年間で優れた成果を上げた若手社員を表彰する、SB C&Sのヤングスター賞。2024年度にめざましい活躍を見せ、ヤングスター賞を獲得した3人にインタビューしました。実績を上げるための努力や、成長を支えてくれた先輩とのエピソードを振り返りながら、受賞までの軌跡をたどります。
若手社員の活躍を表彰するSB C&Sの「ヤングスター賞」とは
──まずは皆さんの自己紹介をお願いします。
石塚:ICT事業本部で法人向けセキュリティ製品の販売推進・マーケティングを担当している石塚と申します。前職では損害保険会社で代理店営業を担当しており、2021年3月にSB C&Sへ中途入社しました。
井上:コンシューマ事業本部で営業を担当している井上と申します。SB C&Sへは2023年に新卒入社しました。現在は主に大手家電量販店さまを対象に、コンシューマ向け商品の営業を行っています。
町田:ICT事業本部で法人営業を担当している町田と申します。2021年にSB C&Sへ新卒入社し、現在は4年目となります。文教系やSIerを中心に、幅広いお客さまを担当させていただいています。
──皆さんが受賞されたヤングスター賞とは、どういう賞なのでしょうか?
町田:約2年前から始まった、若手社員を対象とした表彰制度です。
石塚:表彰には選考があり、1次選考を通過すると2次選考で社長や取締役の前でプレゼンテーションを行う機会が与えられます。そこで受賞者が選ばれる仕組みになっています。
──社長や役員の前でプレゼンテーションするのは緊張しませんでしたか?
町田:数メートル先に役員がずらっと並んでいる中で、1人で話さないといけないので緊張しました。持ち時間が5分と限られているため、簡潔に要点をまとめながら自分が苦労したポイントを効果的に伝えることに注力しました。
井上:実際にプレゼンテーションを経験してみて、どうすればわかりやすく伝えられるかを意識して話せたと感じます。
お客さまの「よくある疑問」を解消するために。毎月セミナーを開催し、導入を促進
──ここからは1人ずつお話を伺えればと思います。まずは石塚さんが担当されている具体的な業務内容を教えてもらえますか?
石塚:私はセキュリティ製品を扱うメーカーさまのマーケティングを担当しています。具体的には展示会への出展を企画したり、ウェブサイトを構築して広告を配信したりと、売れる仕組みをつくるのが私の業務です。
──どのような成果を上げてヤングスター賞を受賞したのでしょうか?
石塚:外資系メーカーさまの製品について、国内での認知向上を図るべくセミナーを企画・運営しました。お客さまからよく寄せられる疑問をテーマとして取り上げ、月1回のリアルタイム配信を全13回にわたり実施しました。
──セミナー開催の発想はどこから生まれたのでしょうか?
石塚:運営しているウェブサイトに、お客さまから同じような疑問のお問い合わせが多く寄せられていたことがきっかけです。1件ずつ回答するには時間がかかるため、セミナーの開催とアーカイブ配信によってお客さまの疑問を一挙に解消し、具体的な導入相談にリソースを避ける仕組みをつくりたいと考えてセミナーを企画しました。
──どういった点が評価されたのだと思いますか?
石塚:セミナーを3者対談形式にし、毎回1人ゲストをお招きしました。チームや部署が異なる方、さらには他社の方にもゲストとしてご参加いただきました。こうして多くの関係者を巻き込めた点が評価されたと考えています。
また当初の狙い通り、よくある疑問に関するお問い合わせが減り、導入に関するお問い合わせが増えたことも評価につながったと思います。
──具体的に力を入れたポイントを教えてください。
石塚:大きく2つあり、1つは必ず毎月開催することです。それを実行するため、PDCAのサイクルを確実に回しました。もう1つは、開催すること自体が目的化してしまわないよう、毎回すぐに振り返りを実施してKPIの確認を行ったことです。
申込者数が伸び悩んだ時期もありましたが、テーマの見直しなどによって改善し、最終的には目標としていた100名を達成できました。受賞後は同僚や業務で関わる本社部門のメンバーに「おめでとう」と言ってもらう機会が多かったです。
店舗を視察して課題を発見。入社2年目にして前年同期比280%の売り上げを達成
──井上さんはどのような業務を担当しているのでしょうか?
井上:私は現在、営業として家電量販店さまの本部営業を担当しており、主にポータブル電源やPCの周辺機器、さらに理美容家電やインターネットにつなぐIoT家電などの提案を行っています。
──受賞につながった成果について教えてください。
井上:ポータブル電源の営業に注力した結果、前期のクオーターにおいて前年同期比280%の売り上げを達成し、ポータブル電源として過去最高の売り上げを記録しました。
──すごい成果ですが、入社2年目でどのように達成したのでしょうか?
井上:まず課題がどこにあるのかを特定するところから始めました。その中で気づいたのが、お客さまがポータブル電源を購入できる場所が限られているということです。そこで、店頭でポータブル電源に触れる機会を増やすことに重点を置いて活動しました。
──課題には気づいたきっかけは何だったのでしょうか?
井上:実際に店舗を視察したことによって気づきました。自分がお客さまの立場になって「ポータブル電源を探したい」と考えたときに、そもそも売り場が存在しないことがわかり、重要な課題の一つとして挙げました。
──過去最大の売り上げを達成できた要因は何だと思いますか?
