専門的な分野を学んでいた高専時代
──高専ではどんな勉強をしていましたか?
湯浅:僕が所属していたのは都市環境コースといって、いわゆる建築・土木系の分野をまんべんなく学べるコースでした。中でも水理学系の研究室に所属して、卒業研究のテーマは「とある外来種の貝が運河にどう影響を及ぼすのか」という内容でした。研究以外では建築設備系の授業が好きでしたね。
江口:僕は都市環境工学科出身で、土木系を中心に都市開発全般の勉強をしていました。研究室は材料系で「コンクリートの中の塩分を取り除くことで劣化を防ぐ」といった内容の研究をしていました。
──就職先についてはどのように考えていましたか?
江口:正直、就職先にはそこまで大きなこだわりはなかったのですが、とある授業の中で先生が「日本にはこれ以上建物を建てる土地があまり残っていない。これからは建物を作るよりも管理する時代だ」と言っていました。その話を聞いて、「ビル管理は息の長い仕事なんだなー」とぼんやり興味を持っていました。
湯浅:入学当初はそこまで深く考えていませんでしたが、授業で建築設備について学んだ際に設備にとても興味を持ちました。そのため、建物の設備に関わる仕事がしてみたいと考えるようになりましたね。
──ザイマックスを知ったきっかけは?
湯浅:研究室にザイマックスのパンフレットがあったのがきっかけです。パンフレットを見ていると、先生が「高専の先輩が行ってるし、楽しそうに働いているよ」と言っていたので、選考を受けてみようと思いました。
江口:僕は、夏のインターンシップに行く会社を探していた時に「ザイマックス」という社名がパッと目に留まったんです。気になってよく調べてみると以前から気になっていたビル管理系の会社だったので、インターンシップに行ってみようと思いました。
──インターンシップに参加してみてどうでしたか?
江口:単純に楽しかったですね。オフィスビルと商業施設でそれぞれ5日間ずつBMのお仕事を経験させてもらったのですが、ビルや施設の裏側は知らないことばかりで。設備の規模もとても大きく、詳しく見るのがおもしろかったですね。社員の人たちの人柄もよくていい雰囲気だなと感じていました。
──入社の決め手は?
湯浅:同じ高専出身の先輩も活躍されていて先生の評判も良く、かつ興味のある設備に関われる仕事だったということ。何より、いろんな種類の建物を扱っているということが魅力でした。その分たくさんの設備に触れることができると思ったので。
江口:インターンシップに参加した時には「ザイマックスがいいな」と思っていましたが、決め手としては社風や会社の雰囲気、ビジョンなどに共感できたことですね。「これからは管理の時代」と言う先生の言葉を実現できそうだと感じました。
BMとしてキャリアをスタート
──BMはどのようなお仕事ですか?
江口:僕はオフィスビルに配属になり、電気や空調、衛生設備など日々の設備の保守点検を行ったり、何か不具合が起これば修繕のための見積もり作成や工事の手配などを中心に業務を行っていました。
後は、ビルに入居されているテナントさんからの問い合わせに対応するなど人とコミュニケーションをとる機会も多かったです。
湯浅:僕は、初期配属が物流施設の現場でした。日常の点検業務などはオフィスビルと大きく変わらないですが、施設の特性上トラックの往来が多く、柱に車をぶつけてしまうといった事故への対応があったのが特徴的でしたね。
──印象に残っている仕事はありますか?
湯浅:1年目の9月ごろに、新たに竣工した物流施設の管理の立ち上げ業務に関わりました。新しくできる建物なので行政に届け出を行うものが多く、「建物を管理するためにはこんなことも必要なんだ」という学びがたくさんありました。
1年目ながら新しい案件に関われたのはとても良い経験でしたし、大変なこともありましたが楽しく仕事ができました。
江口:常駐していたオフィスビル近くの管理物件のテナントさんから、設備の不具合に関する連絡をもらって駆けつけた案件がありました。その場で作業を行って不具合を解消した際、テナントさんから「すぐに対応してくれてありがとう」という感謝の言葉をもらったんです。その時は仕事をやっていてよかったなと感じた瞬間でしたね。
──BMの仕事のやりがいはなんですか?
江口:先にもお話したように、ビルでお仕事をされているテナントさんから「ありがとう、助かった」と言ってもらえることですかね。困りごとをすぐに解決をして、直接感謝の言葉をいただいた時はやりがいを感じました。
湯浅:僕も、同じようにお客さまからの感謝の言葉をいただいた時ですね。ザイマックスの数ある不動産マネジメントの仕事の中でも、初めに困りごとが飛んでくるのは現場にいるBMですし、解決できた際に一番に感謝されるのも一番近くにいるBMです。そこがやりがいだと思います。
BMでの経験を活かして次のステップへ
──お二人ともBMから部署が変わったのですね。
江口:僕は工事事業部に異動になり、施工管理の担当になりました。ザイマックスの管理物件で行う修繕工事の見積もり作成や工程管理、現場管理など工事の始まりから完工までをトータルで管理する仕事です。
最初は、とあるオフィスビル一棟での工事を担当していましたが、その後はスーパーマーケットの改装工事からビル一棟単位のリニューアル工事など幅広く案件を経験してきました。
湯浅:僕は、FM事業部の公共施設マネジメントグループという所へ異動しました。そこは新しくできた組織で、初めに異動を伝えられた時は聞きなじみのない言葉に少し戸惑いましたね(笑)。
仕事の内容としては、行政の所有する公共施設の点検業務などを包括的に管理するというものです。年間5,000件の案件を管理していました。
──BMでの経験は活きましたか?
