運用部門へ異動。市場運用に関する知識・スキルを日々深める
現在、高安は北國FHDグループのFDAlcoに在籍しています。
「FDAlcoは2021年設立の、投資助言業に特化した会社です。特定投資家さまへの投資・運用の助言、ファンドの運用業者さま向けの投資戦略の助言・提案を実施しています。私は、そこに出向する形で勤務しています。
その中のFDAlco運用部は、株式運用・債券運用・REIT・ファンドの4チームに分かれており、私が所属するファンドチームは、6名体制です」
ファンドチームにおける高安の主な業務は、北國銀行の営業店向けのマーケット情報の配信・投資信託の管理・運用助言などです。
「銀行の営業店にいらっしゃる社員の方向けに、毎朝マーケット情報を発信しています。昨日の相場を分析してお伝えする仕事ですね。あとは私たちが立ち上げから携わった投資信託の管理・助言業務をしています。
周りには長く経験を積まれた方がほとんどなので、わからないことがあればすぐ聞ける環境でありがたく思っています。日々の業務では、市場からのリターンを獲得するために、経済指標や市場の動きを分析し、今後の見通しを判断しています。その中で、どうすればリターンを得られるか、 どうして株価が上がったのか、どうしてイールドカーブがそういった形状になったのかなど、私自身が日頃から気になっていている事柄を突き詰めていることにもつながっており、楽しさやおもしろさを感じながら仕事ができています」
コラボレーション制度が異動のきっかけ。家族の理解&柔軟な働き方でキャリアアップ
高安は営業店時代に、投資・資産運用に興味を持つようになりました。
「もともと投資・資産運用にそこまで興味があったわけではありません。ただ、窓口業務でお客さまへ投資信託の商品の説明・販売をするうちに、運用側に興味を抱くようになりました。お客さまに説明するためには自分が深く商品を理解していないといけないと日頃から感じていたこともあり、勉強をはじめてみたところ、一気におもしろさが感じられるようになり、この領域を突き詰めたいという気持ちに変わっていきました」
投資・資産運用への興味が高まっていた中、 ちょうど社内でチャンスが巡ってきます。
「FDAlco運用部が設立され、さらに社内の違う部署の業務を社内副業として体験できるコラボレーション制度がスタートし、これは自分にとってチャンスなのかもしれないと思いました。すぐにコラボレーション制度に参加し、半年ほど運用の仕事に携わりました。そして翌年、コラボレーション制度がきっかけとなってFDAlco運用部へ異動することになりました」
FDAlco運用部へ異動した高安ですが、プライベートでは2人の子どもを持つ母親であり、家庭と仕事を両立しています。
「子どもは現在中学生と小学生です。私は、新卒で就職する時からずっと、家庭を持った後も働き続けたいと思っていました。ただ、前職では家庭と仕事の両立が難しかったです。前職時代に1人目を出産し、育休から復帰しましたが、まだ働き方改革もはじまっていませんでしたし、時短勤務制度はあったのですが、よく知らず、結局取らなかったのです」
そして子育てをしながら働けそうな転職先を探した結果、北國銀行を見つけました。
「フルタイムでの勤務が厳しかったので、北國銀行にはビジネススタッフとして入社しました。入社後、2人目を出産するタイミングで、当時の上司から“社員転換制度を使った上で時短勤務にする”という働き方の選択肢を紹介してもらいました。その後、実際に社員転換制度を利用し、社員になった現在も時短勤務制度を活用することで、家庭と仕事のバランスを取ることができています」
時短勤務後も柔軟な働き方が可能だと、高安は語ります。
「時短勤務は、下の子が小学校3年生になるまでの期間限定です。しかし、これからはフレックス勤務や在宅勤務などの働き方も検討できます。子どもの成長に合わせて、柔軟に働けるので助かっています。働き続けたいという希望は、尊重していただいていると思いますね」
そんな高安にとって通勤時間は、大切で貴重な学びの時間でもあると言います。
