「トライアルならずっと成長していく」と直感した、IT×小売りの世界へ
現在、甘木店という店舗で食品部門のマネージャーを務めています。食品マネージャーとは、食品売り場全体の商品管理や売上向上に向けた施策を担いながら、チームメンバーの成長をサポートする役割です。日々の業務では、売れ筋商品の在庫状況や売り場のレイアウト、チームメンバーの動きなど、売り場・倉庫・数字といったあらゆる角度から現状を把握し、何を優先すべきかを判断してメンバーに伝えることが基本になっています。
具体的には、メンバーと一緒に売り場をつくったり、「今月はこの商品を全力で売ろう!」という共通の目標を設定してチーム全員で同じ方向を向けるよう働きかけたりしています。また、数字の変化や人間関係の様子など多方面から問題点を見つけ出し、改善につなげることもマネージャーとしての大切な仕事です。食品部門の中だけにとどまらず、他の部署のメンバーとも積極的に関わりながら、店舗全体がより良い方向に向かえるよう動くことも意識しています。
そんなトライアルに入社を決めたのは、就職活動で小売業と金融業の二択で悩んでいた時期のことです。正直なところ、最初はスーパーなどの小売業に対して「誰でもできる仕事なのでは」「少子高齢化が進む中で人手が足りなくなって成り立たなくなっていくのでは」という偏見を持っていました。
ところが、トライアルのことを知るうちに、その考えは大きく変わりました。トライアルはITを活用して小売業の課題そのものを解決しようとしている会社で、他社とは圧倒的に異なる差別化された武器を持っていると感じたんです。少子高齢化などの社会問題を、テクノロジーの力で乗り越えていく姿勢に、単純にわくわくしました。時代の変化とともに衰退していく企業が増えていくであろう未来においても、「トライアルならずっと成長し続けるんだろうな」と直感で感じたことが、入社の決め手になりました。
選考を通じて接した人事の方や先輩社員の方たちが、トライアルの魅力を熱く語ってくれる一方で、現状の課題についても正直に話してくれたことも、好印象として残っています。飾らずにリアルを伝えてくれる姿勢が、会社への信頼感につながりました。そうして入社を決めた今、「IT×小売り」というフィールドで、自分自身も成長しながら活躍したいという気持ちは、入社当初からまったく変わっていません。
「無視されたらどうしよう」IT万能・ベテラン怖い、入社前の正直な不安
入社前、正直なところ、この会社に対してかなり理想化したイメージを持っていました。「なんでもIT!IT!」という感じで、売り場のあらゆる業務が最新テクノロジーで回っているのだろうと想像していたんです。レジはすべてスキップカートやセルフレジに置き換わっていて、カメラや会員情報から収集した購買データを全スタッフがリアルタイムで確認しながら働いているのだろうと。そして若いうちから積極的に挑戦できる機会があって、早い段階で店長などのポジションに就いていくものだというイメージも持っていました。
でも、入社前の不安という意味では、ITよりも「人」の部分がずっと大きかったと思います。店舗で働くとなると、一緒に仕事をするのは自分よりもはるかにキャリアの長い、年代の全然違うベテランの方々が多いというイメージがあって。スーパーマーケットという業種は、アルバイト経験でもないかぎり、入ったばかりのころはありとあらゆるやり方や考え方をイチから聞かなければならない世界です。そんな中で「ちゃんと教えてもらえるだろうか」「質問しても無視されたりしないだろうか」と、かなり深刻に悩んでいました。
もうひとつ気になっていたのが、勤務地と異動のサイクルです。全国にお店がある会社なので、いったいどこに配属されるのか、どのくらいの周期で次の店舗に移るのかがまったく見えなくて、漠然とした不安がありました。
こうした不安を解消しようと、就職活動の中では説明会で先輩社員の方や人事の方に積極的に質問するようにしていました。印象的だったのは、他の企業の選考ではどうしても良いところしか教えてもらえないことが多かったのに、ここではわかりやすく、そして正直に答えてくれたことです。勤務地については、人事の方から「入社後は同期が複数いること」「最初の一年間は同じ店舗に勤務できること」を教えていただき、だいぶ気持ちが楽になりました。それでも不安がゼロになったわけではありませんでしたが、「若いうちこそ新しい環境や挑戦の機会を増やして成長したい」という気持ちの方が上回って、入社を決めることができました。
「仲間!」と感じるほどの温かさと、実験を繰り返しながら成長する会社のリアル
入社前、正直なところトライアルに対して「IT企業らしく、合理的・効率的に物事が進む会社なのだろう」というイメージを持っていました。でも実際に働いてみると、まず驚いたのは「人と人とのつながり」の温かさでした。これは良い意味での大きなギャップです。
