コロナ禍で見つけた「なくならない仕事」への確信
- 学生時代はどのように過ごしていましたか?
大学入学後すぐに飲食店でアルバイトを始め、約3年間続けていました。ピザ専門店で、生地づくりから仕上げまで一からピザを作る仕事を担当していました。お客さま対応をしながら目の前でピザを作るスタイルだったため、ただの裏方ではなく「見られている中で作る」楽しさがありました。
仲間との関係も良く、仕事そのもののおもしろさと人間関係の良さがあったからこそ、大学生活の大半をそのアルバイトに費やすほど続けることができました。
- その経験から得たものは何ですか?
「自分の手で価値を生み出すことの楽しさ」と「人と関わる仕事のやりがい」を実感しました。ピザを一から作り上げる中で、どうすればより良いものになるかを考え続ける力が身に付いたと思います。また、お客さまと接する機会も多かったため、人と直接関わる仕事への興味が強くなりました。
- 就職活動ではどのような軸で企業を選びましたか?
自分の適性を考えたときに、パソコンに向かい続ける仕事やBtoBの仕事よりも、人と直接関わる仕事の方が向いていると感じました。そのため、接客経験を活かせる小売業を中心に企業を探していました。
- Vドラッグを知ったきっかけと印象を教えてください。
岐阜出身ということもあり、もともと身近な存在として知っていました。全体的にゆったりとした雰囲気があり、地域に根ざした安心感のある企業という印象を持っていました。
- 入社を決めた理由は何ですか?
大きく2つあります。
1つ目は、早期に店長を目指せる環境です。将来的にバイヤーになりたいという目標があり、そのためには店長経験が重要だとインターンを通して知りました。早い段階で店長として経験を積める点は、自分のキャリアにとって大きな魅力でした。
2つ目は、コロナ禍という時代背景です。就職活動中に「なくならない仕事とは何か」を考えたとき、地域の生活を支えるドラッグストアの存在に価値を感じました。人々の生活に不可欠なインフラとして社会に貢献できる点に強く惹かれました。
- 選考で印象に残っていることはありますか?
面接での出来事がとくに印象に残っています。面接官の方に「今日一番会いたかったです」と言っていただき、その言葉にとても心を打たれました。緊張していた気持ちが一気にほぐれ、この会社で働きたいという想いが強くなった瞬間でした。
また、他社と比べても非常に話しやすい雰囲気で、自然体で自分の考えを伝えることができました。そうした温かいコミュニケーションも、入社を決めた理由の一つです。
多店舗経験で視野を広げ、登録販売者資格の取得を経て店長へと成長
- 入社後の研修で印象に残っていることは何ですか?
登録販売者の研修が最も印象に残っています。一般用医薬品を販売するために必要な資格で、ドラッグストアで働く上では非常に重要なものです。研修は大学の講義のような座学形式で、講師の方から学び、最後に試験を受ける流れでした。
同じエリアの同期が5人いたので切磋琢磨しながら合格することができました。1年目で資格を取得できたことは、大きな自信につながりましたね。
- 入社後はどのような仕事からスタートしましたか?
最初は店舗運営の基礎から学びました。発注や納品、前出しといった基本業務を一つひとつ覚えるところからのスタートです。一番最初は食品売り場を中心に任せてもらいました。その後、徐々に業務の幅が広がり、自分の作業だけでなくパートさんへの指示出しも任されるようになりました。さらに店長に昇格してからは、従業員教育や稼働管理、採用計画等のマネジメントも担うようになり、責任の大きさとやりがいを実感しています。
- 入社後に印象的だったことはありましたか?
入社後に印象的だったのは、複数の店舗を経験できる環境です。1年目からさまざまな店舗で働く機会があり、それぞれの店舗の良さや工夫を学べたことで、視野が広がったと感じています。環境が変わる場面もありましたが、業務内容自体は大きく変わらないため、安心して仕事に取り組むことができました。また、どの店舗でもパートさん、アルバイトさんが温かく迎えてくださり、新しい環境にもスムーズに馴染むことができました。
- 複数店舗を経験したことで得られたものは何ですか?
店舗ごとの特性に合わせたやり方を学べたことが大きな財産になっています。売り場面積やバックヤード面積の違い、立地環境により、作業の優先順位や売場変更作業の工夫など、店舗ごとに効率的な方法があり、それを自分なりに吸収していくことができました。もし一つの店舗だけに在籍していたら、一つのやり方しか知らないままだったと思います。複数の店舗を経験したことで、より広い視点で仕事を捉えられるようになりました。
- 広い視野を得られる有意義な経験だったと思いますが、店舗異動に不安はありませんでしたか?
当時は大変だと感じることもありましたが、今では自分の成長にとって非常に良い経験だったと感じています。店舗が変わるたびに信頼できる人が増え、困ったときに相談できる関係が広がっていきました。今でもそのつながりに助けられることがあります。異動を通じて得た経験と人とのつながりが、現在の自分の土台になっていると感じています。
スタッフとの信頼関係が生んだ成果は何事にも代えがたい最高の瞬間
- 現在の仕事内容について教えてください。
現在は店長として、店舗全体のマネジメントを担当しています。最大の目標は、店舗の経常利益を伸ばしていくことです。経常利益を上げるためには「売上を上げる」、「経費を削減する」などがありますが、私は特に売上向上に注力しています。その中でも、お客さま一人当たりの買い上げ点数をいかに増やすかを重視し、日々売り場づくりに取り組んでいます。
- 店長としてどのような働き方をしていますか?
