自分を知っていたから、迷わず選べた
姉が2人いる家庭で育った前田は、中学時代から自分の得意・不得意を冷静に見ていました。
「昔から勉強があまり好きではなくて。バスケットボール部にも所属していて部活の友達と遊ぶのは好きでしたがプレーが上手というわけではなかったので、自分はそんなに器用な方じゃないな、と感じていました」
だからこそ、進路についても人より早く、真剣に考えていた前田。
「このまま普通の高校に進んで幅広く学ぶより、一つに絞った方が自分には向いていると思ったんです。どうせやるなら、ちゃんと強みになるものを身につけたくて」
そんな前田が選んだのは工業高校の情報科。
「中学で時々プログラミングの授業があって、頻繁にある授業じゃなかったんですが、面白いなあと感じていました。一番上の姉がIT系に進んでいたこともあって、自分もやってみたいという気持ちが生まれました」
高校でC言語などの基礎を学びながら、就職を見据えて資格取得にも力を入れていきました。
「資格を取れば、自分が何を学んできたかを示しやすいじゃないですか。就職のことを考えたら、専門性を持っておいた方がいいかなと思って」
自分に向いているものを見つけたら、あとはそこを積み上げていく。そんな前田のスタンスが、この頃から少しずつ形づくられていきました。
専門学校での実践と、アスノシステムとの出会い
高校卒業後に進学した4年制の専門学校で、前田のプログラミングへの手応えはさらに深まっていきました。
「2年生になるとグループでシステムを一から開発するプロジェクトがあって、授業の時間だけでは足りないので放課後も学校に残って開発したり、年に一度は外部の人も見に来る形で成果物を展示したりして。本当に仕事みたいな感じで、それが面白かったですね。自分たちで何を作るかを決めて、実際に動くものを仕上げるので、達成感がありました」
コロナ禍真っ只中の就職活動では、開発系の企業を中心に探していた前田。学校の企業説明会でアスノシステムの名前を知り、実際に会社のWebサイトを見てみると、そこに引きつけられるものがありました。
「他の開発系の会社と比べて、サイトがすごくきれいに作られていて、ちゃんとしている会社だなと思いました。アスノチャレンジなど社内の取り組みも面白そうで、最初に内定をいただいたのもアスノシステムだったので、ここにしようと決めました」
入社後の印象を聞くと、前田は迷わず答えました。
「入ってみたら、思っていた以上にいい会社でした。先輩たちも優しいですし、上司もよく気にかけてくれて。ギャップというよりも期待を上回ってくれた感じで、Webサイトから感じ取ったちゃんとしている印象が、職場の雰囲気にもそのまま反映されていました」
現場で積み上げた5年間。成長の実感と、先輩の背中
入社後は3ヶ月の研修を経て、複数の案件を経験。現在は金融系システムの開発・保守を担当し、同じ現場で3年目を迎えています。
「金融系の案件というと難しそうに聞こえるかもしれないんですが、設計書を書いて、コードを書いて、ちゃんと動くかテストする、という流れが基本です。もともとあるシステムの修正や改善が中心なんですが、その積み重ねで、できることが着実に増えていきました。今は設計から実装、テストまで一通り担当しています」
入社当初は、まず自分でじっくり考えてから動くスタイルだったという前田。先輩に相談しながらペースをつかんでいくことで、仕事の進め方が大きく変わっていきました。
「丁寧にわかりやすく教えてもらえる環境がありがたかったです。自分一人で悩まなくていいんだと分かってから、ずいぶん動きやすくなりました。学校でも基礎は学んでいましたが、現場で積み重ねてきた知識は全然違って。企業ごとのルールの中でどう開発していくかは、実際に経験してみないとわからないことで、今は最初のころよりずっと早く、自信を持って進められるようになっています」
そんな前田も今では、後から合流した後輩に声をかけ、困っていることはないか気にかける存在になりました。
「先輩にしてもらったことを、今度は自分がやる番だなと思って。当時すごく助けてもらったので、自分も同じようにできる人でありたいんです。まだ質問されてもうまく答えられないこともあって、もっと知識を積み重ねていきたいですね」
楽しいから続けられる。自分らしいペースで、前へ
仕事のやりがいを聞くと、前田は少し考えてからこう話してくれました。
「自分が書いたプログラムが思った通りに動いたときが、やっぱり一番面白いんですよね。普通の勉強はあんまり好きじゃなかったんですが、プログラミングだけは中学のころから今まで、ずっと面白いと感じ続けています。だから続けてこられているんだと思います」
6年目を迎えた今の目標について、前田はこう続けます。
「今いる現場の専門知識をもっと深めていきたいし、後輩から質問されたときに自分の経験や知識からすぐ答えられるようになりたいですね。そういう頼られる存在に少しずつなっていけたらと思っています。あとは、もっといろんな人と積極的に話せるようになりたい。技術だけじゃなくて、いろんな人と関わる中で自分も広がっていけたらいいなと思っています」
アスノシステムへの入社を考えている人へのメッセージを求めると、前田らしい言葉が返ってきました。
「しっかりした研修があって、先輩たちも丁寧に教えてくれます。何も知らない状態から入って、今は第一線で活躍している人が周りに多いんです。自分もそうですが、ちゃんと育ててもらえる環境があると思うので、未経験でも全然大丈夫だと思いますよ」
オフの日は友人と出かけることが多いという前田。旅行が好きで、最近は和歌山・白浜まで足を伸ばし、海の幸を楽しんできたそうです。
「仕事も遊びも、どちらも大切にしながらやっていきたいですね」
自分に合った道を見極め、一歩ずつ積み重ねてきた前田。派手さはなくても、自分らしいペースで積み上げていくその歩みは、これからも続いていきます。
※記載内容は2026年5月時点のものです。