井上:ポータブル電源にはさまざまなシリーズや製品があります。そこで、それぞれどのような用途やシーンで活用すればよいのか、情報を整理したマニュアルを作成しました。
こうして販売員の方がより営業しやすくなるように支援したことが、受賞につながった要因の一つだと考えています。
お客さまの組織内にゼロから販売体制を構築。1年間で受注までを実現
──町田さんの仕事内容を教えてください。
町田:私は入社以来、法人営業を担当しており、主に既存のお客さまに対する営業活動を行っています。取り扱う製品としては、パソコンやサーバー、ストレージといったハードウエアから、セキュリティ対策のためのソフトウエアまで幅広くご提案しています。
──どのような成果が受賞につながったのでしょうか?
町田:あるお客さまの組織内において、OS製品を販売できる体制をゼロから構築し、1年以内に受注までを実現しました。そのOS製品を数年後に拡販できる市場機会があることなど、お客さまのメリットを丁寧にご説明し、「一緒に準備を進めましょう」とご提案するところから始めました。
──どういった点が評価されたと思いますか?
町田:1年間でゼロから販売体制を構築したことが評価されたと思います。当社内ではなく、お客さまの組織内で運用していただく体制を整えるのは難易度が高く、その過程では壁にぶつかったこともありました。
それでも1年という短期間で構築から受注までを実現することができたのは、大きな成果だったと考えています。
──具体的にどういうところが大変でしたか?
町田:まずお客さまに製品について知っていただくことに苦労しました。営業現場のご担当者さまから部長・課長クラスの方々まで、幅広く製品を認知していただくこと。それがもっとも注力した点であり苦労した点です。
──認知してもらうためにどのような取り組みをしたのでしょうか?
町田:お客さま向けのイベントを、当社とOS製品のメーカーさまと共同で開催しました。メーカーさまの本社にお客さまをご招待し、製品の具体的な説明を行いました。
その中でお客さまに実際に製品に触れていただく機会も提供し、体験を通して製品の魅力や価値をより深く理解していただけたことが認知向上につながったと思います。
先輩がサポートしてくれる環境で、困難にぶつかりながらも大きく成長
──受賞の背景には周囲のサポートがあったと思います。先輩方は普段からアドバイスをしてくれますか?
石塚:私は中途入社ということもあり、マーケティングの知識がゼロからのスタートで、セミナーの立ち上げ経験もありませんでした。そうした状況でも、質問すればどんどん教えてもらえる環境だったので、意欲的に知識を吸収して業務に活かすことができました。
中でも印象的だったのは、「自分の担当領域を線引きせず、周囲の仕事をどんどん巻き取ってほしい」という言葉です。実践を試みる中で難しさもありますが、成長につながっています。
井上:先輩は私がミスしても悩んでも、「全然問題ない」という言葉をかけてくれます。その上で、現状を改善できるように報告・連絡・相談をこまめに行う大切さを教えてくれました。そして「ミスを改善する姿勢を示してくれれば、自分たちが支えるから、それを肝に銘じて行動してほしい」と言ってもらったことを今でも覚えています。
これまでの経験に基づき、高い視座からアドバイスをしてもらえるのでとても身になります。
町田:法人営業において重要なのは、人と人との関係性だと私は思っています。そうした中で先輩に言われて印象に残っているのは、「お客さまのことを第一に考えて行動することが、最終的に自分の目標達成につながる」という言葉です。自分が仕事をする上で、大きな指針となるアドバイスだったと感じます。
若手でもやりたいことに挑戦できる環境。裁量権があることがやりがいに
──SB C&Sで働く魅力をどういうところに感じますか?
石塚:入社前からスピード感のある会社だと聞いていましたが、実際に入ってみると、やりたいことにすぐ挑戦させてもらえたり、改善提案をすれば直ちに採用してもらえたりと、スピード感があるだけでなく、とても刺激的で楽しい職場だと感じています。
私は異業種からの転職ですが、経歴や社歴に関係なく意見を取り入れてもらっています。
井上:当社の魅力は、さまざまな製品に携われる点にあると感じています。幅広い分野の製品知識が求められるため、学ぶ意欲が自ずと湧いてきます。
また、支えてくれる先輩や上司の存在も重要です。自分にはあまのじゃくな一面があるのですが、それでも先輩や上司が「全部任せるから好きにやってみな」と言ってもらえたことで、大きな励みになりました。
町田:裁量権があることが、当社の魅力だと思います。私は新卒入社して半年後にはお客さまを一人で担当させていただきました。若手でも自分のやりたいことが尊重され、お客さまへの提案の自由度も高いことが、営業としてのやりがいにつながっています。
また、成長を促し、サポートしてもらえる環境も魅力です。風通しがとても良く、どんなことでも質問や相談がしやすい雰囲気があると思います。
──社内の制度についてはいかがですか?
石塚:とくに英語を習得する制度が充実していると感じます。私は3つの制度を活用していて、TOEICやスピーキングテストを受験したり、オンライン英会話を受講したりと非常に役に立っています。
これまで培った経験や知識を活かし、さらなるステップアップをめざして
──最後に、皆さんの今後の展望について教えてください。
石塚:これまではマーケティングを教えてもらう立場でしたが、将来的に自分が学んだ知識を発信できるようになりたいと考えています。また現状は担当しているメーカーが1社のみですが、今後はさらに取り扱う製品の幅を広げ、マーケティングを活かして拡販していきたいと思っています。
井上:先輩からのアドバイスを胸に、報告・連絡・相談を大切にして仕事に邁進したいと思います。自分を過信せず業務状況を常に周囲に共有し、先輩や上司の力も借りながら、アドバイスを活かして改善を重ねていきたいです。
町田:これまでは営業として幅広い製品を扱ってきましたが、今後は特定の製品を拡販する経験にもトライしてみたいと思います。営業をフォローする役割にも挑戦し、キャリアの幅を広げていきたいです。
※ 記載内容は2024年12月時点のものです
