好奇心旺盛な性格が導いた多彩な経験
子どもの頃から、明るくて好奇心旺盛な性格でした。新しいことや珍しいものに興味を持つと、とことん追求したくなるタイプです。小学生の頃からピアノを習っていましたが, それ以上に夢中になっていたのは読書でした。とくにファンタジーや冒険ものの本を手に取ることが多く、物語の世界に入り込むのが大好きでした。国語の時間も得意で、想像力を膨らませながら文章を読み解くおもしろさに没頭してました。
「探究心は大学生になっても変わらず、経営学部で学びながら、さまざまな活動に挑戦しました。とくに印象に残っているのは、所属していたゼミでのクラフトビール製造プロジェクトですね。徳島県の工房とコラボレーションして、大学のある地域で採れる蜂蜜を使用したビール作りに取り組みました。実際に徳島県まで足を運び、製造工程を手伝わせていただいたのですが、地域と地域をつなぐものづくりの醍醐味を肌で感じ、ワクワクがいっぱいでした。異なる土地の特産品や文化が出会うことで、新しい価値が生まれる瞬間に立ち会えたことは、かけがえのない経験だったと感じます」
また、大学2年生の時にはコロナで活動が制限される中でも、軽音サークルに所属して音楽活動を続けました。さらに、遊園地でアルバイトをしていたのですが、お客さまとの直接的なコミュニケーションを通じて、人と関わる仕事の魅力に少しずつ気づいていきました。
「振り返ってみると、私の好奇心旺盛な性格は、本で想像力を育み、音楽で表現力を磨き、ものづくりPJで協働する力を養い、バイトでのコミュニケーションの楽しさで形成されていったんだなと思います。内勤よりも外勤で人と関わる仕事に惹かれていったのも、こうした経験の積み重ねがあったからだと思っています」
就職活動を経て、安定と成長の場を見出す
就活では、将来のキャリアを見据えて法人営業職に絞って企業を探していました。人と関わることが好きな性格もあり、とくに大企業とのやり取りができる環境に魅力を感じていました。営業職で身に付くスキルは、どんな場面でも活かせると考えていたからです。
「最初に大和冷機の説明会に参加した際は、正直なところ商材の専門性の高さに不安を感じました。『この複雑な商材を理解して営業活動ができるのだろうか』という思いが頭をよぎっていたと思います。しかし、採用選考の過程で研修の充実ぶりや、若手社員へのサポート体制について詳しく知ることができ、その不安は次第に薄れていきました」
最終的に入社の決め手は、会社の安定性に加えて、地元近くで働けるという点でした。転勤がほとんどないという点も、通勤のしやすさやでも私の生活設計にぴったりと合致していて、大きな後押しとなりました。
「入社後は、メディカル向けの部署に配属でした。病院や食品工場、研究所、化学系の工場など、とくに医療関連の販売店さまを担当することになり、時にその責任の重さを感じることもあります。ただ、コロナ禍以降、ワクチンや薬の保管に関する需要も高まり、競合他社もこの分野に注力している中で、やりがいのある仕事に携われている実感も強いです。医師がエンドユーザーとなることも多く、細やかな対応と正確な知識が求められる現場なんです」
しかし、研修のおかげで、今は全く困ることなく業務に取り組むことができています。実は、今年度は私自身が新入社員のインストラクターとして、後輩の指導にあたる立場となり、かつて自分が教えてもらったことを次の世代に伝える喜びも感じています!
現場で得た成長と、お客さまとの絆
現在私は、メディカル分野を担当する4人チームの一員として、病院や薬局、化学品工場などのお客さまに向けた提案営業を行っています。下見から見積作成、納品、そしてアフターフォローまで、一連の流れを担当させていただいています。
「初めて一人で担当させていただいた案件では、下見から納品まですべてを手がけることができ、お客さまから『またお願いね!』というお言葉をいただいた時は本当に嬉しかったです。ただ、この営業の仕事にはさまざまな課題もあります。業界特有のルールや慣習がわからず戸惑うことも多く、自分一人では判断できないケースも少なくありません。そんな時は、先輩方に相談しながら一つ一つ学んでいます」
とくに意識しているのは、案件の進行管理です。納期まで半年や1年というスパンの長い案件も多いため、長期的な視点での計画立案が欠かせません。現在進行中の案件と新規の案件を並行して進めていく中で、スケジュール管理の重要性を日々実感しています。
「案件管理と同時に大切にしているのは、やっぱりお客さまとの関係づくりですね。『お客さまの対応は最優先に』という意識を常に持ち、社内業務の優先順位もそれに合わせて組み立てています。新規の販売店さまや展示会でお会いした方々とも、継続的なつながりが持てるよう心がけています」
日々の業務を通じて、以前の自分には足りなかった長期的な視点や計画性が身についてきたと実感しています。これからも、お客さまに選んでいただける営業担当として、精進していきたいと思います。
更なる高みをめざして ~女性営業としての夢と挑戦~
「これからの目標について、まず思い浮かべるのは大型商材の販売強化です。『大和冷機といえば厨房用の業務用冷蔵庫』というイメージが強い中、薬品などを大量に保管でき、人も複数入れちゃうくらい大きい倉庫のような大型冷蔵庫(プレハブ冷蔵庫)も扱っていることを知らないお客さまも多くいらっしゃいます。だからこそ、新規のお客さまにも積極的にご提案し、納品実績を重ねていきたいと考えています」
また、これからは女性営業として活躍の場を広げたいという思いもあります。私自身が頼られる存在となり、「女性でも営業職で活躍できる職場なんだ」と感じてもらえるようなロールモデルになれればいいなと思ってます。
「この仕事を通して心に残っているのは、先輩との営業同行で見たコミュニケーション力です。お客さまと他愛もない会話を交わしながら、自然に信頼関係を築いていく姿に感銘を受けました。その何気ないやり取りの中にこそ、お客さまのニーズや課題が隠れていて、そこから新たな提案が生まれていくんです」
私も「この人に相談すれば大丈夫」と思っていただけるような営業担当者をめざしています。営業に必要なのは、特別な資格やスキルよりも、会話を楽しめる心、お客さまに寄り添う姿勢、そして挑戦する意欲です。私たちと一緒に、信頼を築きながら課題解決に挑んでくださる方との出会いを楽しみにしています。
