現場とコミュニケーションをとりながら、効率良い物流フローの企画提案を行う
部品メーカー、Honda、販売店をつなぐ架け橋として、部品からクルマの製造、お客様に届くまでの過程を、グローバルな物流システムで支えるホンダロジスティクス。より効率的な物流を実現するため、常に物流フローの改善や新たな施策に取り組んでいます。
Kの所属する営業統括部は、ホンダロジスティクスの営業機能を担う部署の中でも、主にHondaにおける物流を企画・提案する部署。Hondaの生産計画や電動化の加速といったモビリティ業界の変化を見据えながら、長期的な視点で施策を立てています。
部署のなかでも担当するエリアごとに課が分かれており、Kは東海地区の2拠点を管轄する営業企画三課に所属。新規業務の提案のほか、既存の物流フローを最適化するための企画をしています。
「たとえば、名古屋港に届いたクルマが静岡を経由して関西に運ばれるルートがあったとしたら、静岡を経由するのがいいのか、静岡を経由せずに直接関西に運ぶルートがいいのか、さまざまな方法を検討します。また、別々の場所で行っている作業を1カ所にまとめることで効率化する方法なども提案しています。
今のフローを調査して、どこを変えたらより効率の良い物流を実現できるのかを検証して、新しい提案するのが私たちの仕事です」
Kは、営業活動との兼務で課内の支払い業務など、管理業務も担当しています。営業から管理業務までをこなすKにとって、周りとの信頼関係を築くことは円滑に仕事を進める上で重要なポイント。そのために心がけていることがあります。
「まずは、自分が率先して依頼されたことに対応するようにしています。そうすれば、私が何か頼みごとをしないといけない時に、周りの方にサポートしてもらいやすくなると思っています。
また、営業には、一人でできる仕事はほとんどありません。物流フローの改善を考えるにしても、どこに改善の余地があるのかを現場の方に相談する必要があります。わからないことがあれば、すぐに聞きに行かないと一歩が踏み出せないことが多いのです。
だからこそ、お互いに話し合うことが大切。しっかりとコミュニケーションをとり、頼り合える関係を築くことを心がけています」
「希望する職種ではないかも……」という不安を払拭する雰囲気の良さに惹かれて入社
今では営業部門で活躍するKですが、就職を考える時に希望していたのは事務職でした。
「商業高校に入学したのですが、入学前から高校を卒業したら就職すると決めていました。勉強があまり好きではなかったので、勉強するより自分でお金を稼いで生活したかったんです。
人見知りで、人前で話すことが苦手だったこともあり、事務職に進むつもりでした。そこで、就職で有利になりそうな資格を取ろうと考え、簿記やパソコンの資格を取得したんです」
就職先としてホンダロジスティクスを選んだ最初のきっかけは、福利厚生が充実していて、さまざまな制度が使いやすいことでした。
「いろいろな会社の求人情報が並ぶなかでも、福利厚生がしっかりしているホンダロジスティクスに惹かれました。有給休暇取得日数も多く、産休・育休も取得しやすいことを聞き、長く働く上でも安心だなと感じました」
しかし、ホンダロジスティクスでの募集は事務職ではなく、仕事内容が多岐にわたる「総合職」。「希望している仕事とは違うのでは……。本当にここでいいのだろうか」と不安に感じたKですが、その不安は会社見学で払拭されたと言います。
「いくつかの会社を見学したのですが、ホンダロジスティクスの雰囲気が圧倒的に良かったんです。対応してくれる人たちがみんな優しくて、同年代や女性の従業員もいて。仕事内容に不安はあったものの、『ここがいい!』と感じました。
その雰囲気の良さは今も同じで、何かあれば話しかけてくれたり、気にかけてくれたりする人が多いなと思います」
2017年に入社後は、半年間の現場研修を経て、最初に配属されたのは事業所の管理部門。簿記の知識を活かして請求・支払管理や購買管理、来客対応などを担当しながら、社会人としての基礎を身につけました。
「高校時代にアルバイトをしていなかったので、お客様の対応に苦手意識がありました。でも、先輩たちが『挑戦しないといつまでも苦手なままだよ。失敗しても自分たちがカバーするから大丈夫』と言ってくれたんです。おかげで勇気が持てて、チャレンジできました。
また、支払いと請求の両方を見られたことで、どんな会社と取引があるのかなど、会社全体の仕事の流れを知る機会が多く、勉強になりました」
