接客と留学で育んだ、“人と関わる仕事”への思い
大学時代、私は3年間アパレルショップで接客のアルバイトをしていました。お客さまの年齢層も目的もさまざまで、日々多様なコミュニケーションを求められる中で、自然と接客スキルや人との関わり方を学ぶことができました。思うように成果を出せなかったり、失敗して落ち込むこともありましたが、お客さまからの「ありがとう」の一言が何よりの励みとなり、続ける原動力になっていました。
このアルバイトにはもう一つ目的がありました。大学2年生の夏から韓国へ短期留学するための留学費用を貯めることです。実際に留学してみると、言葉の壁に苦労する場面も多くありましたが、現地の学生の集まりに積極的に参加したり、休日も街に出て人と関わる機会を自ら作るよう心がけていました。
大学では経営学を専攻し、特に人的資源管理について学びました。企業における人材活用や職場環境の重要性を知る中で、「人と関わりながら、共に成長できる仕事」が自分にとっての働き方の軸なのだと気づいていきました。
就職活動では当初、公務員を志望していました。地元に貢献したいという思いからの選択でしたが、ゼミの先生や家族のアドバイスを受け、民間企業にも目を向けてみることにしました。そんな中で出会ったのが地方銀行という選択肢です。
銀行なら、個人・法人を問わずさまざまな人と関わりながら、地域の課題解決に貢献できる。そう感じた私は、自然と金融業界への関心を高めていきました。
七十七銀行との出会いは、就職活動の中でも特に印象的でした。最初の面談で対応してくださった女性行員の方の、仕事への熱意や前向きな姿勢に強く惹かれたのを覚えています。特に、女性のキャリア支援や働き方に関する取り組みを伺った際、銀行に対して持っていた固定観念が大きく覆されました。「この方と一緒に働いてみたい」と思った瞬間でもありました。
また、宮城県を中心に、私の地元である岩手県を含む東北地域全体の発展に関われるというスケール感も、七十七銀行を志望する決め手の一つとなりました。
多様な業務経験が導いた、気づきと成長
入行後は新入行員研修から始まり、以降もインターバル研修を通じて学びを深めています。同期と顔を合わせる機会があることも大きな支えとなっていますし、営業や融資など、専門的な業務に合わせた研修も充実しており、安心して新たな業務にチャレンジできる環境が七十七銀行には整っています。
私のキャリアは、まずテラー業務から始まりました。1年目から2年目にかけては、窓口での接客や為替、元方業務を経験し、銀行業務の基礎を身につけました。その後は窓口相談業務へ移り、より専門的なお客さま対応へとステップアップ。3年目には個人渉外、そして現在は融資業務を担当しています。
印象に残っているのは、窓口相談業務時代に投資信託をご案内したお客さまのことです。経験も浅く、説明もうまくできていたとは言えませんが、真摯にお話を聞いてくださり、最終的にはご契約に至っただけでなく、ご家族のお取引へとつながりました。「千葉さんに会いたくて来たんだよ」とおっしゃっていただけたとき、この仕事の喜びを強く感じました。
入行前は「男性社会」という印象もありましたが、実際には女性も多く活躍しており、男女問わずキャリアを築ける環境だと実感しています。結婚や出産を経ても働き続けている先輩方も多く、将来を考える上でとても心強く感じています。
お客さまと向き合い、成長する日々
現在は盛岡支店で融資業務を担当しています。宮城県外の支店ということもあり、個人のお客さまよりも法人のお客さまとの関わりが多いのが特徴です。日々担当先の企業を訪問し、現状をヒアリングしながら、融資をはじめとした課題解決に向けたご提案をしています。
支店としては、他の地方銀行では提供が難しいような多角的なサービスを通じて、より多くのお客さまと信頼関係を築くことを目指しています。私自身もその一員として、お客さまとのリレーション強化に日々取り組んでいます。ただ、本格的に融資業務を担当するようになった今は、まだわからないことも多く、自分に求められる役割を模索しながら、一歩ずつ業務に取り組んでいるところです。
特に印象に残っているのは、融資の実行などにおいて、お客さまにご迷惑をおかけした経験です。その失敗から、単なる期日管理だけでなく、案件全体の進捗をどう管理し、最終的なゴールへ向かって進めていくかという「進捗管理」の重要性を学びました。
失敗を重ねる中で、社会人として少しずつ成長していることを実感しています。学生時代の失敗は自分の中だけで完結することがほとんどでしたが、銀行員としての失敗はお客さまや職場の仲間など、周囲に大きな影響を与える可能性があります。新入行員時代に上司から「失敗してもいい。でも同じ失敗は繰り返してはいけない」と言われた言葉を、今でも大切にしています。自分だけで抱え込まず、報告・連絡・相談を徹底することで、早めの対応ができるよう心がけています。
また、チームの中で信頼関係を築くためにも、「素直で誠実な姿勢」で接し、感謝の気持ちを言葉と行動で伝えることを大切にしています。今はまだ、支えていただくことが多い立場ですが、少しずつでも自分が支える側になれるよう、努力を続けています。
キャリアの選択肢が広がる、七十七銀行の魅力
短期的な目標としては、融資業務の知識をさらに深めていきたいと考えています。現在は法人取引が多い地域で働いており、学びの機会に恵まれていると感じています。この環境を最大限に活かし、資格取得などにも積極的に挑戦していきたいです。
将来的には、営業店だけでなく、本部業務などにもチャレンジし、より広い視野を持った行員になりたいと思っています。これまで同期や先輩、上司、お客さまに支えられてきた経験を、今度は後輩へ還元できるような存在を目指しています。
七十七銀行の魅力は、何といっても「総合力」です。「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是のもと、銀行とグループ会社が一丸となってお客さまの課題解決に取り組める体制が整っており、幅広いフィールドで活躍できる環境があります。
今後入行を目指す皆さんには、「挑戦する気持ち」を大切にしてほしいと思います。当行では「Vision2030」に基づき、サステナビリティ関連事業やDXといった新たな分野にも積極的に取り組んでいます。専門的なスキルがなくても、成長意欲があればきっと活躍できる場所です。
私自身も、将来的には結婚や出産といったライフイベントを迎えると思いますが、七十七銀行には安心してキャリアを続けられる環境が整っています。仕事とプライベートを両立しながら、誰かのキャリアモデルとなれるよう、これからも成長を続けていきたいです。
