみのある会社だと思っています。
松尾:村上さんが言う通り、商品の多さ、幅広さというのは大きな魅力ですね。研修や仕事を通して、池田糖化を知れば知るほど、多彩な製品を扱っていることがわかるんです。入社する前に好きだった食品に、実は池田糖化の製品が使われていることがわかったときは、少し誇らしい気持ちになれます。
津間:営業としても、提案できる製品が多いというのは魅力だと思います。開発の人数も多く、設備も充実している池田糖化は、食品に関するありとあらゆる提案ができる会社だと感じています。
「開発」と「営業」。職種は違っても、会社に対する想いは同じ。では、3人がめざしている未来像とは、どのようなものでしょうか。
松尾:まだ経験は浅いですが、知識を蓄えつつ、いつか開発として、新しいもの、オリジナリティのあるものを生み出せる存在になっていきたいです。
村上:なるべくスピーディーにお客さまの要望を理解して、お客さまの求めるものに最適な開発をする技術力を極めていければと思っています。
津間:営業としては、担当しているお客さまに満足いただきつつ、今の売り上げをさらに増やしていきたいですね。1.5倍にできるような売り上げを出せるように進んでいきます!
同期の絆を深め、切磋琢磨しながら、それぞれの個性とスキルを伸ばしていった3人。その力が、これからの池田糖化の未来を担っていくでしょう。
※ 記載内容は2024年3月時点のものです
