サッカーとアルバイトに明け暮れた、かけがえのない中学・高校時代
和歌山県出身の中村。子どものころは友達とゲームをして遊ぶことが多かったと語る一方、水泳教室に通ったりサッカーを始めたりと運動好きの一面もあったと言います。
「サッカーをちゃんとやり始めたのは中学で部活に入ってからですね。サイドバックという守りのポジションでした。率先して手を挙げたわけではなかったものの、自ら攻撃するポジションよりも性に合っていたかなと思います」
サイドバックとは、サイドの後方エリアに立ち、相手の攻撃の選手を止めるポジション。一方で守備だけではなく、攻撃に関わりチャンスを演出するなど全体を俯瞰しての状況判断を求められる役割は、中村のその後にも活きていると言います。
「いま考えてみれば、状況判断や切り替え、仲間との連携動作などは、仕事にも活きていますね」
中学校ではサッカーに打ち込んでいましたが、高校に進学してからはアルバイトに明け暮れる学生生活だったと振り返ります。
「とにかくアルバイトがしたくて、サッカーは趣味として続けることに。アルバイト先は飲食店でした。田舎の方だったので、選択肢がそれくらいしかなかったんですよね」
サッカーとアルバイト。自身の興味のあることに積極的に取り組みながら、中村はかけがえのない中学・高校時代を過ごしました。
唯一受けたIT系企業・アスノシステム。説明会や面接で人の良さに触れ、入社を決意
大学は経営学部に進学した中村。経営学科で経営心理学を専攻しました。
「進路選択時には明確な将来像が描けていなくて。将来就職して世の中に出ていくにあたって、何の仕事に就くにしても、経営や経済を学ぶのが良いかなという理由で経営学部を選択しました。
大学時代は和歌山から大阪まで、通学に毎日2時間ぐらいかかっていたこともあり、とくにサークル活動などはしませんでした。その分すごく本を読みましたね。小説などを中心に、いろいろな読書体験ができた大学生活でした」
大学時代の交友関係は学部の友達が中心。そのほかに、高校時代とは別の飲食店でアルバイトをしていたため、そこでの付き合いもありました。何かひとつのことに没頭するというより、興味の赴くまま、雑食的にあちこち手を出していたと語る中村。就職活動でも業種・業態に固執せず、幅広く話を聞いていたと言います。
「ただ、システム系の企業ではアスノシステム以外は受けていなかったんです。幅広い業界を見聞きしていったものの、その時点ではIT業界はあまり想定していませんでした」
アスノシステムとの出会いは大学での合同企業説明会でした。
「興味を持ったのは、採用担当者の人の良さを感じたからです。説明会での物腰の柔らかさというか、丁寧な説明や落ち着いた話し方などにとても好感を持ちました」
そのことをきっかけに唯一受けたIT系企業であるアスノシステム。面接では、まさかの出会いがありました。
「面接担当者と地元が一緒で、よく聞くとなんと高校も一緒だったんです」
もともと抱いていた好印象に加え、一気に親近感が増したと言う中村。この時、もし合格すればアスノシステムに入社したいと決めたと語ります。
「内定をもらった時点で入社を決めました。その後、他の企業は一切見なかったです」
とにかく楽しかった研修。配属後の不安も、先輩の優しさですぐに解消
こうしてアスノシステムの一員に加わった中村。入社後の研修は「とにかく楽しかった」と話します。
「いわゆる社会人研修やマナー研修の後に開発研修に入り、他社の新入社員と合同で3カ月間、開発の基礎を学びました。共同開発などは大学のゼミのようで本当に楽しかったことを覚えています」
研修は想像以上に充実した内容で、座学形式でしっかりとした学びを得られ、給料をもらいながら勉強させてもらう感覚がとくに新鮮だったと振り返ります。充実した研修を経ていよいよ配属となりますが、それでも不安はあったと語る中村。
「研修を経て、仕事に着任した後のイメージがつかめ、自信もつきましたが、もともと未経験ということもあり、少なからず不安はありました。しかし、先輩たちがとても優しく丁寧に接してくれたおかげで、いつの間にか不安は解消されていきました」
入社から7年、最初の配属先で経験を重ねた中村。現在はPMOとしてチーム全体を管理する役割となりました。
「業務の内容としては、ある商品の販売店の売り上げデータを集積して、このビッグデータを可視化して営業戦略に活かすための分析や戦略作りをしています。たとえば、お客様先の担当者から要請を受けて、データの抽出方法やアウトプットの内容を定義するといったことを行っています」
未経験という不安を抱えながらも、先輩のサポートもあり、7年間着実にプログラミングやデータ分析についての知見を深めてきた中村。今ではすっかり自信に満ちた表情でチームを支えています。
仕事で大切にしているのは、サッカーと同じ「全体を俯瞰して共有・連携すること」
この7年間の仕事では、システム環境の大規模な移行で多くの困難を経験したことがとくに印象に残っていると振り返る中村。
「絶対に守らなければならない締め切りがきっちり決まっている中で、クラウドへの移行という環境変更に伴って生じる小さなトラブルを一つひとつ解決していく日々が続きました。それぞれは小さな問題ですが、それらが繰り返し表面化してきて、原因を突き詰めて解決していくのが本当に大変でした」
その経験で学んだのは、常にチームで情報を共有してメンバー全員で解決していく考え方でした。
「データ調査というのは常に細かい部分を見ていく作業ですが、ともするとものの見方が狭くなってしまいがちです。自分が担当だからとこだわらずに、些細な問題もチームで共有していくと、思わぬ思考や視点が得られ、解決につながる場面が数多くありました。
仕事における目的や課題を共有すること、そして全体を俯瞰することの重要性をこの時に学びました」
この考え方は、仕事をしていく上での価値観にもなっていると話す中村。
「サッカーと同じですね。全体を俯瞰する、共有して連携する。何のためにやるのかを明確化し、全員が同じ目的意識を持つことが大事だと思います」
今後の思い描くキャリア像について聞くと、技術的な部分でのキャリアはとくに設定していないと言います。
「プログラミング1本に専念してきたわけではなく、調査や分析といった方向の仕事も多く経験してきました。なので、技術的に何かに特化するよりも、とにかくポリシーとして、目の前のこと、できること、その中で皆があまりやっていないことに挑戦したいと思っています。ビッグデータを扱う分野では、いま携わっている案件はなかなかないレベルの規模だと思うので、そこは極めたいですね」
学生時代から過去の仕事に関する話まで、一貫して淡々と話す中村。しかし、その奥に潜む、何事にも好奇心を持ち、新たな道に挑戦したいという信念は変わりません。そんな中村が挙げるアスノシステムの良いところは、“ちょうどいい温度感”だと言います。
「アスノチャレンジなどのコミュニケーション活動が活発な一方で、賑やかすぎず、おとなしすぎず、ちょうどいい温度感なんです(笑)」
最後に「だからこそ、社風的にはどんな人でもなじめる会社です」と締め括った中村。自分らしく働ける環境で、思い描くキャリアを今後も積み重ねていきます。
※ 記載内容は2024年6月時点のものです
