グループ会社2社の経理を担当。重要なのは丁寧なコミュニケーション
経理部に所属している、2020年入社の四方。グループ会社2社の経理業務全般を担当しています。
「基本的にグループ会社を担当する場合は、1人1社を受け持ちます。ただし私の場合は調整がかかり、現在は2社を担当しています。経理部のメンバーは全体で20名弱。年の離れた先輩社員に囲まれながら、日々働いています」
担当企業は2〜3年で交替になります。新卒で入社した当初、広島県福山市内のグループ会社を担当していました。
「今担当している2社は、初年度に担当したグループ会社と比べると規模は小さめなのですが、2社を担当している分、同じ時期に同様の決算業務などが並行して発生することが大変ですね。単純に考えたら2倍ぐらいの作業量になるので担当し始めた当初はあたふたもしましたが、今では慣れてきて、月初のとくに忙しいタイミングでどうやって業務を効率化するかを考えるようになっています。
エクセルの作り方を工夫したり、日頃の運用方法を変えたりしながら、試行錯誤を重ねています」
担当企業2社は、どちらも広島以外の会社で、基本的には現地に赴かずリモートでやりとりを重ねていますが、年に2回ほど足を運び、税理士の先生と対面しながら、処理した帳票などを確認します。
「税務署に申告をして税金を納めるまでの一連の流れを管理するので、緊張感があります。とくに決算の時期はバタバタしますね。普段は残業が多いとは感じませんが、年に1回、この時期だけはチーム全員総力戦ででめいっぱい働きます。
私は簿記の資格を持っていますが、決算作業では、簿記では網羅されていない知識も求められます。さらに、法律の改正などで新たに勉強が必要になることもしばしば。常にキャッチアップして、トラブルなく遂行できるように心がけています」
2社を担当しているからこその難しさに直面することもあります。
「同じ経理業務でも、会社ごとに気をつけるべきポイントが異なります。独自の税務や会計のルールがあるので、密にコミュニケーションをとって連携することが重要です。検討したり思考することは多いですが、その分、学べることのとても多い環境だと感じています」
あたたかくアットホームな雰囲気に魅了され入社。念願の経理部へ
四方は広島県福山市出身。育った場所に愛着があり、学生時代から「将来もずっと地元で働き続けたい」と考えていました。
「福山市は、ものづくりが盛んな地域です。私の父親もものづくりの仕事に就いています。私は子どものころから父が作業している様子を間近で見てきていて、自分も大きくなったら電気関係などの現場で働けたらいいなと、漠然と憧れていた時期もありましたね」
高校時代に文転したことで、事務系の仕事について意識するようになった四方。大学では経済や経営を専攻し、経営に関する法律面やIT関連の知識など、ビジネスパーソンとしての幅広い素養を身につけました。
「大学の勉強をきっかけに、事務系への興味がますます高まりました。学校のプログラムの一環で簿記3級を取得したあたりから、経理の仕事をしたいという思いが本格的に増していきましたね」
経理の仕事に就くことを希望し、就職活動を開始。四方にとって池田糖化は第一志望の会社だったと言います。
「親戚が池田糖化のグループ会社で働いていたこともあり、評判の良さを知っていました。それに何より、食品関連の会社なら景気の波にあまり左右されず、安定して働けると思ったんです。できることならば地元の会社で働きたいという条件ももちろんマッチしていたので、一番に志望していました」
面接の印象も、とてもよかったと振り返ります。
「人事の方をはじめ、面接官が皆さんあたたかく迎えてくれて、歓迎されている感じがしました。すごくアットホームな会社だと思ったのを覚えています。当時、新卒採用で経理を募集している企業が少なかったということもあり、内定が決まったときはとても嬉しかったですね。
入社後、2カ月間の研修を経て希望通りに経理部に配属させていただきました。当時、食品の現場で働く方にも興味はあったのですが、自分は初志貫徹でバックオフィスのプロフェッショナルになろうと決意しました」
