「ともかくやってみよう」という言葉に後押しされ、Crew活動に挑戦
富士通Japanソリューションズ東京の監査・内部統制室に所属する田中。2022年4月現在は、社内の業務監査と内部統制を担当しています。
田中 「現在の部門に異動したのは2018年。異動と同時にグループ会社へ約3年間出向して監査や内部統制について学び、2021年から自社での業務に取り組み始めました」
そんな田中が初めて「フジトラ」の活動に参加したのは、2020年12月のこと。ちょうど出向先から自社に戻る直前で、自身の環境が大きく変わっていくタイミングでした。
田中 「富士通グループがDXに向けて動き始めた頃で、『フジトラ』についても見聞きする機会が増えた時期でした。なんとなく興味はあったものの、私が活動に参加してもいいものかと躊躇していたんです。
そんな折、『FUJITRA Crew(フジトラ クルー)』の募集を見つけて。その時頭に浮かんだのが、DXプロジェクト・ステートメント(フジトラが掲げる変革のための9つのカルチャーやマインドセット)のひとつである『ともかくやってみよう』。職場が変わる今だからこそ、思い切って挑戦するチャンスかもしれないと、飛び込んでみることにしました。そもそも『フジトラ』でどういう活動をするのかもよくわかっていませんでしたが、『やってみたい』という心の声を大切にしたいなと」
また、コロナ禍で在宅勤務が増え、社内外とコミュニケーションを取る機会が減ってしまったことも、背中を押す理由になったと話します。
田中 「誰とも会わない、ごく限られた社員としか会話をしない状況が長く続いていたので、コミュニケーションの場を欲していました。上司や役員も私の気持ちを理解・後押ししてくれたので、参加を決意できました」
こうして田中は、富士通Japanソリューションズ東京の社員として最初の「FUJITRA Crew」になったのです。
使い方を学ぶことから始めたVOICEでFUJITRA Festivalをサポート
田中が「FUJITRA Crew」として携わった活動のひとつが、「FUJITRA Festival(フジトラ フェスティバル)」。富士通グループの社員が、DXについてオンライン上で意見交換・議論をするイベントで、田中は第1回の「FUJITRA Festival」で参加者の声を収集・分析する「VOICE(お客様・従業員の声を収集・分析するDX 推進プログラム)」担当を務めました。
田中 「監査の仕事でも、社内のさまざまなデータを集めて分析し、トラブルのリスクが高いところを見つけて報告する、という業務があります。参加者の声を集めて次の活動に活かす『VOICE』というプログラムは、その仕事にも通ずるところがありそうだと思って、手を挙げました」
当初、「VOICE」を担当するCrewは田中を含めて3人。収集した参加者の声をどのように分析して形にしていくのか。初回は進め方やシステムの使い方さえわからないという状況だったと言います。
田中 「3人で模索し、助け合いながら形を作っていきました。3人のうち、1人はすごく説明が上手な方で、もう1人はシステムを使いこなすことに長けている方。私はそれ以外のこと、たとえば皆が動いている様子を俯瞰して足りない部分をフォローしたり、改善点を見つけて提案したり。3人で役割分担し、強みを活かしながら進めていきました」
そんな取り組みの成果が目に見える形で現れたとき、達成感ややりがいを感じたと話す田中。
田中 「次回以降に参画するメンバーが私たちと同じことで悩まないように、3人で考えたやり方を引き継ぐための説明会を開いたり、動画を作成したりしたんです。その後、次期メンバーがものすごくわかりやすい分析用ダッシュボードを作成してくれたのを見たときは、多少なりとも貢献できたのかな、と感慨深かったです」
「FUJITRA Festival」では、各セッションの企画運営や英語通訳者のアシスタントにも挑戦した田中。
田中 「『フジトラ』では、『これをやってみたい』というと、『いいね』って共感して受け入れてくれます。自分が声を上げさえすればチャンスをもらえるところが、すごく魅力的だと感じています」
心理的安全性のもと、自由に意見交換できる場で広がる交流の輪
田中がCrewとして携わったもうひとつの活動が、「Purpose Carving(パーパス カーヴィング)」。対話を通して個人のパーパスを言語化していくプログラムで、田中はサポート役として参加しました。
田中 「あるグループ企業の経営層の方の『Purpose Carving』に立ち会ったのですが、対話のなかで気づきが生まれると、皆さんとてもいい笑顔をされるのが印象的でしたね。
皆さんが過去にどのようなことを経験し、何を大切にしてきたのかという話を聞くと、まるで経験を共有したような気持ちになるんです。自分の人生にもつながる気づきもあったりして、とても有意義な時間でした」
思い切って飛び込んだ「FUJITRA Crew」の活動。参加してまだ1年余りですが、想像していた以上にたくさんのものが得られていると田中は言います。
田中 「『FUJITRA Crew』は前向きな方ばかりなので、話していてワクワクすることがとても多いですね。『できない』『わからない』と伝えれば、知っている人が教えてくれますし、何を言っても受け止めてくれるという心理的安全性があって、どんなことでも相談できるんです。仲間に恵まれているなと思いますし、実際、人脈もすごく広がりました」
Crew活動を通じて感じた自身の成長。「前例」を作った今の想い
「FUJITRA Crew」の活動が、普段の業務にも良い影響を与え、自身の成長にもつながっていると感じる田中。
田中 「Crewとしての活動を通じていろいろな人に出会い、十人十色の考え方や意見を聞く機会を得たことで、バイアスがかなり外れてきたように思います。
また、以前はやりたいことがあっても、挑戦する前に諦めてしまうところがありました。今は、やりたいと思ったらとりあえずチャレンジしてみて、ダメだったらそのときにどうするか考えればいい、と思えるようになりました」
思い切って飛び込んでみれば、意外と受け入れてもらえる——そう実感している今、自分の後に続く人が自社からも出てきてほしいと願っています。
田中 「以前の私がそうだったように、やってみたいけど躊躇している人は社内にきっといるはず。『これだ』『今だ』と思ったときに自分を信じて行動すれば、経験や交流の輪など、何かしら自分にとってプラスになることが残ると思っています。仮に行動したことが失敗に思えたとしても、そこから得られるものもきっとあるというか。
だから、やりたいと思ったなら、ぜひやってみてほしい。そうやって会社全体にチャレンジしやすい雰囲気が広がっていけばいいなと思っています」
「フジトラ」の活動に参加したことで、これまで遠い存在だった富士通が身近に感じられ、見方が大きく変化したと話す田中。富士通Japanソリューションズ東京のCrew第1号という「前例」を作った自信を胸に、今後も変革と成長を目指して挑み続けます。
