業務システム開発やデータドリブン経営のサポートまで。大規模なチームでお客さまを支援
──ケアリッツでは現在、大手建設会社とそのIT領域を担うグループ会社をお客さまとして、システム開発やIT戦略の推進・業務改革支援などを100名規模の体制で行っています。あらためて、プロジェクトの概要を簡単に教えてください。
K.F:プロジェクトで担う業務は、システム開発にとどまりません。大手建設会社およびそのIT領域を担うグループ会社をお客さまとし、社内で利用される各種業務システムの開発に加え、お客さまの業務部門と連携した業務プロセスの改善やシステム活用の推進など、多岐にわたる業務を担当しています。
そのため、プロジェクト内にはシステムごとの開発グループに加え、支援先や担当領域ごとに細分化されたチームが編成されており、多層的な体制でプロジェクトを推進しています。
──プロジェクトにおいて、それぞれどのような役割を担っていますか?
H.S:私は、建設会社さまのアカウントマネージャーとしてプロジェクト全体のマネジメントと新たな案件を獲得するための営業活動を行うほか、特定の業務システム開発におけるプロジェクトマネージャーも兼任しています。
K.F:私は、IT領域を担うグループ会社さまのアカウントマネージャーです。現在、私が管轄する組織だけでも60名ほどのメンバーが在籍しているため、各グループがバランスよく業務を担当できるようにタスクを振り分けながらマネジメントしています。
また、お客さまの課題を見つけて新たな提案をしたり、人員調整のための交渉をしたりといったことも行うほか、お客さまが社内のデータを利活用するためのプロジェクトマネージャーも兼任しています。
Y.K: 私は、建設会社さま側で進めているプロジェクトでマネージャーを務めています。具体的には、お客さまが推進している「データドリブン経営」に向けて、社内情報の一元化やデータ利活用を進めるプロジェクトです。お客さまの意向をヒアリングしながら、BIを中心に経営層の意思決定をスムーズにするための仕組みの構築をしています。
データの利活用は、お客さまが注力している重要プロジェクトです。そのため、当社としてもチームを拡充しながら、とくに力を入れてサポートしています。
本当に役に立つシステムを造る──ミッションへの共感や裁量ある環境に惹かれて入社
──次に、皆さんのキャリアについて伺います。Y.Kさんは、2025年にケアリッツにキャリア入社しました。前職での仕事内容と、次のステージとしてケアリッツを選んだ理由を教えてください。
Y.K:前職は複合機メーカーで、品質管理や社内の業務改善のほか、BIツールなどを使った業務用システムの開発・運用にも関わっていました。ずっと社内向けの仕事をしていたため、勤続12年目を迎えた時に、ふと「そろそろ外の世界も見てみたい」という好奇心が湧いたことが転職のきっかけです。
ケアリッツに決めた理由は2つあります。1つめは、正社員チームで内製開発をしていることです。前職で、外部ベンダーに委託したプロジェクトにおいて、認識合わせや意思疎通に苦労する場面が少なくありませんでした。その経験から、自分が働くなら、開発メンバー同士が密に連携できる内製開発の環境がいいと考えるようになりました。
2つめは、「本当に役に立つシステムを造る」というミッションに強く共感したことです。というのも、以前「皆の役に立つはずだ」と考え、業務効率化を目的に自身で開発したシステムがありました。
しかし、業務プロセスとの適合や運用面の調整が十分でなかったこともあり、思うように活用されないことがありました。その経験から、業務にしっかりと合致し、実際に使われ続けるシステムでなければ意味がないと実感し、このミッションに強く惹かれました。
──K.Fさんは前職もSIerですが、転職を考えたきっかけとケアリッツ入社の決め手はなんだったのでしょうか。
K.F:転職を考えたのは、家族の状況が変わり、少しでも長くプライベートの時間を確保したかったことが理由です。転職活動を始めてからケアリッツを知り、介護事業とITシステム事業の両輪があることで事業基盤が安定している点に興味を持ちました。
また、会社の規模も魅力でした。大きすぎると風通しが悪くなることがありますし、小さいと経営面での不安定さもある。ケアリッツはそのバランスがちょうどいいと感じたのです。
──H.SさんもSIerでのキャリアをお持ちですが、ケアリッツに転職したのはどのような理由からですか?