店長というと事務作業が中心のイメージを持たれることもありますが、実際には現場に立つことも多いです。シフト作成やスタッフの指導などの管理業務に加え、レジに入るなど現場の業務にも積極的に関わっています。現場とマネジメントの両方に関わることで、より実態に即した店舗運営ができていると感じています。
- 売上向上のために取り組んでいることは何ですか?
特に力を入れているのが、レジ周りの売り場づくりです。お客さまの動線を意識しながら、商品を配置し、会計時に「もう一品」手に取っていただける工夫をしています。具体的には、チラシ掲載商品を置いたり、Vドラッグのプライベートブランドなどお客さまが興味をひきやすい商品を展開したりしています。
こうした小さな工夫の積み重ねが、買い上げ点数の向上につながっていると実感しています。
- 店長としてやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?
売上が前年を上回ったときに、大きなやりがいを感じます。自分の取り組みが少しでも結果に影響していると感じられる瞬間は、やはり嬉しいですね。
また、数字に対して責任を持つことも、この仕事のおもしろさだと思っています。やった分だけ結果として返ってくる感覚があり、それがモチベーションにつながっています。
- 印象に残っている成功体験を教えてください。
「ロコベース」というスキンケア商品の販売が特に印象に残っています。エリア内で一番売れたという実績があるのですが、それは自分一人の力ではなく、従業員全員で取り組んだ結果でした。レジ担当のスタッフがビラ配りをしてくれたり、接客の中で別のスタッフが追加提案をしてくれたりと、全員が同じ方向を向いて動いてくれました。チームで成果を出せたことが、とても印象に残っています。
- マネジメントで難しさを感じたことはありますか?
店舗はメンバー全員のチームワークで成り立っているため、人間関係には特に気を配っています。体調不良でお休みして復帰した従業員へのフォローや、ちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝える等、過去に思うようにいかなかった経験があるからこそ常に意識するようにしています。
そのような意識が実ったエピソードとして、以前一緒に働いていたアルバイトさんが一度退職したのですが、私の異動先の店舗で再び声をかけたところ、戻ってきてくれたことがありました。これは以前の店舗で築いた信頼関係があったからこそ実現したことだと思います。
この経験を通して、環境の相性も大切ですが、それ以上に「人との信頼関係」が仕事において非常に重要だと実感しました。
バイヤーという目標に向けて、新たな後輩と共に歩み始める日々
- 今後の新たな挑戦について教えてください。
今月、私の店舗には新しい社員が仲間入りします。キャリア入社される方を指導するのは今回が初めての経験ですが、私が今まで先輩社員にサポートしていただいたように、困ったときに支えたり、頼りになる存在になれるよう丁寧な指導を心がけるべく、教育計画を練っています。「私が店長でよかった」と思ってもらえるように、信頼関係を築き、いち早くキャリアアップできるよう教育していきたいです。
- 人材育成において感じている課題はありますか?
従業員教育の難しさは日々感じています。例えば、接客時の声出しや作業スピードなど、こちらが伝えても、すぐに実践に移すのは簡単なことではありません。自分の中では当たり前になっていることを、相手にわかりやすく伝えることの難しさを実感しています。まだまだ試行錯誤の段階ですが、一人ひとりに合わせた伝え方を意識しながら、少しずつ改善していきたいと考えています。
- 今後の目標を教えてください。
現在の目標は、バイヤーになることです。売上をつくる上流の役割に魅力を感じており、年に2回、自分のめざすキャリアを会社に伝えられえる”自己申告制度”でも継続して希望を出しています。身近な先輩が店長からバイヤーへとキャリアを進めていることもあり、自分自身の将来像として具体的にイメージできています。これまで主に食品を担当してきた経験を活かしつつ、将来的にはさまざまな商品に関わってみたいと考えています。
- 会社の魅力はどんなところにありますか?
一つは、休みの希望が通りやすく、ワークライフバランスを整えやすい点です。まとまった休みも取得できるため、プライベートとの両立がしやすい環境だと感じています。
また、現場でのコミュニケーションを大切にする文化も魅力の一つです。従業員同士はもちろん、お客さまとも自然に会話が生まれる環境があり、人との関わりを大切にしたい方には非常に合っている職場だと思います。
- どんな人が活躍できると思いますか?
従業員やお客さまと積極的にコミュニケーションが取れる方だと思います。特別なスキルというよりも、日常的な会話や気配りを大切にできることが、この仕事では大きな強みになります。
- 最後に、入社を考えている方へのメッセージをお願いします。
私自身、入社当初は不安もありましたが、同期の存在にとても助けられました。一人で抱え込まず、周りの人とコミュニケーションを取りながら成長していける環境があります。
これからもバイヤーという目標に向かって、一歩ずつ挑戦を続けていきたいと考えています。皆さんもぜひ、この環境の中で自分の目標を見つけ、実現に向けて挑戦してほしいです。
※ 記載内容は2026年4月時点のものです。