若手社員で新たな物流企画に挑戦。頼れる存在に支えらえて成長を実感
営業への挑戦が始まったのは2019年。営業企画課に配属され、いきなり新しい物流企画を立ち上げることになりました。
「同じタイミングで事業所の各課から集められた若手従業員を含めた5人でチームを組み、既存の物流フローを最適化するための企画提案に挑戦することになりました。
2チームに分かれて各々海外領域と国内領域を担当。私のチームは、海外にあるHondaの生産工場で、クルマを組み立てるための部品を部品メーカーから集め、包装して輸出するための物流フローを検討するプロジェクトでした」
このブロジェクトは、Kが勤務する事業所の所長の発案。若手ならではの新しい視点で企画してほしいという狙いがありました。しかし、メンバー全員がほとんど営業企画の経験がなく、「何から始めれば良いのか途方に暮れました」とKは話します。
「私自身、海外物流は未知の領域でしたから、そもそも業務内容を知りません。また、企画もしたことがないので、どんな手順で進めれば良いのかも、どういった資料を作ればいいのかもわかりませんでした」
全員が手探りで始まったプロジェクト。現状を把握するために現場に足を運び、実際に作業する人たちに話を聞いたり、どう進めるべきかを所長に相談したり、周りの人たちに教わりながらメンバー全員でプロジェクトを進めていきました。
「企画の進め方、提案資料の作り方、プレゼンの仕方など、本当にたくさんの人に見てもらい、アドバイスをもらいながら、新規の物流フローの立ち上げまで完了することができました。プロジェクトのメンバーや先輩、現場の人たちなど、頼れる存在が増えたことが私のなかでの大きな変化です。入社してから一番苦労しましたが、一番成長できた出来事です」
苦手だと思っていた営業も、仲間の存在や周囲の支えで乗り越えステップアップしてきたK。異動から4年ほど経ち、営業担当として自身の変化も感じています。
「人と話すことや、人前に出て報告したりすることに自信が持てるようになりました。はじめは声が震えてしまったり、緊張してうまく話せなかったりすることが多かったのですが、今は落ち着いて話せるようになってきました。
また、関わる部署や人が増えたことで、いろいろな点がつながって見えるようになり、今までより広い視野で物事を捉えることができるようになったと感じます。周りの人がどんなことに取り組んでいるのかを見られるようになったことで、自分のことだけはなく周りも気にするようになれたと思います」
成長できる機会が多いことが営業の魅力。みんなに頼られる存在をめざして
今では一人前の営業担当として活躍しているK。自分なりに営業ならではのやりがいも感じています。
「成長できる機会がすごく多いと感じます。初めてのことに挑戦する機会が多いので、できることが増えていく手応えを感じられるんです。これまで関わりのなかった人や部署と協力することも多いですし、自分の知識やスキルを活かして周りの人たちをサポートできることが嬉しいですね」
もともとは人前で話すのが苦手で入社前は事務職を希望していたKが、今では人と積極的に関わる中で自分の強みを活かせることを喜びに感じるように──自分でも変化を実感しているからこそ、さらに「みんなに頼られる存在」をめざしています。
「みんなの背中を押してあげられるような存在になれたらいいなと思っています。これまで学んできたことに加えて、新しい知識ももっと増やして、視野も広げて、多くの人をサポートできる存在になりたいですね。
視野の広げ方は模索中なのですが、事業所のなかでもまだ知らない業務はたくさんありますから、経験したことのない部門でも仕事をしてみたいと思っています」
営業企画ではまだ一番の若手ですが、これから入ってくる後輩たちにも、いろいろなことに挑戦してほしいと話します。
「ホンダロジスティクスにはさまざまな業種があり、常に新しいことに挑戦できる環境です。いろいろなことにチャレンジしたり、学んだりすることが好きな人には、とても合う会社だと思います。
私自身、周りの人たちにたくさんフォローしてもらいましたし、事業所はとくに『先輩も後輩も一緒に成長していこう』という雰囲気が強くあります。私も後輩ができた時には、積極的にサポートして、私自身も学びながら共に成長していきたいと思います」
※ 記載内容は2024年2月時点のものです