H.S:私の場合、前職は別業界にいたため、SIerでの仕事は2年ほどブランクがありました。再びIT業界に戻ろうと考えた時に会社選びの軸にしていたのは、経営基盤が安定していることと裁量を持って仕事ができることです。
以前SIerに勤務していた時に、なかなか自分の望んだやり方ができませんでした。だからこの業界に戻るのであれば、今度は自分で判断しながら仕事ができる環境に行きたいと思っていました。
──皆さん、入社後すぐにこのプロジェクトに参画されていますが、アサインされた時はどのように感じましたか?
H.S:裁量を持って働くなら大規模でビジネスインパクトの大きいプロジェクトに関わりたいと考えていたものの、「いきなりこれほど影響範囲の広い案件を担当するのか」と戸惑いはありました。ただ、その分責任も大きいと理解し、「やるしかない」という気持ちで飛び込んだのを覚えています。
K.F:私も、多少の不安はありました。前職ではパッケージシステムの導入をメインで行っていたので、開発経験はそれほど豊富ではありませんでした。
Y.K:私も同じです。前職でデータ利活用の仕事をしていたので馴染みやすさはありましたが、社外向けの開発をする経験はありませんでしたから。初日は緊張しましたね。
「攻め」と「守り」の目線で長期的な戦略を立てる。立場が変わったことで感じる成長
──当初は不安もあったとのことですが、その不安を解消できた出来事や、ご自身の成長を感じた出来事について教えてください。
K.F:はじめに参加したチームで成果を出せたことが大きかったと思います。リーダーを務めたのですが、メンバーの技術力も人柄も素晴らしく、私自身も開発の流れをしっかりと身につけながらチームづくりができました。若手メンバーが多いチームだったので、育成を意識しながら取り組んだことも次につながった部分です。
その後、開発したシステムをお客さまの他の部門にも展開することになり、そのプロジェクトマネージャーを経て、2年ほど前にアカウントマネージャーになりました。
前職時代から、コミュニケーションをとる時には「その人が伝えたい本質は何か」を考えることを意識していましたが、お客さまと折衝しながら要件を詰めていく立場となったことで、その姿勢をいっそう心がけるようになりました。
H.S:K.Fさんは、お客さまとのコミュニケーションに非常に長けていることに加え、チーム内に適切な規律をつくる力を持っています。私自身は、一定規模までは一人で全体を見ながらマネジメントするスタイルを取っていましたが、チームが拡大する中で、より専門性を分担した体制の必要性を感じるようになりました。
そのため、チーム全体のスケールを見据え、アカウントマネージャーとしての役割をお願いしました。
──Y.Kさんは、お客さまのシステム開発をするのは初めてという中で、信頼関係を築くために心がけたことはありますか?
Y.K:「自分がお客さまの参謀だったらどうするか」を常に考え、お客さまが求めている価値を提供できるように心がけています。
たとえば、「営業成績をグラフで見たい」というご要望があった場合でも、その背景にある意思決定の目的や、何を判断したいのかを踏まえた上で、必要な情報や最適な見せ方を検討します。こうした積み重ねが、お客さまとの信頼関係につながっていると感じています。
──前職とはさまざまな環境が異なると思いますが、ギャップはありましたか?
