「伝え方」で人の心を動かす──地元・宮城で人々の暮らしに寄り添う銀行員として
七十七銀行の支店で融資ローン担当として活躍する西島は、幼少期から人と関わることが得意だったと言います。
「幼少期から人見知りをしない性格でした。祖母が会社を経営していたのですが、お昼休みに従業員に飲み物を配って歩くなど、お手伝いを通じて数多くの人と交流していたことを覚えています。
また学生時代は何かとリーダー業に縁があり、小・中学校で打ち込んだバトミントンではキャプテンや部長を任されていました。一方で自分自身はリーダーシップを取ることに少し苦手意識があったので、それを克服するため、高校では生徒会の副会長に自ら進んで手を挙げました」
その経験から、人への伝え方の重要性を学んでいきます。
「人に物事をお願いしたり、改善を訴えたりすることは困難を伴いますが、伝え方ひとつで相手の受け止め方は大きく変わります。私は感情的に伝えることを避け、適切な言葉選びや声のトーンから相手に意図が伝わるよう心がけていました」
「人と関わることが好きだ」と自覚したのは、大学生の頃。
「大学時代、カフェで働いた経験が大きいですね。アルバイトを始める前は同世代以外の人と話す機会があまりなかったので、毎朝ビジネスパーソンと会話することが貴重な経験でした。人と話すことの楽しさやお客さまの話から学びを得るおもしろさを実感しました」
就職活動では、3つの軸を持って企業選びを行いました。
「まず地元である宮城県内で働きたいという思いがありました。また、ライフプランを考え、産休・育休などの福利厚生が充実しているところを探しました。そして人々の生活に身近な仕事をしたいと考えていました。
実生活に寄り添った仕事をすることで仕事と私生活がリンクし、より広い知識が学べたり、やりがいにつながったりすると思いました」
七十七銀行との出会いは、インターンシップや会社説明会でした。
「説明会などを通じて耳にした『銀行の仕事は融資や預金だけではない』という話が印象的でした。たとえば支店から本部に異動するだけで転職と同じくらい仕事内容が変わるということを聞き、当時明確にやりたい職種が決まっていなかった私には、それがとても魅力的に感じました」
入行決意する大きなきっかけとなったのは、七十七銀行のパンフレットに掲載されていた銀行アプリに関する記事でした。
「銀行のアプリといえば、預金残高を確認したり、振込・送金をしたりするだけのものだと思っていました。しかしその記事には、『今日のお昼何食べようと思った時に、当行のアプリを開いてクーポンなどを活用してもらいたい』と書いてあって。
銀行業務にとらわれることなく、お客さまの生活に寄り添うサービスを展開している点に強く惹かれました」
入行3カ月で「融資ローン担当」へ。充実の研修制度と先輩のサポートを受け挑戦の日々
七十七銀行では、新入行員の担当する業務が変化してきています。支店業務は大きく窓口業務、営業渉外業務、融資業務の3つに分かれており、以前は数年間窓口業務を経験してから他の業務を任されることが一般的でした。しかし今では、入行早々営業渉外や融資などお客さまと深く関わる業務を任されることも少なくありません。
「中には窓口業務を経験せず、初めから営業渉外や融資の担当になる同期もいます。私の場合、入行後3カ月ほど窓口業務を経験した後、融資業務を担当することになりました。融資業務には、個人のお客さまを対象とする融資ローン業務と法人や個人事業主を対象とする融資プロパー業務があります。どちらもお客さまと面談し、融資に必要な情報を集めた上でその人、その会社にあった融資審査に関する資料を作成することが大まかな仕事内容です。
私が任された融資ローン業務では、主に住宅ローンやマイカーローンなど、個人のライフステージに応じた支援をしています。たとえば住宅ローンのご相談では金額や期間の相談だけではなく、『こちらの家とこちらの家、どっちがいいと思う?』といった家のデザインについて相談を受けることもあります。お客さまにとって、一番の相談役となれるように丁寧な対応を心がけています」
2024年7月からは融資プロパー業務も兼務することになり、新しい学びの機会を得ています。
「研修制度が充実していて、自分自身のスキルレベルに応じて受講ができます。私は融資プロパー業務の新任者ということもあり、5日間みっちりと専門研修を受け、お客さまへの提案や資料作成のポイントなど基礎から学びました。