湯浅:公共施設マネジメントグループでは、大阪市にある約500箇所の施設を管理しています。その中で、たとえば学校なら先生、役所なら施設課の方など設備に詳しくない人たちとやり取りをすることが多いです。
そんな時にどう説明すれば伝わりやすいかということを、BMで設備の知識を蓄えていたからこそ考えることができたと思います。
江口:BMで点検していた設備を今の部署では工事で扱うようになっていますが、BM時代に扱っていた知識がかなり役に立っていますね。知識面以外だと、工事を行う際には現場のBMと連携することも多いのですが、どう依頼すればBMの人たちが動きやすいかなど相手の立場になって仕事を進めることもできるようになったと思います。
──今の仕事におけるミッションはなんですか?
江口:現在は、主に大阪南部の工事を担当しています。このエリアは大型物件が多く、当然工事の規模も大きくなり複雑な案件なんかも増えています。でも、異動してきた当初と比べると仕事のスピードは上がったと実感していますね。
湯浅:じつは、つい最近また部署が変わって、今はPM(プロパティマネジメント)の担当になっています。まだ異動したばかりなので、勉強の日々ですね。徐々に業務内容は身についてきていて、これから担当するビルの予算策定やオーナーさまに対する提案を行っていく予定です。
──今のお仕事のやりがいはなんですか?
江口:動かす金額が大きいことですね。数千万円規模の工事も多々ありますし、その分会社に貢献できている実感も湧きます。加えて、工事に関わる関係者は多く、自分が中心となって多くの関係者を動かすことも、責任がある分やりがいにもつながっています。
後は、BM時代と同じようにお客さまから直接感謝の言葉をもらうこともあって、とあるビルのリニューアル工事を担当してくれた際に、お客さまから「きれいにしてくれてありがとう」と言っていただけた際は頑張ってよかったなと思えた瞬間ですね。
湯浅:公共施設マネジメントのお仕事では、そのエリアに住む住民の皆さまの安心・安全な暮らしを守るお仕事でした。直接的に住民サービスを提供する仕事ではないものの、建物というハード面から間接的に地域の皆さまに役立っているなという実感はありました。
PMの仕事はまだ経験が浅くわからない部分も多いですが、建物のオーナーさまに対する提案を行うことでやりがいを実感できそうですし、これからが楽しみです。
これからも広く経験を積んでいく
──これから挑戦してみたいことはありますか?
江口:もっと規模の大きな工事に関わってみたいですね。数億円規模とか。どれだけ大きな工事を任せてもらえるかは自分のレベルアップを図る一つの基準だと思っていますし、もっとパワーアップして大きな案件も難なくこなせるようになりたいですね。
湯浅:今はPMに異動したばかりで、まだ3物件の担当です。経験を積めばもっと担当物件は増えていくと思います。扱う物件が増えたとしても、慌てることなく冷静に仕事をこなせるかっこいいPM担当になりたいですね。
──今後のキャリアについてどう考えていますか?
湯浅:これまで3つの部署を経験してきましたが、すべて不動産に直接的に関わる仕事です。せっかくザイマックスに入ったので、もっと幅広くいろんなことを経験していきたいですね。もともと新しいことに挑戦することは好きなので、これからもさまざまな仕事に取り組んでみたいですね。
江口:僕は、工事のプロフェッショナルになりたいと考えています。設備の知識や工事の知識をもっと蓄えて、「どんな工事でもかかってこい」と言えるようになりたいです。「工事に関してであれば、江口に聞けばなんとかなる」と言ってもらえるような存在をめざして頑張ります!
──どんな社会人になりたいですか?
湯浅:これまで、上司や先輩方にはよくしてもらって楽しく過ごせてきたと思っています。今度は、自分がこれまで見てきた先輩たちのような立ち振る舞いをして、後輩に還元できるようにしたいですね。一緒に働いていて楽しいと思ってもらえるような存在になりたいです。
江口:誰からも頼られる人になりたいです。同じ部署に理想の先輩がいて、その人は工事の知識がすごいのはもちろんのこと、場の雰囲気づくりもできて尊敬しています。自分もチームの良い雰囲気を作り出せるような先輩になりたいですね。
──最後に、高専生に向けてメッセージを!
湯浅:ザイマックスでは扱う建物の種類、数が多く、さまざまな部署がそれぞれ専門的な仕事をしています。幅広い経験が積める会社で、仕事に飽きることはないと思います。建物に関する仕事がしたいと思うのであれば、ザイマックスに来て損はないです。
僕自身、楽しく仕事ができる人と一緒に働きたいと思っています。好奇心旺盛で、なんでもチャレンジできる人をお待ちしています!
江口:不動産マネジメントという業種はメジャーではないかもしれませんが、幅広く経験が積める業界であると思っています。過去の自分もそうだったように、今やりたいことがはっきり決まっていない人にはぴったりな会社だと思います。
それぞれの分野のプロフェッショナルになれる会社だとも思いますので、ぜひ興味を持ってみてください!
※ 記載内容は2025年1月時点のものです