Y.K:現在のチームでは、若手メンバーが中心となっていることが前職との大きな違いです。そのため、経験値の差から業務の目的や進め方が十分に整理されていない場面もあり、そこを補いながらチームとして成果を出せる状態をつくる役割を担うようになりました。
前職では品質管理部門として平均年齢の高いメンバーと連携しながら業務を進めていたため、こうしたマネジメントのスタイルの違いは大きな変化でしたが、その分、業務の背景や目的を丁寧に共有する重要性を実感する機会にもなり、自身の成長にもつながっていると感じています。
──H.Sさんはプロジェクトの初期から関わっています。とくに自身の転機になった出来事について教えてください。
H.S:アカウントマネージャーを引き継いだことで、仕事に対する視点が大きく変わりました。それまでは「目の前のプロジェクトをどう成功させるか」という視点が中心でしたが、現在は「この組織を長期的にどう維持・成長させていくか」という観点で判断するようになっています。
たとえば、「一時的に人員を増やしてほしい」という要望に対しても、以前であれば前向きに検討することが多かったと思いますが、現在はその後の体制維持まで含めて慎重に検討します。その上で、必ずしも増員に頼らずに要件を満たせる代替案を含めて提案することもあります。
結果として、短期的な対応だけでなく、組織として持続可能な形を意識した判断ができるようになりました。裁量を持って仕事をしたいという思いを実現できた一方で、その分の責任の重さも実感しています。
若手の成長を見られることがやりがい。さらに盤石な体制を整え、次の世代へ
──このプロジェクトを通じて感じる、ケアリッツで働くやりがいやおもしろさはどこにありますか?
Y.K:H.Sさんが話したように、裁量の大きさは大きな特徴だと思います。プロジェクトに関することはもちろん、社内の仕組みや方針についても経営陣に提案できる風通しの良さがあり、やりたいことに対して手を挙げれば挑戦できる環境があります。
また、ケアリッツにはメンバー同士で協力し合い、フォローし合う文化が根付いていると感じます。チームとして成果を出すことを重視する人が多い点も魅力の一つです。
K.F:そうですね素直なメンバーが多い印象です。若手メンバーも多く在籍しているため、経験を積みながら成長していく過程に関われることも、この会社で働くやりがいの一つだと感じています。
また、プロジェクトメンバーが全員正社員で構成されている点も大きな特徴です。育成に対する責任感やモチベーションがより強くなりますし、お客さまからも「安心感がある」といった声をいただいています
H.S:私も、この会社の魅力は、正社員でチームを組めることや、立場に関係なく意見を言い合える風通しの良さにあると感じています。組織としての規模は大きくなっていますが、一人ひとりの意欲や能力がしっかり見られていて、手を挙げれば新しいことにも挑戦できる環境だと思います。
──最後に、これからの目標やキャリアプランを教えてください。
Y.K:メンバーをしっかりと育成し、どんなプロジェクトに挑戦しても即戦力として成果を上げられる人材をどんどん輩出していきたいですね。
そのためには、私自身も成長しなくてはいけません。一人ひとりの話に耳を傾け、考えを理解した上で、自ら気づきを得られるようなアドバイスができるようになりたいです。そして、今担当しているプロジェクトのようにリーダー層を育てられる仕組みを会社全体に広げていきたいと考えています。
K.F:4年ほどこのプロジェクトに携わってきたので、さらに盤石な体制を整え、次のアカウントマネージャーを育てた上でバトンを渡すことが今の目標です。その後は、新しいプロジェクトで一からチームをつくることに挑戦してみたいですね。
H.S:私も同じで、ここまで育ててきたこのプロジェクトを次世代にしっかりと引き継ぎたいと思っています。
これまでの当社の課題の一つは、「大型プロジェクトをいかに安定して継続させるか」でした。このプロジェクトでその仕組みをつくり、他のプロジェクトでも成功させることで、その壁を突破したい。会社の柱となるような大型プロジェクトをもっと増やしていくことで、経営基盤がさらに安定することはもちろん、皆が裁量のある仕事に挑戦できるチャンスがもっと増えていくはずです。
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※ 記載内容は2026年6月時点のものです