その後、先輩行員や支店長と一緒に法人のお客さまを訪問し、提案の仕方や話題のつなげ方を間近で見学。丁寧でわかりやすい説明やお客さまに寄り添う姿を目で見て学びました。
資料作成にも、慣れるまで苦労しました。試算表の作成では初めの頃は半日以上かかっていましたが、今では10〜15分程度でできるようになりました」
銀行の顔としてさまざまなお客さまに関わってきた西島がとくに印象的だったと話すのが、融資プロパー業務で初めて担当した設備資金の案件です。
「農家の方の農業機器購入のご相談でした。初めての案件でありながら、取り扱う額も大きく日程もタイトで不安もありましたが、上司や先輩のサポートを受けながら業務にあたりました。
実際に融資を行い、実物の農業機器を目の前にした時はうれしかったですね。お客さまから『ありがとう』と感謝の言葉をいただいた時は、本当にやりがいを感じました。融資プロパー業務ではお客さまの事務所や事業所に足を運ぶ機会が多いので、直接コミュニケーションを取りながら進められることも魅力です」
「サイドジョブ」と「ジョブトライアル」で広がる世界。従来の枠を超えた幅広い学び
西島は現在、通常の業務に加えて2つの制度を活用し、将来のキャリアを考え、新たな挑戦を続けています。その1つが「サイドジョブ(社内兼業)制度」です。
「通常業務と併せて、当行グループ内の別の業務に一定期間携わることができる制度です。月に1~2回程度従事しています。私は2024年10月からダイレクトチャネル推進課で、銀行のSNS運営やローンキャンペーンの企画に携わっています。
この部署では私の入行のきっかけとなった七十七銀行アプリの企画・運営も行っているので、自ら希望して参加。SNSに投稿する内容の企画などを通じて、当行を広く知っていただけるための活動をしています」
もう1つは「ジョブトライアル制度」。
「四半期に1回、3日から5日間、希望する部署の業務を体験できる制度です。支店では経験できない業務に挑戦したいと考え、人事課での採用業務を希望しました。これからインターンシップの運営にも携わる予定で、とても楽しみにしています。
通常の業務に加えて、制度を活用することは決して容易ではありませんが、将来の自身の『なりたい姿』を見据え、スキルアップやキャリア形成に励んでいます。制度を活用するときは、同僚に業務負担をかけてしまうこともありますが、周囲のサポートに支えられています。
周りの方々も新しいチャレンジを応援してくれる雰囲気で、『どんどん挑戦してこい』と背中を押してくれます」
入行からわずか2年弱の間で、西島は自分の成長を強く実感しています。
「財務内容や決算書の見方など、入行前にはなかった金融の専門知識が蓄えられていると感じます。銀行業務検定やITパスポートなどの資格取得も頑張っています。
加えて、仕事に対する価値観も大きく変わりました。学生時代は仕事を生活のための手段としか考えていませんでしたが、今では融資を通じてお客さまの夢のお手伝いができるすてきな仕事だとやりがいをもって働いています」
「SNSによる発信」への挑戦。伝統的な銀行業務を超えて、新しい顧客接点を創造
制度なども活用しながら積極的に挑戦を続ける西島が今後の展望を語ります。
「将来的には、SNSなどをもっと活用して七十七銀行の認知度向上や取引先の紹介に携わりたいですね。現在は地元タレントを起用したCMなどが情報発信の主流ですが、今よりも銀行のSNSなどを通じて直接情報を発信し、お客さまと銀行の双方にメリットのある広報活動を実現したいと思います」
七十七銀行の仕事以外の魅力について、西島は充実した福利厚生と働きやすい環境を挙げます。
「上司から『休みを取るように』と促されるほど、有給休暇は取りやすいです。基本的に土日祝日が休みなので、プライベートの予定も立てやすいですね。また、育休・産休制度も整備され、女性が活躍しやすい職場だと思います」
最後に七十七銀行で活躍できる人柄や価値観について、西島が語ります。
「コミュニケーションが上手な人が活躍している印象があります。お客さまとの会話が多い仕事のため、ロジカルシンキングができる人や、エピソードトークが得意な人が多いですね。
また、負けず嫌いな方も活躍しています。支店には同期や同世代が多いので、協力しながらも切磋琢磨する関係性があります。よい意味でのライバル関係がお互いの成長につながっているのだと思います。私も同僚に負けないよう、これからも挑戦を続けるつもりです」
※ 記載内容は2024年11月時点のものです
