1.石巻ハッカソン2025概要
2025年10月11日(土)~13日(月・祝)、宮城県石巻市にて「石巻ハッカソン2025」が開催されました。
◆石巻ハッカソンとは
「地方部でも都心に負けないプログラミング教育」をスローガンに、一般社団法人イトナブ石巻が主催。小~大学生の若者と現役エンジニアやデザイナーがチームを組み、3日間でアプリを作り上げる次世代教育型イベントです。アプリ開発を通して若者がITに興味を持ち、自分の夢を持つきっかけになってほしいという想いのもと、2012年から開催されています。
アスノシステムは、石巻ハッカソン2025にプラチナスポンサー協賛したことに加えて、社員7名が有志でハッカソン部門に参加しました。
本レポートは、2019年から石巻ハッカソンに参加しているアスノシステム社員の新谷さん(経営企画部 技術研究 課長)のインタビューを交えてお届けします。
2.石巻ハッカソン2025に参加して
──まず、新谷さんの経歴と、今のお仕事について教えてください。
アスノシステムには、2006年に入社しました。
初めはシステムエンジニアとして働いていて、2019年から最新技術の研究を行う部署へ異動となりました。部署の立ち上げから携わり、現在も同部署で働いています。
今の仕事でいうと、生成AIの研究を行い、社内の開発業務に取り入れて、生産性を上げていく取り組みをしていますね。
──今のお仕事と、ハッカソン参加と、親和性が高そうですね。
そうですね。ハッカソンに行くと、皆さん最新技術を使っていたりするので、情報集めにもなりますし、すごく刺激を受けます。
──今回はどんなチームで取り組んだのですか?
石巻ハッカソンでは、イベントの初めに、つくりたいもののアイデアを持っている方が登壇し、そのアイデアを発表します。その後、チームビルディングを行うのですが、今回私は、2人の発案者のアイデアを結合させた7人のチームで開発に取り組むことになりました。写真向かって左端が新谷。初日のチームビルディング後の様子。
──どんな作品を作られましたか?
私の参加チームでは、『パスタのレシピをAIに考えてもらう』アプリを作りました。
パスタのレシピをAIに考えさせて、それに沿った画像も生成させたり、作り方も考えてもらう、というようなものです。
今回は、石巻ハッカソン2025のテーマ『ガチャン!!!』にちなみ、ランダムに割り当てられるキーワードと、つくりたいもののアイデアとを結合させなければならなかったのですが、うちのチームのキーワードは、『破壊』と『メカニカル』でした(笑)
『破壊』については、確率で破壊的なレシピが生成されるデストロイモードを搭載。
『メカニカル』は、レシピの「ガチャ」ってことでメカニカルだよね、とこじつけました(笑)最終日の展示会の様子。アプリ開発だけではなく、装飾にも拘っていました!
──新谷さんはどのようなパートを担当したのでしょうか?
チーム全体の開発のサポート、環境構築、AIに関する部分を担当しました。
AIを利用する処理や、画面のデザインなどを皆で分担し、開発を進めていきましたね。
私自身はハッカソンに参加する際、極力ベテランの方がいなさそうなチームに参加するようにしているんです。すごいものを作りにいくというよりは、若手の子たちをサポートしてあげたい、という気持ちが今は強くて。
石巻ハッカソンには、好奇心があって、プログラミングが好きな若い方たちがたくさん集まります。仕事ではなく、好きでやりたくて来ているので、いろいろなことを教えてあげたときに、すごく響くんですよね。自身の知見を伝えられたら嬉しいですし、若い人から多くの刺激を受けられることもあって、意識的にそうしています。
あとは、そういった経験から得られるものも、実はすごく多いんですよ。自身の仕事も含めてのモチベーション向上につながっていますし、ただ教えるだけではなく、面白さを交えて伝えて、興味を持ってもらう。そしてできたときに喜んでもらえる。より良い教え方を考え、実践する機会にもなっていて、それが身について仕事でも役立って。ハッカソンでの経験が、仕事に活きているなと感じています。アスノシステム株式会社 代表取締役社長 齋藤も毎年ハッカソンに訪問。展示会では各チームの開発作品を見て回ります。
3.石巻ハッカソンとアスノシステムの関わり
──アスノシステム社員のタレントブックインタビューでも、「石巻ハッカソンに参加して、とても有意義だった」とお話しされている方が複数名います。石巻ハッカソンの魅力は何だと思いますか?