「営業店からFDAlco運用部への異動に伴い、車通勤から電車通勤へと変更になりました。乗車時間は20分ほどなので、これまでと比べても、負担が増えた実感はほとんどありません。むしろ、電車で通勤できるからこそ、本を読んだり勉強したりと、通勤時間を有効活用できるように取り組んでいます」
家庭と仕事の両立には、家族の理解も大きかったと高安は振り返ります。
「家族も、私の働きたい気持ちを理解してくれて、応援してくれました。今でもそうです。異動や電車通勤についても、ポジティブに捉えてくれましたね。やりたいことができるチャンスが巡ってきたんだから、やったらいいよ、家のことも何とかなるよ、と言ってくれたので、私もとりあえずやってみようという気持ちになれて、ありがたかったです」
人生は一度きりだから、やりたいことをやってみる。子育て&読書で培った価値観
FDAlcoで働きながら、現在は証券アナリストの資格取得をめざして、勉強を重ねている高安。
「証券アナリストの資格取得は、今の大きな目標です。異動前から勉強を始めていて、1次試験には合格しました。現在は、2次試験に向けて日々勉強を続けています。
各自のやりたいことを尊重して、後押ししてくれる雰囲気を皆さんが作っています。それは、北國FHDの良い企業風土だと感じています。そのおかげで、やってみようかという気持ちになれますし、 モチベーションも保ちやすいです。また、通信講座の費用を負担してくれる奨励金制度もあるので、これも挑戦への後押しになりました」
家庭と仕事を両立し、精力的に学ぶ高安には大切にしている価値観があります。
「年齢を重ねて、“人生一度きりなので後悔しないように”という想いが強くなってきました。子どもとの時間はかけがえなく大切な一方、子ども自身もどんどん成長していきますので、一緒にいられる時間には限りがあります。 また、限りがあるのは、自分の人生も一緒です。そう思い、私は何がやりたいのだろうと考えた結果、“ああ私も好きなことをやればいいんだ”と思えたのです」
このような価値観の形成には、読書も大きく影響しました。
「前の職場では、読んだ本をみんなに紹介してアウトプットする、読書会のようなことを開催していました。このような読書会は北國FHD内では、いろいろな拠点で実施されています。読書会の中で、ファンドマネージャーとして有名な藤野英人さんの著書“投資家みたいに生きろ”に触れたことで、やりたいことに挑戦したい気持ちが高まりました。皆さんからのコメントの中にも“人生一度きり”というワードはよく出てきましたね。そして、当時の支店長から“レールの延長線ではない、これからの自分自身の人生をデザインしてみてください”というコメントをいただいたことも、大きな刺激になりました」
時間がないのは当たり前。それでも、キャリアアップへの挑戦はできる
家庭と仕事を両立する中で、高安は良い意味で無理をしないことを心がけていると笑って話します。
「子育てと家事の両立について、私個人としては、そこまで思いつめる必要はないと思っています。1日24時間しかないので、その中で子どもとの時間を確保しつつ、残りの時間をどう配分するか、という考え方です。とりあえず今できる分だけ、と思って行動しています。たとえば、食事は毎日作りますが、平日は凝ったものは作りません。自分の勉強についても、証券アナリスト資格は一次試験が3科目あり、まとめて受験する方も多いのですが、私はコツコツ勉強して1科目ずつ受けました。営業店時代は始業までの時間で勉強をしていましたが、現在は電車通勤の時間を活かして本を読んだり勉強したりしています。
時間は有限ですから、制約がある中でも、自分がやりたいと思ったら、ぜひ挑戦すればいいと思います。やってみて嫌だったらやめればいいですし、やってみると意外に楽しいことも多いのではないでしょうか」
高安は自らの強みを武器に、今後も挑戦を続けます。
「私の強みは、執着心だと思います(笑)。わからないことに対して、集中して細かく調べたり、突き詰めて分析したりするタイプです。この強みを生かして、証券アナリストの資格取得もめざしつつ、市場運用に関する知識やスキルの向上につなげていきたいと思います。短い期間で身につくものではないからこそ、自身のやりがいとして日々の仕事を追求していきます」
※記載内容は2024年3月時点のものです
