人との出会いが導いてくれた就職への道
私はもともと人見知りが激しく、なかなか周りと打ち解けることができませんでした。このままではいけないと思い、あえて接客業のアルバイトに挑戦することにしました。選んだのは、大好きなアイスクリームのお店です。
「笑顔」「声を出す」「丁寧な言葉遣い」この3つを意識して、一つひとつ克服していきました。特に全国スタッフコンテストでは、上位入賞を目指して必死に練習を重ねました。結果は4位。惜しくも3位には届きませんでしたが、5万円の賞金をいただき、何より自分に自信がついた瞬間でした。このアルバイトを週4〜5日、4年間続けたことで、確実にコミュニケーション能力が向上しました。就職活動でも、この力を活かしたいと考え、営業職を志望しました。営業は数字に追われる厳しい面もありますが、だからこそ達成したときのやりがいや成長も大きいと前向きに捉えています。
「今の会社との出会いは、まさに私の希望にぴったりでした。勤務地や土日休みなど条件面も合致し、安定した経営基盤も魅力でしたが、何より印象的だったのは採用課の佐々木さんとの面談です。「当社は人材育成を重視しています。充実した研修制度があるので、安心して成長できますよ!」という言葉に、安心感と期待を抱いたのをよく覚えています。」
入社前は、営業職というと個人の成果を重視する厳しい世界というイメージを持っていました。しかし実際に配属された部署は個人で業績を上げるよりかは、チームで協力しながら成果を上げていく雰囲気です。私自身も後輩の相談に乗る機会が増えるなど、人見知りだった自分からは想像もつかないような役割を担えるようになりました。
期待と不安の入社後、温かな環境で成長の日々
入社後の最初の1週間は、本社のある大阪でビジネスマナーの研修を受けました。社内の書類の取り扱いから、仕事の基本を学んでいきました。配属先はまだ決まっていなかったため、その間は冷凍サイクルや型式など、製品に関する基礎知識の習得に励みました。
「メディカル部門への配属が決まり、理化学機器や病院向けの営業を担当することになりました。 夏頃からは先輩社員に同行し、実際の営業現場を経験する機会が増えました。 座学では得られない現場の学びは多く、 一般的な営業とは異なり、特に医療現場ならではの 温度制御や製品の仕様について、より専門的で深いデータが求められる世界でした。お客様からのオプションや特注の依頼も多く、一つ一つの案件に真摯に向き合う必要がありました。」
社風としては、新入社員の成長をゆっくりと見守ってくれる雰囲気があります。特に印象に残っているのは、1年目10月から1人で現場を訪問し、初受注をいただいた際のことです。お客様からかけていただいた「僕でどんどん仕事を覚えていったらいいよ!」という温かい言葉です。この言葉に励まされ、少しずつですが着実に成長できていると実感しています。そのお客様とは今でも良好な関係を築けており、入社7年目の今でも継続的にご注文をいただいています。
現場で磨かれる専門性と人間力
現在、私はメディカル部門で病院を主に担当しています。ワクチンをはじめとした薬品の保管には厳格な温度管理が求められるため、細心の注意を払って業務に取り組んでいます。コロナ禍では、ワクチン接種会場の設営や、新設病院への保管庫の導入など、通常業務を超えた幅広いプロジェクトにも関わってきました。
「また、薬品に関する質問も多いため、必要な知識をきちんと身につけようと、登録販売者の資格も取得しました。私は文系出身で、入社当初は理化学の知識に乏しく苦労も多かったのですが、一つ一つ学ぶことで専門性を高めることができています。」
特に印象的だったのは、新規開拓での思わぬ成功体験です。上司から「この会社に行ってみて」と指示を受けた際、同じ名前の別企業を訪問してしまうというミスをしてしまいました。ところが、そこで偶然出会ったのが、その企業の全国の医療機器調達を一手に担うご担当者でした。 結果的に、今では最も多くの注文をいただいている大切なお客様となっています。このような偶然も、誠実な対応とコミュニケーションを大切にしてきたからこそ生まれたチャンスだと感じています。
「振り返れば、学生時代は教室の隅で静かに過ごしていた控えめな性格でしたが、仕事を通して自分自身を大きく変えることができました。メンタルの強さ、行動力、計画力、そして何より人とのコミュニケーション能力が大きく成長したと感じています。お客様や同僚との関わりの中で、自分の殻を破り、営業職としての自信を築くことができました。」
女性営業職のロールモデルとして、次世代に道を拓く
今後の目標として、まずは特注製品への提案力をさらに高めていきたいと考えています。 競合他社と差別化を図るためには、お客様のニーズに応じた付加価値の高い製品やサービスの提供が不可欠です。中でも、カスタマイズ性が求められるプレハブ製品の分野において、当社の強みを最大限に活かしていきたいと思っています。
次に、部門としては社内表彰制度である「ゴールデンオルカ賞」の再受賞を目標に掲げています。 過去に3年連続で受賞した実績があるこの賞を再び獲得できるよう、チーム全員で日々の業務に丁寧に取り組んでいます。
そして、私が今後最も大切にしていきたいのは、女性営業職としてのロールモデルになることです。 現在の業界では、まだまだ女性営業が少ないのが現状ですが、「女性でも第一線で活躍できる」ということを、言葉ではなく行動で後輩たちに示していきたいと考えています。
大和冷機で働く魅力は、社員同士の温かく風通しの良い人間関係にあります。上司や同僚に気軽に相談・報告できる環境が、大きな安心感につながっています。こうした職場で活躍できるのは、「やってみよう」という前向きな姿勢を持ち、コツコツと努力を重ねられる人です。真面目に取り組む姿勢は必ず評価され、誰かが見てくれている――その実感が、この会社で働く大きなやりがいとなっています。
