「お客様の理想の厨房」を実現する、法人営業の現場から
私が所属している部門では、主に大手寿司チェーン店や、カフェチェーン店 を中心としたお客様を担当しております。 みなさまにもなじみ深い企業様の厨房設備を手がけているんです。私たちのミッションは、単に売上や利益を追求することではありません。『お客様が理想とする厨房環境を実現すること』それこそが、私たちの最も重要な使命だと考えています。近年は人材確保の難しさが業界全体の課題となっており、 厨房の作業の平準化や効率的な動線の確保など、お客様の悩みに寄り添った提案を心がけています。
現在のチームは4名で構成されており、それぞれが担当企業を持っています。経験豊富なベテランから、中堅社員、そして他業界での経験を持つメンバーまで、スキルのバランスの取れたメンバー構成となっています。普段から和やかな雰囲気で、困ったときにはすぐに相談できる環境が整っており、とても心強いですね。
私自身は、お客様から提示された厨房のレイアウトをベースに、より使い勝手の良い提案を行う役割を担っています。具体的には、丁寧なヒアリングを通じてニーズを把握し、作業効率や動線を考慮した最適な厨房機器の配置提案を行っています。 日々の業務では、見積もりの作成や各種手配、事務処理などの定型業務に加えて、1日に1~2件ほどの打合せに出向くこともあります。特に各企業の決算期が近づくと繁忙期となるため、早めの準備も欠かせません。さらに、担当企業の動向をいち早くキャッチし、お客様の事業成長をサポートするパートナーとして価値を提供していくことも、私たちの大切な仕事です。
地元・大阪での新たなキャリアと万博プロジェクト
大和冷機に入社後、直販部門の甲府営業所にて約7年間、お客様と向き合ってきました。地域に根ざした営業活動を通じて、多様なお客様の声に耳を傾け、それぞれの課題に合わせた提案に力を注いできました。
その後、地元・大阪へのUターンを希望し、会社に相談したところ、大阪本社の広告宣伝課への異動の機会をいただきました。ここでは約7年間、カタログやチラシといった販促ツールの制作・企画を担当。社内の各部門と連携しながら、「どうすれば自社の魅力をより伝えられるか」を日々考え、表現してきました。
そんな中で、ある想いが芽生えました。 「自分がつくったツールを、自分の言葉でお客様に届けたい。もっと近くで、もっと直接、課題解決に貢献したい」――。
この想いが転機となり、私は法人営業部門へ異動。現在は提案営業を担当しています。営業としての現場感覚と、広告・販促で培った“伝える力”の両方を活かしながら、お客様一人ひとりに寄り添った 提案を心がけています。お客様一人一人のニーズは実に様々で、規格品を特注仕様に変更したり、時には厨房全体のプロデュースを任せていただいたりと、やりがいのある仕事に恵まれています。
なかでも特に印象に残っているのは、大阪・関西万博の「海外パビリオン」の厨房プロデュースです。軽食メニューとして提供されるワッフルやドリンクの調理に必要な設備一式を取り仕切るという、大きなプロジェクトを担当しました。商談の相手は海外のお客様。 通訳の方や海外営業部のサポートを受けながら、仕様の確認や納品スケジュールの調整などを一つひとつ丁寧に進めていきました。 異なる文化や価値観を持つ方々と協働するなかで、「言葉の壁を越えて、相手の要望を理解し、形にしていく」という難しさと面白さを体感しました。営業という枠を超えて、社会人としての成長につながる非常に有意義な経験だったと感じています。
チームの成長とやりがい、お客様との絆
私たちのチームの特徴は、メンバー一人ひとりが持つ知識やスキルがバランスよく揃っていることです。誰かが持っている知識を、他のメンバーと共有し合うことで、チーム全体の成長につながっていると感じています。このような環境の中で、私が特に大切にしているのは「話を聞く」という姿勢です。社内のメンバーに対しても、お客様に対しても、まずは相手の話にしっかりと耳を傾け、内容を正しく理解したうえで、具体的なアクションへとつなげることを心がけています。
また、課題が見つかった際には、それを放置せず、すぐに対応することを意識しています。相手の立場や気持ちに寄り添い、スピード感を持って解決に動くことが信頼につながると考えているためです。「後回しにしない」という姿勢は、私の仕事の基本姿勢でもあります。 この仕事の中で最もやりがいを感じる瞬間は、お客様の要望を形にできた時です。特に、お客様から「ありがとう」という言葉をいただいた瞬間は、この仕事をしていて本当に良かったと実感します。
印象に残っている出来事があります。直販営業として山梨で勤務していた頃、ご縁のあったお客様と、数年の時を経て、思いがけない形で再びつながることができました。
当時は営業として何度も訪問し、信頼関係を築いていましたが、大阪本社へ異動してからは自然と連絡も途絶えていました。そんな中、インスタグラムを通してお客様から「今度大阪へ旅行に行くので、一緒にご飯を食べませんか?」 とメッセージをいただき、一緒に食事をする機会がありました。久しぶりの再会にもかかわらず、お客様は私のことをよく覚えてくださっていて 「あなたが担当で本当に良かった」と言っていただけました。仕事を離れてもこうして人としてつながれることに、心から嬉しく感じました。
この出来事を通じて改めて実感したのは、人とのつながりの尊さです。単なる 営業活動を超え、信頼関係を築いてきた時間があったからこそ、こうしたご縁が生まれたのだと思います。こうした“人と人のつながり”こそ、この仕事の大きなやりがいだと感じています。
新たな挑戦と理想の組織づくりへの想い
私たちの事業部が今後挑戦していきたいことは、新規のお客様を開拓していくことです。
例えば、家族との会話の中で「このお店の冷蔵庫って、どこのメーカー?」と聞かれたときに、「大和冷機だよ」と自信を持って答えられる。そんな瞬間に、自分の仕事が世の中に貢献していることを実感でき、誇らしく思えるのではないでしょうか。市場シェアを広げ、より多くのお客様に私たちの製品を知っていただくことが、今後の大きな目標です。
加えて、私たちは社会課題への貢献も重視しています。
近年、お客様の中でも環境配慮やSDGsへの取り組みを重視する声が増えています。そうしたニーズに応えるため、私たちはノンフロン製品や省エネ製品の提案を積極的に行っています。また、人手不足といった業界全体の課題に対しても、洗浄機などの効率的な厨房機器を提案することで、お客様の業務改善に貢献していきたいと考えています。
組織としての理想は、新しい案件にも柔軟かつ積極的に挑戦できる環境づくりです。
現在は担当者制を採用していますが、将来的にはチーム全員が業務全体を把握し、相互にサポートし合える体制を目指しています。特に、チェーン店の案件などは図面や仕様が標準化されているため、機器の仕様や担当者、連絡先などの情報を全員で共有し、スムーズに連携できるような体制を整えていきたいと考えています。
そのような環境で共に働く仲間として、私たちは飲食業界に興味を持ち、人とのコミュニケーションを楽しめる方を歓迎しています。誠実さを大切にし、依頼された業務に対して迅速に対応できる「実行力」も求められます。新しい環境では戸惑うこともあるかもしれませんが、それでも前向きにチャレンジし続ける姿勢が、何より大切です。個々の力を結集し、チーム全体の力として活かしていける。そんな組織を一緒に作っていきたいと考えています。