売り場に立っていると、まるで友達に話しかけるような気軽さで声をかけてくださるお客様がいます。常連のお客様が私の顔を覚えてくださって、「あ、いつもの人だ」という感じで自然に会話が生まれる瞬間は、本当に嬉しいですし、この仕事のやりがいを強く感じる瞬間です。お客様との距離の近さは、入社前には想像していなかったものでした。
従業員同士の関係も同じです。プライベートの些細な話をしたり、お互いに愚痴を言い合ったり、困ったときには助け合ったり。「仲間!」という言葉がぴったりなくらい、チームとして一緒に働くことがとても楽しいと感じています。今の店舗は私にとって三店舗目なのですが、一店舗目や二店舗目で一緒に働いていた同期や先輩社員の方々とは、今でもプライベートで遊びに行ったりご飯を食べたりしています。日々の業務で困ったときには相談に乗ってもらうこともあり、本当に心強い支えになっています。
一方で、ネガティブな意味でのギャップも正直に話しておきたいです。トライアルは成長し続けている会社なので、すべての技術や施策が整う前に「まずは実験してみよう」というスタンスで動くことが多いんです。そのため、入社前に説明会で聞いていたことと、実際に現場で体験することが大きく異なると感じる場面が少なくありませんでした。
例えば、新しいアプリを大々的にアピールするためのイベントを開催したとき、システムの不具合が多数発生して、現場のあちこちでトラブルが起きました。そのときは、まず情報収集を行い、関係部署に問い合わせ、知り合いの社員に電話をかけて問題の原因を特定するところから始めました。そして店舗の従業員全員に対応方法を共有し、お客様一人ひとりに真摯に説明しながら対応していきました。慌ただしくて大変でしたが、チームで乗り越えたという感覚がありました。
また、説明会でカメラで売り場を管理する技術について紹介を受けていたのですが、実際にはまず一部の店舗で実験を行い、費用対効果を検証してから全店導入するかどうかを判断するという進め方でした。最初は「イメージと違う」と戸惑いを感じましたが、今ではこうした進め方がトライアルの文化として根付いていると理解できています。
いきなり多くの費用をかけて失敗するよりも、小さく始めて実験し、根拠を持ったうえで大規模に展開していく。それは「むやみに失敗を許容する会社」ではなく、「ちゃんと考えて挑戦する会社」だということです。成功体験も失敗の経験も積み重ねながら会社が成長していると思うと、そのリアルな現場に立ち会えていることを、今はポジティブに受け止めています。
「失敗してもまた挑戦できる」、それがトライアルで働く一番の魅力
入社後のリアルを知った今、改めてこの会社の魅力を感じているのは、失敗を重ねながらも挑戦する機会をたくさんいただけるところです。
実際に、こんな経験がありました。自分がどうしても売りたいチョコレートがあって、大々的に販売したことがあったんです。でも、気温がこれから上がっていく時期だったことを見落としていて、お客様の視点に立って「今これが欲しいか」を考えることや、季節ごとの売上傾向を考慮することができていませんでした。結果、在庫がたくさん余ってしまうという失敗をしてしまったんです。
ただ、その経験はとても大きな学びになりました。なぜ失敗したのかを深く掘り下げて、次に失敗しないためにはどうすればいいかを自分なりに考え、また挑戦する機会をいただけました。失敗しっぱなしで終わりにならず、そこから学んで次に活かせる環境があることが、この会社の大きな魅力だと思っています。
今後の目標としては、まず副店長になること、そして将来的には支社長(流通事業の地域責任者)を目指していきたいと考えています。ただ正直なところ、今の自分にはまだまだ足りないことがたくさんあります。売り場全体を俯瞰して見る視野の広さも、仕事に必要な専門的な知識も、まだ十分ではありません。
だからこそ、ASさん(パート・アルバイト)の方や先輩社員、店長に積極的に質問したり、挑戦の機会をいただいたりしながら、なりたい自分に向けて自分から努力することを日々意識しています。受け身にならず、自分で考えて動くことが、この会社では特に大切だと感じています。
最後に、入社を考えている方へ伝えたいのは、トライアルはITの普及や少子高齢化といった社会の変化の中でも、守りに入らず成長し続けることを目指している会社だということです。変化が激しい時代だからこそ、活躍できる機会やポストが他の会社よりも多く用意されていると感じています。自分の目標に向かって主体的に動ける人、そして周囲とのコミュニケーションを大切にしながら素直に学べる人は、特に力を発揮できる環境だと思います。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