一番は、全国各地からさまざまな年齢層の方が参加することですね。社外の人との交流機会にも繋がっていると思います。
新入社員は毎年参加する社員が多いですね。私自身も周囲の若手メンバーに『おもしろいよ』と勧めることが多いです。
──石巻ハッカソン2025に参加したアスノシステム社員の活躍で、印象に残っていることはありますか?
今回珍しく、営業社員が1人参加していたのですが、アイデアを発案して、メンバーを集めて、すごく良いものを作っていて。ちょっと衝撃を受けましたね。見る目が変わりました(笑)
作品は、AIでラップの曲を生成する、というものだったのですが、作品自体もよかったですし、エンジニアではないから技術的な作業は難しいけれど、メンバーを集めて形にしているのがすごいなと、感動しました。
今回の彼の活躍が、周囲にも良い影響をもたらしてくれると思います。今回営業から唯一参加した黒木が、開発したいアプリのアイデアを発表する様子。
──一緒に参加する社員に対して、どのような想いを抱きながら参加されていますか?
普段の仕事とまったく違う開発を経験してほしいことと、いろいろな人たちと交流して刺激を受けてほしい、と思っています。
ハッカソンという短期間の決められた納期の中で、メンバーの持っているスキルを上手に使って完成まで持っていくということを経験してほしいんです。
今回、入社2年目の社員が、2年連続で参加していて、継続参加する社員がいると、嬉しいなと感じますね。
4.今後の展望、期待
──今年の開催も、既にイトナブさんから発表されていますね。ずばり、今年も参加されますか?
もちろん参加します!毎年楽しみにしている大事なイベントです!
石巻ハッカソンは、表彰や賞金などは無いので、物とか名誉とかそういったことは関係なく、純粋に開発が好きな人が集まっています。イトナブさんの場づくりのおかげで、皆が楽しいと思える場になっているんじゃないかと思います。
──「良い経験ができた」と、一度の参加で満足する方も多いのではないかと思うのですが、そこに留まらず、毎年の参加に至る動機はどういったところにあるのでしょうか?
いろいろな人と交流することで、毎年参加者と仲良くなるので、また参加して『あの人と話したいな』というのが生まれてくるんです。毎年参加していると、知り合いが増えるのが本当に嬉しくて。一昨年のハッカソンでは、『新谷さんですよね?ずっと話したかったんです。私もAIやってて』と話しかけてくださった方が居て。『すごく嬉しい~』と思いました(笑)
あとは、本人と会ったことはないけれど、Qiitaなどの記事はいつも読んでいた方と出会えることもあります。
ほかにも、SNS上で交流したり、なかにはアスノシステムのオフィスで打ち合わせをしたりする関係性になる人も居ます。石巻ハッカソンは、全国から参加者が集まっているので、ハッカソン後も、東京で会えたりもするんですよね。初日の夜に懇親会が開催され、他のチームの人たちと交流できる時間も設けられています。アスノシステム株式会社 取締役 須貝が乾杯挨拶を務めました。
──最後に、アスノシステムとして、今後どのような関わりを続けられると良いか、新谷さんなりの想いや期待はありますか?
社員の皆さんに、もっと気楽に、あまり構えずに参加してもらえたら良いなと思っています。不得意なところは、得意な人に任せたら良いし、チームで補い合って開発できるので。
いろいろな刺激をどんどん受けて、できることなら継続して交流して、社外の人との繋がりを増やしてほしいです。そうすることで、結果的に技術力やモチベーションが上がっていくはずなので、それを仕事につなげていけたら良いと思いますね。
アスノシステム社員 参加の様子
今回は、新谷さんのインタビューをメインに、石巻ハッカソン2025参加レポートをお届けしました!
石巻ハッカソンの魅力は、主催のイトナブの皆さんが、自分たちも全力で楽しみながら、場の雰囲気をつくっていること。『大人が本気で遊ぶ姿』に触れられる、ワクワクする時間が広がっています。参加を迷われている学生の皆さん、若手の皆さんも、ぜひ一緒に参加しましょう!
今年は、10月10日(土)~12日(月)に開催予定。参加申込受付もスタートしています!
<申込みはこちら> https://techplay.jp/event/987572
以上、石巻ハッカソン2025参加レポートでした!
アスノシステム広報担当 源