周囲を頼ることの大切さを学んだ、入社2年目での経験
入社してしばらくは、はじめての業務の連続。思うように仕事を進められなかった苦い記憶もあります。
「1年目から担当していたグループ会社の決算作業で、忘れられないアクシデントがありました。決算の直前に、部門が増えるということになり、経費や売上の計上にもそれを反映させる必要が出てきたんです。当時の私は、部門を増やす処理やルールについてまったく知らなかったため、対応にかなり時間がかかってしまって……。
税金の申告期限に間に合わない事態が発生しました。申告を1カ月延ばしてもらい、なんとか無事に申告完了しましたが、本来ならもっと早く対応すべき事案でした」
この件を機に四方は、それまで以上に積極的に上司を頼ることを決めました。
「実際に上司に『私が忙しくしていても、今忙しいから後にしてとかは言わないから、逐一報告してね』と言っていただきました。以来、わからないことはひとりで抱え込まず、周囲を巻き込んで一緒に対処してもらうようにしています。先輩の振る舞いを見て真似することも多いです。
最近は中途採用で年齢の近い社員の方がチームに入ってこられましたが、私が入社した当初は、若手は自分ひとり。離れた先輩方に囲まれて働くことにプレッシャーを感じる瞬間が多々ありました。それでも、年次に関わらずなんでも聞きやすい雰囲気があるのはありがたいことです。部署の皆さんにはいつも支えられています」
慣れないうちは失敗もありましたが、心強い環境でのびのびとスキルアップ。難しい案件を無事に乗り越えられたときは達成感もひとしおです。
経理のスキルは長いスパンで役に立つ。スキルをつけたい方におすすめ
四方の仕事の流儀は、自分の気持ちをうまくコントロールしながら、いつでもポジティブでいられるようにすることです。
「もちろん、落ち込んだりネガティブ思考になることはあります。それでもストレスにうまく対処して、明るい気持ちで働けるように心がけています。
気分転換として休みの日や終業後に取り組んでいるのは、バドミントン。高校の部活から続けている私の趣味です。仕事だけだとどうしても体がなまってくるので、週に1、2回、社会人サークルに参加して思いっきり動いています。運動量が多いスポーツなので、気持ちが切り替わるんです。
また、住みなれた土地で働けているのも、ストレスなく日常生活を送れている大きな理由だと思います。実家が近く、何かあったら相談もしやすいので助かっています」
そんな四方が見据えている、池田糖化での今後のビジョンは?
「池田糖化本体の経理業務に、ぜひ挑戦してみたいです。経理部の中でも一番大きい仕事ですし、現在の目標ですね。
もしくは経験として経理を一旦離れ、他の事務系の仕事を経験するのも良いのかもしれないとも思っています。他の部署が具体的にどのような業務をしているのか経験を重ねていくことで、もう少し視野が広がりいずれまた経理の業務にも生かせるのではないかと思っているんです」
これからも池田糖化ならではの働きがいを感じながら、業務に邁進していきます。最後に、学生の皆さんに向けたメッセージを聞きました。
「池田糖化は、明治時代から福山にある歴史の長い会社です。社員の年齢層が厚いこともあり、たくさんのアドバイスをもらいながら働けます。やる気さえあれば、多くを学べる環境だと思いますね。
とくに経理の仕事では、いろいろな規模感のグループ会社を担当できるからこそ、学べることが他社よりも多いのではないかと思います。経理のスキルは長いスパンで役に立つものなので、自分にスキルをつけたい方、成長チャンスの多い環境で働きたい方にはとてもおすすめです。
最後に就活中の学生の皆さんに伝えたいのは、何事も挑戦が大事ということ。やりたいことを大学時代に見つけた上で、自分の芯を持って諦めずに挑戦し続けてほしいなと思いますね。もちろんすべてが順調にいくわけではないと思いますが、うまくいかないときも気を落とさずに前向きでいてほしい。あなたの思ういい会社に、自ずと巡り会えるはずです」
常にポジティブを意識している四方。柔らかな物腰の奥に秘めた情熱で、池田糖化を頼もしく支えています。
※ 記載内容は2023年10月時点のものです
