時には人事の顔も持つ、総務という仕事
──現在の仕事を教えてください。
長岡開発センターの総務として採用全般(新卒・経験者・障がい者)、新入社員の教育と従業員満足度の向上企画を担当しています。アルプスアルパインの製造・開発拠点では、総務が人事の役割も兼ねています。そのため、業務内容は幅広く、長岡開発センターで働く社員をあらゆる面で支えています。
新卒採用業務では、会社説明をするために近隣の高校に出向き、工場見学の受け入れも行っています。どれも地道で大変な仕事ですが、学校と深い関係を築き、学生の方に「アルプスアルパインで働きたい!!」と思ってもらうための大切な仕事だと思います。
また、障がい者採用についてですが、長岡開発センターでは障がいのある社員に対するサポートやアフターケアが手厚いとの評判をいただいています。総務でも専門の資格を持った社員がおり、働く上での悩みや困り事がないかカウンセリングをしています。採用するだけではなく、入社後も安心して働ける環境をつくることも私たち総務のミッションだと思っています。
しかし、採用活動において1つ課題があります。それは、アルプスアルパインの知名度です。長岡市には大手製菓メーカーや有名スポーツメーカーの工場が多数あり、それらの工場に就職を希望する学生や求職者が多いのが現状です。そのため、もっと当社を知ってもらおうと、長岡市の企業と学生のマッチングイベントや展示会にも積極的に出展しています。そこで、技術の担当者から依頼を受けてブースのレイアウトを考えたり、会社説明をしたりと業務の幅は広いので、毎日飽きることなく仕事ができていますね。
馴染みのあったアルプスアルパインに入社した後の道のり
──入社前から、入社当初までのことについてお聞かせください。
大学では、経済学部で行動経済学を専攻していました。心理学を用いて、消費者の購買意欲をどうやって高めるかを考えるのはおもしろかったですね。また、大学時代にはスポーツバーのアルバイトに熱心に取り組んでいました。プロ野球やサッカーW杯など、共通の話題で同僚やお客さんと話せるのは楽しかったです。年齢や性別に関係なく良好な関係を築けるようになったのは、この経験のおかげでもあると思います。
就職活動では、アルプスアルパインから内定をもらってすぐに入社を決意しました。私の母が当社のいわき開発センターに勤めていることもあり、地元福島県いわき市の馴染みのある会社で働きたいと思っていたからです。そのため、配属が長岡市に決まった時はショックを受けました。今となっては、良かったと思っていますが(笑)。入社以来たくさんの同僚に支えてもらって、長岡開発センターの社員の温かさを感じています。
入社1年目は先輩に教えてもらいながら、採用業務を担当していました。しかし、2年目以降は先輩が異動になったことで、1人で採用業務を行うことに。当時は、まだまだ右も左もわからない状態で、業務の依頼を忘れたり短納期でお願いしてしまったり……。同僚には迷惑をかけましたが、困ったときにはいつも助けてくれました。
毎日手探りで仕事を進める中で、失敗してもくよくよしないことと同じ失敗を繰り返さないことを心がけていました。周囲の人から協力してもらいながらも、自分のすべきことを果たせたことが今では自信になっています。
人と関わり、人に役立つことがしたい。自分の「やりたい!!」が叶う仕事
──大谷さんにとって、総務の仕事の魅力とは何ですか。
人と関わって、人の役に立てることが魅力ですね。
私は、もともと人と話すのが好きで、外向的で好奇心旺盛な性格なので今の仕事は自分に合っていると思います。展示会では技術の担当者と関わり、採用活動では学生や新入社員と話すことも多いです。他部署の人と社内で会ったときには積極的に話しかけるように心がけています。
また、新入社員が部署で馴染めているか、仕事は問題なくできているかを気にかけています。配属後のフォロー面談などで困り事がないか、ヒアリングもしています。新入社員が安心して働けるように、今後もサポートをしていきたいですね。
採用においては、新入社員と会社とのミスマッチをなくすことも重要です。そのため、説明会では会社の良いところだけを話すのではなく、本当の姿を話すことを心がけています。そうすることで、入社してからのギャップをなくすことができると思います。
新入社員を採用後、配属先で彼ら、彼女らが活躍している姿を見たときには「採用してよかったな」とやりがいを感じますね。
もっと会社を好きになってもらいたい!!──長岡開発センターと自身がなりたい姿とは
──今後の展望を教えてください。
すべての従業員が快適に働ける環境をつくり、長岡開発センターの魅力を高めていきたいと考えています。
長岡開発センターは、従業員全員の満足度向上をめざしています。従業員向けに総合意識調査を実施していますが、一部では「これからもここで働きたい」という質問項目で満足度が低くなっています。この結果を受けて、満足度10%UPを掲げて労働委員会組織とも協力しながら、すべての従業員が快適に働ける環境づくりに取り組んでいます。
その取り組みの例として、上長との良好な関係づくりがあります。労働委員会や総務課長が面談を実施して、部署内での良好な関係づくりを働きかけています。また、ボランティア活動への参加や快適な休憩室づくりも進めています。従業員からのリクエストに応えて、休憩室に水槽を置いて生き物を飼ってみようと企画しています。まだ構想段階なのですが(笑)。これからも従業員の声を聞きながら、働きやすさの向上に取り組んでいきたいと思います。
また、私自身においては今後もプライベートと両立させながら、仕事の充実をめざしたいです。
休日はアクティブに過ごしています。趣味は旅行・温泉・登山・キャンプなどで、最近はサウナにもはまっています。私の活発な性格は趣味にも表れていますね。長岡は花火大会も有名で、新潟近辺も魅力的な場所が多いので、休日も充実させることができています。今となっては、休日を満喫できているという面でも長岡配属で良かったと思っています。
同じ総務の先輩には、子育てをしながらバリバリ仕事をしている人もいます。まだ将来のことはわかりませんが、私もプライベートと両立させながらも頼られる先輩になりたいと思います。
※ 記載内容は2023年9月時点のものです

